腸内細菌が世界を救う

牛、羊をやめてカンガルー肉を食べる

オーストラリアの学者が、「メタンガスをほとんど出さないカンガルー肉を食べて、牛や羊の数を減らせば、CO2の21倍の温室効果があるメタンガスを効果的に削減できる」という提案をしています。反芻動物は胃の中で細菌の力を借りて草から栄養を摂取していますが、その過程で多量のメタンガスを発生しているのです。とりあえず、牛を食わずに、カンガルーや馬、ダチョーなどの肉を食べようじゃないかというのは、有りじゃないでしょうか。

考えられるもうひとつの方向性は、牛の中の腸内細菌を遺伝子操作などで変化させ、メタンをたんぱく質などの栄養に変えるという方法ですね。これができれば牛の成長効率も高くなり、一石二鳥。インドなどで野放しになっている牛やアフリカの反芻動物にもにも応用できるので、さらによろしいかと。

人も断食を経て草食動物になれる

先日、断食と青汁ダイエットを徹底して、1日に青汁60グラムだけで生きられるようになった女性の本を読みました。これは、断食によって従来の腸内細菌が死滅し、生の青野菜に付着していた細菌が腸内で繁殖。腸の中が馬や牛のような草食動物のものに入れ替わったためだと思われます。ゲップやおならに苦しめられているというエピソードはなかったので、おそらく牛の腸内細菌相とは違うでしょう。これが世界中で実践されれば、食糧問題は一気に解決しそうです。極端な話、道端の雑草を摘んできて、青汁にして飲んでも生きてゆけるのですからね。まあ、ちょっと味気ないのは確かですが…。

菜食主義は有りかもしれない

青汁だけでは味覚的に耐えられそうにありません。しかし、この年になると、菜食主義への転向はありかもしれません。この夏、クラインガルテン3箇所の取材にいってみて、取れたての完熟野菜の旨さを痛感しました。あれなら十分満足できそうです。ローフードがブームですが、腸内細菌相の部分を掘り下げて、健康面の理論を再構築したら、もっと大きなブームにできるかもしれません。とりあえず、ジャンクフードを食べていては、長生きも健康的な暮らしもできないのは確かでしょう。

長寿の家系の腸内細菌相を調べる

60億人もいる人間の腸内細菌相がバラエティーに富んでいるのは間違いないところです。長寿の家系の腸内には共通の特別の細菌が繁殖しているかもしれません。プロバイオティクス研究の最先端は、おそらくそんな分野にも及んでいそうです。将来的に人類は草食人類と、その他の雑食および肉食人類に別れ、身体的な特徴にも大きな差が出てくるのではないでしょうか。

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温暖化が地下核実験の結果なら…

地熱発電で地球を冷ませ

地球温暖化はCO2が原因ではなく、アメリカなど核保有国が繰り返してきた地下核実験の影響ではないか。アメリカがCO2削減に消極的な理由は、CO2を削減しても温暖化が止まらず、本当の原因が知られてしまうのを避けるため。そんな俗説もあるようです。核実験が原因かは別にして、地球内部の温度上昇が温暖化に影響を与える要素だとすれば、その熱を利用して発電することで温暖化を緩和することができそうですね。

温度差を利用してスターリングエンジンで発電
地下2000m~3000m、あるいはそれ以上の穴を掘り、巨大なスターリングエンジンを設置します。スターリングエンジンの密閉されたシリンダーの中にはCO2を封じ込めて一石二鳥。まあピストン内の磨耗に対応するのが難しいですか。やはり密閉したシリンダー内にタービンを仕込みますか。地下の熱を吸い上げるという意味では、地表部分にまで熱をまず持ってきて、そこでスターリングエンジンという手もありそうです。

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米国でも水を常温常圧で電気分解する触媒が発表された!

MITの研究チームが発表した信憑性

マサチューセッツ工科大学のダニエル・ノセラ教授のチームが発表した触媒は、コバルトとリン酸塩という一般的な資源を使って、常温常圧で、水から酸素を生成するそうです。水の電気分解は、まずプラス極で酸素を生成し、次にマイナス極で水素を生成するプロセスだとか。このプロセスに関係する電子の数が水素の2倍(4電子)あり、より複雑な酸素の生成プロセスのコストダウンに成功したかもというお話です。MITの研究チームの発表ということで、非常に信憑性を感じるわけです。

大阪の水で走る自動車もあながち…

同様の話には、このブログでもつい最近取り上げた大阪のベンチャーの水で走る自動車があります。あれきりで音沙汰がないですが、どうしていることでしょうか。今回の発表でにわかに注目が集まり、全容が明らかになるかもしれません。こちらも楽しみです。使う触媒の種類が違うとなれば、さまざまな技術革新の可能性があるということで、ますます有望ですね。

電線と電話線をめぐる長い戦いの始まり

この技術を使った燃料電池が普及したら電力会社の役割が、今とはまったく別のものに変わります。電力供給だけを考えると、電線や電柱、変圧器などは不要になり、これをどう処理するか。景観や安全性の面からは無いほうがいいのですが、廃棄物として処理するのはもったいないしコストが大変だということで、電力会社は存続させる方向で必死になるのでしょう。となると、光ケーブルのような情報伝達網としての利用に活路を見出すのでしょうか。

