地元の新月伐採材で建てた家を見学1

桂川・相模川流域協議会のプロジェクト
10日の土曜、山梨県上野原町に地元産の新月伐採材で建築中の家の見学に出かけてきました。これは桂川・相模川流域協議会が進めるプロジェクトで、流域の木材の流通を活性化させることで山を守り、流域の自然、飲料水資源を守ろうという目的です。昨年9月23日に行われた新月伐採の見学会に続き、今回はその材を使って建築中の現場を見せていただきました。学生を中心に関係者含め30人ほどの参加でした。
44年物のヒノキ材50本を使いきる
現場は上野原町立病院の近く。斜面を造成した土地で、すでに母屋が立っており、今回は離れとして、予算1000万円で建築中の物件です。建築面積46.38㎡、延床面積78.68㎡。離れなので風呂場はなく、キッチンも簡易なものとはいえ、柱や梁のほとんどに地元産のヒノキ材を使っており、かなり割安感があります。地盤が弱く、支持地盤まで3mほどコンクリの杭を打ったことも含めると、割安感はさらにアップしますね。最大の特徴は、切り出したヒノキ材をすべて使いきったという点だと思います。丸太を「葉枯らし」にして「玉切り」にし、根元に近い太い部分からは4寸×5寸の柱。上のほうの細い部分からは3寸×3寸の材を採り、屋根の垂木に使用しています。さらに細い材は1階の壁材にと、50本すべてを使い切ったので気持ちよかった、とは設計士の感想でした。

3寸×3寸の太い垂木に38ミリの無垢の杉板張りの屋根。断熱材は不使用
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