ヴォーリズ展in汐留
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重い住宅取得費負担が貧しい人生の原因
国交省の進める『超長期住宅先導的モデル事業』、通称200年住宅について考えてみたいと思います。そもそも200年という数字に大きな意味は無く、25年前に提唱されるも普及しなかった「センチュリー・ハウジング・システム(100年住宅)」よりも長寿命を目差すという意味合いのネーミングだそうです。ですから200年住宅として認定されたからといって、200年の寿命を保証されたわけではなく、はっきり『何年持ちます』と宣言している企業もありません。内容はわれわれ消費者がしっかり吟味しなければいけないわけです。
とくに導入期である今は、200年住宅のスタンダードが形成される大事な時期です。天下り防止法が骨向きにされたように、200年住宅の内容が形骸化されないよう、細部にこだわって考えてゆく必要があります。その足場は、これまでの日本の住宅の短寿命を完全否定する立場に置かざるを得ません。20年30年で建替えなくてはいけないような住宅を、一生掛けて払い続けなくてはならない高額ローンで購入させられる状況を変えるチャンスです。住宅取得費を負担しなくてすむとしたら、人生はどれだけ豊かになることでしょうか。ヨーロッパでは数世代に一度、住宅を建てるというのが常識だそうです。生涯賃金2億円の会社員が4000万円のマンションを購入し、6000万円のローンを支払うのは馬鹿げた人生の浪費です。6000万円あれば生活の質を向上させ、大概の欲しいものが買え、旅行も楽しめ、老後の心配もずいぶんと解消されることでしょう。人生の質を上げるためには、まず住宅の質を上げなくてはいけないのです。
住宅を財産として代々受け継ぐ。これこそ個人が自立するための基本です。作っては壊しの粗悪品は、いかにテレビで安さを宣伝していても末路はゴミ屑。ハッピーライフは手に入れられません。100年200年と住み続けられる住宅を手に入れる。あるいは、現在の住宅をリフォームしてできるだけ質の高い長寿命な住宅に育てていく。そのためのノウハウをご紹介してゆきたいと思います。
200年住宅を実現するためのポイントは2つ。50年から100年の超長期低利ローンとメンテナンスフリーの住宅です。とくにメンテナンスフリーが重要。10年ごとのメンテナンスに100万円単位の費用がかかるなら、それは建て替えたほうが安くつく。そうでしょ?
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