そもそも太陽電池とこの水分解システムと燃料電池があれば、電気は自宅でほぼただで作れ、電力会社はいらないし、石油会社もいらないということになります。普及に対する物凄い抵抗が予想されますね。

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カナダで人の排泄物からバイオガス供給

江戸の長屋の肥しのような発想

バンクーバー・ノースショア地区で、下水処理場で人の排泄物からバイオガスを収集・精製し、100世帯以上に供給するというプロジェクトがスタート。来年7月の供給開始を目差す計画だとか。ガスは純粋なメタンガスに近く、無臭で、燃焼時に汚染物質が排出されることもないそうです。

江戸時代の長屋では、ひとつしかないトイレに溜った肥しを近隣の農家が喜んで購入し、大家はその金で正月を迎える準備を整えたとか。食糧事情のいい大名屋敷の肥しは高く、次いで商家、庶民とランク付けもされていたそうです。排泄物からエネルギーをという発想、ちょっと江戸時代の肥しの話を思い出してしまいました。

都市の下水は巨大なエコ資源。東京都も真剣に取り組み、「自前のガス田」を開発してみてはいかがでしょうか。周辺住民には割引価格で提供すれば、反対運動も起こらないと思いますがいかが?

世界の都市インフラのスタンダードになりそうな気がします。

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富士山トラッシュ・チャレンジ

8月2日、3日は富士山でゴミ拾い

山と渓谷社の主催で富士山のゴミ減量大作戦が行われるそうです。登山者1人1人が少しずつでもゴミを拾うイベントは、夏の間、毎週末でもスポンサーを替えて続けてほしいものです。静岡県、山梨県が恒久的にピンバッチでも配布してくれれば、富士登山=ゴミ拾いとセットというコンセンサスが生まれるような気もします。富士山トラッシュ・ステーションを開設して、拾ったゴミを周辺商業施設の割引券と引き換えるというのもよさそう。その場でプラスチックゴミを石油に替えたり、アルミ缶をブロックに固めたり、環境教育の場にするといいのではないでしょうか。NPO法人の出番でしょうか。

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北極の氷がこの夏に解けるかも!

本当に解けてしまうのか?
北極海の氷が、この夏にも完全に解けて無くなってしまう可能性があるそうです。ついこの間までは2040年には消失しているかも、といっていたはずですが、なんとこの夏です。1ヶ月経たないうちに北極の氷がなくなってしまうかもしれないというのです。ホッキョクグマは絶滅です。知り合いに剥製マニアがいて、ホッキョクグマの剥製を持っていますが、物凄く貴重なお宝になりそうです。昔、越後湯沢のリゾートマンションの1室でも見たことがあります。日本には意外に多くのホッキョクグマの剥製があるのかもしれません。

クマの運命も気になりますが、われわれ人類にとっても他人事ではありません。氷が反射していた太陽熱を海が直接受けることになり、これが海水温の上昇に繋がり、温暖化に拍車がかかるそうです。天候不順から食糧生産が激減し、飢餓が蔓延。世界中で内乱や紛争が勃発し、第3次世界大戦が始まるのかもしれません。

現実は想像を超えて悪化する
実は、北極の氷を核爆弾で溶かすというテロ小説のストーリーを思いついて、酒を飲みながらこねくり回していたのです。が、現実が想像を超えそうになってあっけに取られています。どんな影響がでるのか、空恐ろしい気分になっています。
ストーリーは、アメリカに代表される資本主義社会の崩壊をもくろむテロ集団が、地球的規模の環境テロを計画。イエローストーンの巨大火山を核爆弾で噴火させるという計画を当局が掴むが、実はダミーで、本当の狙いは北極海の氷だったという筋なのですが、ハワイ島東側の巨大海底地すべりによる大津波がアメリカ西海岸を襲うという案に変更する必要があるようですね。
冗談めかしていますが、北極の氷が消えたら本当にどうなってしまうのでしょう。もしも本当に消えてしまったら、2008年の夏は人類滅亡へのカウントダウンがついに始まった夏として、語られるようになるのかもしれません。

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あの水だけで走る車はこの後どうなる?

本当なら究極のエコカーだが
大阪のベンチャー企業が先日「水を燃料に走る車」を発表しましたね。触媒だけの力によって水を水素と酸素に分解し、その水素を大気中の酸素と反応させて発電する燃料電池車の1種です。もし本当なら世界の構造を一変させる大発明だと思うのですが、世間は一向に騒ぎません。どうしたことでしょうか。水をタンクに入れるだけで水素ができるのですから、CO2もNOXも一切発生しません。すぐに産業界一丸となって大増産し、車や家庭用電源として普及させれば、環境問題も南北問題もすべて解消できるかもしれない。ところが…。

既知の触媒反応だそうですが
「水を水素と酸素に分解する触媒反応はすでに6種類ほど知られている」とその企業の広報担当は応えていました。そのどれかを使ったものなのか、それともまったく別の種類のオリジナルな触媒反応なのか。技術の核心部を明らかにしなかった公開実験だったために、マスコミは半信半疑で慎重になっているのでしょうか。あれから続報がほとんどないのが気になります。この発明はインチキな金集めの仕掛けという可能性も考えられますが、ひとまず「本当の世紀の大発明」だという前提で話をすすめましょう。

なぜ種明かしはされないのか
もし誰でも利用できる既知の知識、技術だけで構成されたシステムだとしたら、種明かしに慎重なのは理解できます。大企業にいとも簡単に横取りされてしまいますからね。発明を利益に結びつける部分が一番難しいところです。「現在特許出願中」というコメントも、気付いた範囲ではありませんでしたから、おいそれと種明かしはできないのかもしれません。ですが、それが無いために現実感が希薄になっているもの事実。洞爺湖サミットに併せて、第2弾のプレスリリースがあり、技術の核心部が明かされるという展開だといいのですが。

大企業は直ぐには飛びつかない
仮に本物の大発明だとしても、大企業は直ぐには飛びつかないのでしょうね。自動車メーカーは自分のところで燃料電池車やハイブリッド車、水素燃焼車などを巨額の投資をして開発していますから、それが一瞬にして陳腐化する「大発明」など、迷惑千万なだけ。石油会社にしても「もう石油はいりません」といわれているようなものなので、内心「本当ならぶっ潰してやる」と思っているに違いありません。しかし、大企業やハイエナ投資家の既得権益を守るために、「人類に貢献する真の発明」を闇に葬るというアメリカの歴史を繰り返す余裕は、もうわれわれには残されていないのじゃないでしょうか。

真偽を明らかにする続報を待つ!
果たして地球を救う大発明なのか、それとも大掛かりな詐欺話なのか。事の真偽はいつ明らかになるのでしょうか。もしかしたら、件のベンチャー企業は、鍵を握るレアメタルを密かにかき集めている最中で、その資金を出資してもらうためだけに開かれたプレス発表会だったのかもしれません。レアメタルの値動きに異変はありませんか?

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神奈川県なら電気自動車の燃費が無料に!

スーパーやレストランの駐車場で無料充電
神奈川県進んでます。来年度に市販が本格化する電気自動車(これは三菱のことだと思われますが)の普及促進のため、スーパーやレストランなどの駐車場に無料で充電できるコンセントを設ける方針を決めたそうです。14年度までに県内1000箇所の無料充電ネットワークを作りたいという方針だそうで、そうなると、限りなく燃費ゼロ円で車を維持することもできそうな気配がしてきました。昼間の用事で何らかの駐車場に車を止めるたびにこまめに充電を繰り返していけば、夜間に自宅で充電する電気代をほとんどかけずにすむ使い方もできそうですから。

先々はなんらかの形で課金だろうけど
電気自動車が普及すれば、何らかの形で課金して、電気スタンド所有者に分配する形がとられることになるとは思います。でないと、無料の電気が占める比率が高くなり、電力需要を圧迫して電気代が高くなったり、いろいろと多方面に不都合な事態が起きそうですからね。まあでも、燃費無料、高速代無料の世の中になったら、どんなに暮らしやすくなることか。国民の利益を考えて国が動けていれば、そんな世の中が実現していてもおかしくは無いのですから、この神奈川県の試みの政治・行政への影響力は思っている以上に大きいかもしれません。国が変わるきっかけになるのかも知れないと思います。

補助金上乗せや税減免も
神奈川県では購入時に国から出る補助金の半額上乗せ(たしか合計で100万円ほど)と、自動車取得税・自動車税の9割減免、県内高速道路料金の半額キャッシュバックなども行うそうですから、神奈川県の地価、不動産価格の上昇にも繋がりそうです。こうした手法で過疎化を緩和したり、売れ残りの公共住宅団地を捌いたりもできるでしょう。今後しばらく、神奈川県の動向から目が離せませんね。公共の場所(パチンコ店や居酒屋も含めて)での全面禁煙も実施する方向の神奈川県と松沢知事。とても面白いです。もしかしたら、将来の首相就任をも見据えているのではないかと思います。

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アメリカで自家製エタノール製造機が発売へ

砂糖とイーストでビールのように醸造
米ベンチャーのE-Fuel社が今年後半に発売するのが自宅でエタノールを精製し、燃料として車に給油できるという「EFUEL100 MicroFueler」(9995ドル)。砂糖とイースト、水と電力だけでエタノールを精製でき、コストは1ガロン(3.8リットル)あたり1ドル。4.5~6.4キロの砂糖から1ガロンを精製。1日5ガロン精製できるそうです。簡単に言えば自家製ビールでやっていることを電気を使ってスピードアップするシステムですね。

砂糖を使うのでは意味無し
問題は砂糖という食料品を原料にするシステム。トウモロコシからバイオエタノールを作るのと同じで、食糧危機に直結します。アメリカはどうしてこういう発想しかできないのでしょうか。よっぽど食料が余っているんでしょうねえ。1ガロン1ドルということは、単純に計算すると1リットル27円。しかし日本ではこうは行きません。砂糖1キロはスーパーでだいたい160円前後。これが6キロとして960円。イースト代、電気代は別にして、1リットル250円見当です。アメリカって砂糖の値段が日本の10分の1なのか?

飲み残しの酒も利用できるところは注目
砂糖を原料にするのは全面否定ですが、この機械、飲み残しのビールやワインなどの酒も原料に使えるそうです。醸造酒のなかに残っている糖分を利用するという意味なのか、あくまでも主原料の砂糖の添え物として、一緒にエタノールにすることもできるという意味なのか。後者だと思いますが、飲食店のゴミ減量には有効利用できそうです。砂糖以外の糖分の利用ができるようになればエコロジーな装置といえるでしょう。それにしても個人の家庭では持て余します。5キロも6キロも糖分のゴミなど出ませんからね。以前に生ゴミからバイオディーゼル燃料を生成するアメリカの装置を紹介しましたが、これの方が実用的かと思います。値段も400ドルくらいだったはず。

船場吉兆にはお勧めしたい
こうした装置は飲食施設や団地、集合住宅などの生ゴミ処理として活用するとよさそう。とくに船場吉兆にはぜひお勧めしたいところです。あるいは地域のエコセンターを設置して、他の資源リサイクルと一緒に運営する。電子機器の貴金属リサイクルなども絡められるし、都市型の新ビジネスとして十分成立するのではないでしょうか。

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家庭用燃料電池がいよいよ安くなる!

松下電器が100万円以下で来年発売予定
家庭用燃料電池の商品開発の動きが活発です。松下産業はPEFC(固体高分子形)の普及モデルを今年6月から生産し、来年に100万円以下で販売するそうです。定格1000w機で発電効率は過去最高の38%(500w~1000w運転時の平均)。750w運転時では39%。効率は300wでも34%とあまり低下しません。熱回収率は1000wで55%、750wで50%。寿命も40000時間、起動停止4000回をクリアということで、通常の使用で10年は持つレベルだとか。導入すると一般家庭で22%のエネルギー削減になるそうです。

PEFCのかかえる第1の問題は、触媒に高価な貴金属のプラチナを使用するということ。心臓部のスタックのコストが燃料電池全体の6割強を占め、そのスタックのコストの8割近くをプラチナが占めるということですので、5割弱がプラチナの価格という計算になります。従来300万円~600万円といわれていた家庭用PEFCを100万円以下で出すというのですから、プラチナ使用量を大幅に削減できたということでしょうね。その辺、詳しく発表していないのですが、最近はいろいろな材料系企業がプラチナ使用量を減らした触媒技術を発表しているので、どこかと提携したのかもしれませんね。

松下産業では、量産によって将来的にこの家庭用燃料電池の価格を60万円程度にしたいそうですが、プラチナが年間200トン程度しか採掘されず、半分は車の排ガスを浄化する触媒に使われているので、単純に量産すれば安くなるというわけではないでしょう。国内貴金属リサイクルの徹底と電気自動車の普及で,相対的にプラチナ価格を下げるか、触媒にプラチナを使わない技術を実用化するか。すでに触媒にプラチナを使わない技術を商品化している企業はあるので、松下産業はそこの技術を使っているのかもしれません。価格の下げ幅が大きすぎますからね。

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自販機でソーラー発電!

自販機用ソーラーシステム
電源開発ベンチャーのジェット・NEKO(宮崎市、小橋川史龍社長)が、自動販売機向けの太陽光発電装置「ソラ・タカ」を開発したそうです。実験ではソーラーパネルを太陽光に8時間さらすと、1200ワットの発電が得られ、清涼飲料を売る一般的な販売機なら1日の電力使用量(24時間ベース)の約3割をまかなえるとか。これは素晴らしい商品です!

自販機の消費電力は原発2基分
なんといっても世界で一番自販機の多いわが日本。その消費電力の合計は、何と原発2基分というからそら恐ろしい。すべての自販機にこの「ソラ・タカ」が設置されれば、消費電力は原発1・4基分に減少できるわけです。さらに、夜間の消費分は、多めに見ることもできます。火力や原子力発電機は、夜間止めて朝が着たらまた始動するというわけにはいきません。夜間の電力は放っておけば無駄になってしまう分ですからね。

一歩進めて自販機を災害対策インフラに
さらに考えを一歩進めて、自販機を蓄電池や災害時の電気供給源として位置づけてみてはいかがでしょうか。大震災の際に電力供給がストップしても、ソーラー発電で電力供給できる設備が街中に確保できることになります。使い方を旨く考えれば、これはかなり有効な災害対策インフラになりますよ。

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かっこいい燃料電池バイクたち

先週末に国際太陽電池展&国際水素・燃料電池展へ行ってきました。その会場で展示されていたかっこいい燃料電池バイクの写真をアップします。なかでもスズキのバイク(クロスケージというそうです)はあの名車カタナを彷彿とさせるデザインで、発売されたらバカ売れでしょうね。値段は100万以下じゃないと厳しそうですが…。

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このバイクに搭載されている空冷式燃料電池は、イギリスのシステム・エナジー社の開発したものだそうです。

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燃料電池を本当にエコにする革新的な技術開発

先日、出光興産とコロナが複数の燃料から水素を取り出せるハイブリッド改質機を発表しました。灯油などの液体燃料からもLPガスのような気体燃料からも水素が取り出せるという優れもの。燃料電池の汎用性を高め、普及を後押しすることでしょう。日本の化石燃料の海外調達は先行き不安定になっていますから、その時々で安い燃料を選択できるというのはメリット大です。

COやCO2を出さずに水素を製造する触媒
しかし、これを大きく上回る発明が発表されました!燃料から水素を取り出す改質の際に、COやCO2を発生しない触媒です。あまり触れられないことですが、水素と酸素の化学反応で発電するクリーンなエネルギーといわれている燃料電池は、実は改質の際にはCOやCO2を結構大量に発生しているのです。COは猛毒ですし、電池の白金電極を痛め、燃料電池の寿命を短くする悪者でもあります。ですから排出する際には酸化させてCO2にする必要もあり、エネルギーロスはここでも発生していました。これらの問題が一気に解決されて、燃料電池は真にエコなエネルギーに進化できるようになったわけです。

材料が安価なので一気に普及は確実
この魔法の触媒を開発したのは産業技術総合研究所。アルミナの母体に鉄(Fe)とアルカリ金属をのっけた(乱暴な言い方ですが)この触媒は、メタンなどの炭化水素類を、純粋な水素と炭素に分解する機能があるそうです。副産物の炭素は分離して材料としても回収でき、注目のハイテク材料カーボンナノチューブの生産にも応用できるそうです。なにしろ材料がどこにでもある鉄とアルミナですから、普及は確実です。

メタンハイドレードの開発を急げ
メタン(CH4)から水素(H)と炭素(C)を取り出す。この触媒は物凄い可能性と影響力を持っているように思われます。
燃料電池については、3年程度だった改質機の寿命が大幅に伸び、しかも簡単に再生できますから、事実上、改質機は燃料電池の耐久性のボトルネックではなくなります。水蒸気発生用のバーナーなども省略できるはずですから、350万円といわれている燃料電池の価格を下げる効果もあるし、電池がサイズダウンでき、車やマンションのベランダなどにも設置しやすくなります。900度に加熱する水蒸気改質が必要なくなりますから、燃料電池車に搭載する際に危険な純粋な水素ではなく、安定したメタンのまま搭載することもできるでしょう。ということは水素ステーションの整備も必要なくなりますね。大陸棚に無尽蔵に眠っているメタンハイドレードの燃料化に成功すれば、日本のエネルギー問題は一気に解決。今のドバイのような状況になる可能性すらありえます。

世界がひっくり返るすごい発明ですよ、これは!!

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米学生が重力で点灯する照明を発明!

重力で発電とは素晴らしい
アメリカ・バージニア大の学生クレイ・ムールトンが世紀の発明をしました!なんと重力で発電する電灯はその名も「グラビア」。円柱状のフロアランプで、内部にLED電球と重りがセットされていて、重りが重力によって下がってゆく力で発電するそうです。摩擦なのか、圧電なのか、詳しいメカニズムが知りたいですねえ。重りが下まで下りる4時間の間、40W白熱電球相当の明るさで点灯。1日2回で8時間、1年365日使って理論上は200年使用し続けられるという驚異的なエコ商品です。

これは凄いですよ。例えば2階建ての家の高さの円柱状の発電機を一家に1台、マイホーム重力発電機として設置したら、電気代は一切かからない。CO2排出量もゼロ、なんて時代がやってくるかもしれません。真ん中を軸に回転して、上下に発電ユニットを取り付けておけば人力でリセットさせることもできそうです。「重りのリセットはパパのお仕事。出勤前にお願いね」なんてね。

この技術、世界が本気で実用化・商品化に取り組んだら、温暖化問題に相当貢献できるでしょうねえ。電力会社が妨害しなければいいなと思います。

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米学生が重力で点灯する照明を発明!

重力で発電とは素晴らしい
アメリカ・バージニア大の学生クレイ・ムールトンが世紀の発明をしました!なんと重力で発電する電灯はその名も「グラビア」。円柱状のフロアランプで、内部にLED電球と重りがセットされていて、重りが重力によって下がってゆく力で発電するそうです。摩擦なのか、圧電なのか、詳しいメカニズムが知りたいですねえ。重りが下まで下りる4時間の間、40W白熱電球相当の明るさで点灯。1日2回で8時間、1年365日使って理論上は200年使用しつつけるという驚異的なエコ商品です。

これは凄いですよ。例えば2階建ての家の高さの円柱状の発電機を一家に1台、マイホーム重力発電機として設置したら、電気代は一切かからない。CO2排出量もゼロ、なんて時代がやってくるかもしれません。真ん中を軸に回転して、上下に発電ユニットを取り付けておけば人力でリセットさせることもできそうです。「重りのリセットはパパのお仕事。出勤前にお願いね」なんてね。

この技術、世界が本気で実用化・商品化に取り組んだら、温暖化問題に相当貢献できるでしょうねえ。電力会社が妨害しなければいいなと思います。

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今度は空気動力自動車でタタが逆襲!

インドの自動車業界は凄いことになってる!
30万円の電気自動車に驚いてたら、今度は空気動力自動車だそうです。フランスのベンチャー企業が開発した動力で、圧縮空気で走る車だとか。これを、インドのタタ社が年内にも販売する計画だとか。圧縮空気といっても時速50キロ以上出るそうで、長距離の走行はエンジンなどで空気を圧縮して航続距離を伸ばすことができるとか。その場合の燃費もガソリン1リッターあたり50キロ。5人乗りで50万円だそうです。デザインもかっこいいんですよ。最近の日本の軽は本当にかっこ悪いですからねえ。インドや中国に勝てないですね、このままでは。三菱のEⅤにしても高すぎです。

イラストを見ると、この空気自動車はもしかしたらサイドの窓ガラスがないかもしれないですね。日本の自動車産業が細かい物をゴチャゴチャつけて高く売りつけようとするのとは正反対の方向性。これが主流になって、日本の車は売れなくなりそうです。

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32万円の4人乗り電気自動車が発売に

インドで7月に発売らしいです
インドのタラ・インターナショナル社が7月、12万ルピー(32万6000円)からの電気自動車「タラ・タイニー」を発売するそうです。日本円で30万円、世界最安の車です!しかも4人乗りで最高時速70キロ。1回の充電で100キロ走行できるという高性能。日常の足としてなら、十分すぎる性能です。しかもインドでの電力料金から計算する1km辺りの燃費は1.3~1.6円台。1回160円で満タンです。これほしいなあ。日本でどうして出せないかなあ。軽自動車で140万円なんてのを見てると、馬鹿じゃなかろうかと思ってしまうのですが。日本で販売されたら、絶対に買って、屋根やボディーに太陽電池を張りまくります。
5月には14人乗りの電気バスを出すそうですが、これなどは送迎バスなどによさそうです。さらに2シーターも予定しているそうです。

ただ写真が見当たらないんですよ。もしかすると、大風呂敷の可能性もあるかなと、少し不安ですが。

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省エネコンテストの参加4

室内をレースのカーテンで仕切る
我が家のマンションは、南側のリビングの窓際1mほどの部分に梁があります。その梁に窓のカーテンレールを移設し、レースのカーテンをかけました。プチプチシートで簡易断熱したガラスからまだ少し漏れてくる冷気をこのカーテンで軽く遮断し、サンルームのような機能を持たせました。昼間もカーテンを閉めておくと、暖かい空気が窓とカーテンの間のスペースに溜り、さらに冷気の侵入を遅らせる効果があるようです。

加えて、梁の内側に設置してあるエアコンの温風が窓の方に流れず、リビングの暖房効率が上がりました。カーテンは日の光を通すので昼間の室内も暗くなりません。「50%割引で980円なり」の特価品にしてはいい仕事をしてくれています。ちなみにカーテンの内側は私の仕事場。本や書類の積みあげられたデスクも隠れ、妻の評判もいいようです。

カーテンでリビングやベッド周りを仕切る方法は、省エネだけでなく、室内の演出としても有効だと思います。よかったら試してみてください。

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中国の影響についての雑感

中国からの漂着ゴミが10年で13倍に
沖縄に流れ着く漂着ゴミの数がこの10年間で8・6倍に増え、なかでも中国からのゴミは13倍にも急増しているとか。防衛大学校の山口晴幸教授が、平成10年から毎年2回、沖縄、宮古、八重山3諸島の13島で実施した調査の結果です。10年に1437個だった漂着ゴミは19年には1万2295個に急増。ペットボトルなどプラスチック類が79・4%と大半を占め、発泡スチロールブイや漁網などの漁具も多かったとか。漂着ゴミだけでなく、大気汚染や河川からの水質汚染など中国の環境汚染は深刻です。

汚染物質の総トン数は一体どれほどになるのでしょうか。単純に日本の高度成長期を感覚的な物差しにしてみましょう。当時の光化学スモッグや水俣病などの公害はひどいものでした。日本の人口は1950年が約8000万人で60年が9000万人。現在の中国の人口が約13億1400万人ですから、50年と比較すると16倍です。10倍以上の規模で、日本の公害が再現されているというイメージで間違いないでしょう。それが日本海へ流れ込み、偏西風に乗って日本上空にやってくるわけです。

中国の公害被害はまだそれほど外部に漏れてきていません。しかし、実態は相当悲惨だろうことは容易に想像できます。北京オリンピックを契機に、外部の目が入ることでこうしたマイナス情報も噴出し、天安門事件のように中国が揺れ動く事態も発生するかもしれませんね。日本は直接的な被害を被る立場として、積極的に環境対策の面で関与するべきです。日本海が死の海になってからでは遅いでしょう。

中国の影響で貨物船のチャーター料金が高騰
タイから日本まで貨物船をチャーターする料金が、中国の影響で高騰しているそうです。4万トンの貨物船が従来1日8000ドルだったものが今は7万ドル。タイから日本までの航程は約2週間。負担増は86万8000ドル。日本円にして約9300万円にも達します。4万トンに対して約1億円。日本の総輸入量に当てはめたら、一体どれだけのコスト増になるのか。考えるだに恐ろしい話です。その大半は消費者の負担に転化されるわけですからね。

4万トンの貨物船を新造する費用は45億円とか。しかし建造には4年間の期間がかかります。この4年間を惜しんで、同クラスの中古船を今購入するとなると、価格は何と70億円も必要だそうです。チャーター代も含めて、このコストは、中国の輸出入量が減少に転じない限り、さらに上昇するのは間違いないところですが、それは中国経済の停滞=日本の景気減衰という図式にもなるわけで。すでに日本は何をするにも中国の影響を受けずにはいられない立場になってしまったということですね。

海運は、根本的に動力を見直し、システムを見直す時期に来ているのだと思います。オーストラリアだったか、パラセイリングに使うような帆の超大型版を利用して、35%の省エネに成功したという貨物船が出てきました。日本でもコンピューター制御の金属製の帆(たしかこれには太陽光発電パネルが貼り付けてあった記憶が)で省エネ運行する船がありました。あれはその後どうなったのかなあ。風や潮流の利用(潮受け板みたいなものが船底に立ち上がるような)で省エネに徹し、輸送期間をいまより長めに取るようなシステムを検討してみるのも面白そうですが。

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中国やロシアは発展途上国か?

世界有数の軍事大国が発展途上国扱いって
中国やロシアを発展途上国だと思いますか? たしか世界2位3位の軍事大国ですよね。ところが、地球温暖化防止のためのメカニズム、炭素クレジットの枠組みの中では排出権を売れる発展途上国扱いなわけです。おかしいだろこれは絶対に。中国は自家消費分が大きすぎて売る分はないようですが、ロシアは経済が破綻してるので排出権を無条件で販売でき、その一番の買い手はわが日本というおぞましい構造がそろそろ現実のものになろうとしているわけです。ロシアの言い値で買わされたら、日本は経済的に沈没するのは間違いないところで、望むと望まないとにかかわらず、議定書の枠組みからドロップアウトせざるをえなくなりますね、きっと。

排出権と軍事支出をリンクさせろ
炭素クレジットの枠組みの中での先進国の条件に、軍事支出もしくは兵力の基準を盛り込み、軍事大国は先進国であると規定すべきでしょう。実際、発展途上国を搾取してきた力の源は軍事力なわけで、こちらの方が世界の現実の姿を移すモデルとしてよりう正確ですよ。日本政府は声高にそう主張すべきです。アメリカの奴隷根性が染み付いた自民党政府では難しいと思いますが、民主党内閣が成立したらぜひそういうリーダーが現れてほしいものです。それと、ロシアが排出権を買えといってきても、「そんな値段じゃ買わないよ」と突っぱねるぐらいの気概を持っていただきたい。その際に「お前のとこは軍事大国だろ?世界を何度も滅ぼせる軍事力を持ってる国が、なんで発展途上国なんだよ」と、エスプリを交えてニッコリ笑いながら、言い放ってやりましょう。

このアンバランスは世界を動かす梃子になります。棒の端を握っているのは日本なんです。

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コインパークで電気自動車を充電

神奈川県内8箇所のタイムズで実験
東電とコインパークのタイムズが、神奈川県内8箇所の時間貸し駐車場で、電気自動車の駐車中に充電するシステムの実験を始めたそうです。電気自動車の航続距離は電池の性能次第。現状はだいたい航続100キロ~150キロ程度の電気自動車が主流ですが、これだと業務用や長距離ドライブ用には使えません。アメリカには充電済みの電池をスタンドで交換するというシステムを考えている企業がありますが、都市部では東電&タイムスのシステムも合理的に機能しそうです。後は自宅の駐車場の屋根を太陽電池にするというのもよさそうです。

今回の実験は神奈川県内で行われていますが、同県は電気自動車購入に補助を支給しているEV先進県。実験の舞台になった理由の一つは、県の積極的な姿勢にありそうです。電気自動車ライフを楽しむなら、やはり神奈川がお勧めです。
ナンバープレートも例えば数字の色を替えるなど、電気自動車のアイデンティティー確立のために色々と取り組んでくれるといいのですが。

まずは関東平野をEVで埋め尽くせ
電気自動車は坂が苦手です。なので普及はとりあえず平野部を中心に進めるのがよさそうです。大都市の多い平野部は電気自動車圏、山間部はガソリン・ディーゼル車という棲み分けを検討してもいいのではないでしょうか。東京都も神奈川県と歩調を合わせて、電気自動車普及のための補助の拡充をすすめていただきたいところです。

補助の対象は車本体だけでなく、充電施設に対しても必要でしょう。とくに公的な駐車スペースや、マンションの駐車場。既存マンションも含めて、駐車場への電源設置を進めることは必要です。新築マンションなら、中型の燃料電池を設置して、各戸に電力と熱を供給するとともに、駐車場に充電器を設置して、車載の電池の充電を効率的に行う仕組みを導入していただきたいところです。出勤後の空スペースは外部の利用者にも有料で利用していただいてはいかがでしょうか。このシステムの運用には、タイムズなどが新規事業として進出する可能性もありそうです。

利用料金はカード払いで。そして車はロボット化
貸し駐車場も含めて、公的な充電施設での料金の支払いは、やはりカード払いということに落ち着きそうです。現金では防犯上の問題がでてきますからね。ETCカードなどの利用範囲拡大が可能性としては有望でしょう。駐車料金もETCカード払い。ついでに前にも書きましたが、道交法違反の罰金もETCカードで自動引き落としという時代がくるでしょうね。

「ただいま法定速度20キロオーバーです。減点3点と5万円の罰金が徴収されました…」

などという非情な電子アナウンスが、走行中の社内に流れるわけです。飲酒運転もETCの延長線にあるシステムが管理するようになり、結局車はロボット化する方向性でしょう。痴呆症の老人でも事故を起こせなくなる未来は、この先に出現するはずです。多分外観全体を太陽光発電パネルで覆った「真っ黒なEV」も5年ほどの内には街を走り回るようになるでしょう。

妄想が色々と膨らんで、とめどなく脱線してしまいました。

最後に、超高層ビルの外観がすべて太陽光電池で覆われる近未来を想像してください。黒や濃紺、金色の金属色に輝く超高層ビル群。その下に広がる街並みも、そこを走る車も金属色。近未来の新しいイメージです。ガラスウォールのビルなら、内側にフィルムタイプの太陽光発電パネルを貼り付けるだけで実現できるのではないでしょうか。見てみたい。

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炊事とトイレの節水について

炊事で1人1日90リットル以上!
1月21日から読売新聞の1面と35面で『水危機』という興味深い連載が始まっています。第1回では1日1人何リットルの水を直接消費しているかという国別の比較が紹介されていますが、日本のサンプル家庭が280.7リットルでトップだったそうです。これはケニヤの11人家族が1日に使用する量を上回るそうで、われわれも考え直さなければいけないと思わされました。日本の家庭の水使用の内訳では『炊事・飲用』が35%でトップ。1人何と98リットルも使っているのです。2リットルのペットボトルが49本。2~4リットル飲めば十分といわれていますから、ほとんどが炊事で消費されていることになります。おそらく大半が「食器の洗浄」に使われているのだと思われます。

食器の洗浄で何故これほど水が浪費されるのかといえば、水道を流しっぱなしで食器を洗うからに他なりません。ではその原因は?『合成洗剤が残っていると危ないから』と多くの主婦が答えると思います。しかし、もし合成洗剤を使用しなければ、溜めておいた水に潜らし、タオルでふき取るだけで十分。仮に天然成分が多少残ったとしても害はないはずです。合成洗剤はまた、浄水場の負荷も高め、ここでも電力などを消費します。合成洗剤を使用しないことが環境にとって重要なのだと思います。

では合成洗剤の代わりに何を使うか。すでに意識の高い主婦の皆さんが愛用されている重曹と、100%柑橘類由来の洗剤(もしくは柑橘類の皮そのもの)が、台所の正しい選択ということでしょう。合成洗剤は安くてよく落ちるという反論があるでしょうが、水を浪費するので逆に高くつくし、危険ですからね。毎日流れるコマーシャルと長年染み付いた習慣を洗い流せば、何の不便もないはずです。我が家もさっそく重曹をネットで注文することにしました。

トイレは28%という統計もある
一方、トイレの水の使用量ですが、記事には明記されていません。『炊事・飲用』35%、風呂・シャワー32%、洗濯14%ということで、この合計で81%になり、残り19%がトイレと推測することもできます。が、東京都水道局の平成14年度の統計では家庭の水使用の28%がトイレという結果も出ています。280リットルの28%は79リットル弱。これをどうするか。

一般的なトイレの水使用量は大が8リットル、小が6リットルだそうです。10リットル以上使用するタイプも珍しくありません。一方、東陶『ネオレスト』やナショナル『アラウーノ』の場合は大が6リットル以下。25%から40%の節水が可能ですが、価格が高すぎですね。30万円といえば中々立派な価格です。余計な機能を取り除いて、10万円を切る普及タイプを出してもらえないものでしょうかね。あるいは以前の太陽光発電のように、設置の補助金を出す。都の下水処理コストが25%~40%減少すると考えれば、価値のある政策だと思いますが。


しかし究極の節水トイレは水洗機能を持たないタイプのバイオトイレです。生ゴミの堆肥化にも使えますから、自治体の環境処理コストを下げる効果はさらに高くなります。使用法、メンテナンスのノウハウ蓄積のために、モデル街区、モデル棟を設けて実証実験をするべきです。法的にも選択肢の1つとして認定し、さらに補助金を出す価値があると思います。『意外に快適で別に支障もないし、水道料金が安くなってよかったわ』というコンセンサスが生まれれば、普及が進むかもしれません。汚物が流れて消えてゆかないという心理的なネックが普及を阻んでいます。それと高価な価格。

我が家の場合はマンションですので現状は設置が困難ですが、たとえば団地やマンションでも、高齢世帯や要介護者のいる世帯ではリフォーム時にバイオトイレを導入するケースが出てきています。要介護者など自力での移動がやや困難な人の居室にバイオトイレを設置し、要介護者と介護者双方の心理的、肉体的な負担を軽減するためです。

我が家の場合は当面トイレの回数を減らすしかないようです。

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省エネ・コンテストに参加3

プチプチシートの効果は上々
早速リビングの窓と室内側の廊下のガラス戸にプチプチシートを張ってみました。

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体感温度が5度くらい上がった感触です。窓の結露はもちろんなくなり、冷気の進入も気にならなくなりました。現在の外気温は7℃。室内は暖房無しで20℃です。シートはホームセンターで120cm×5mが498円。上下を両面テープで止めました。

問題は見栄え。娘は『貧乏臭い』と一刀両断です。しかし、そんなことをいっていては省エネは無理。サッシをすべてペアガラスに交換したら30万円以上かかりますが、こちらは498円です。見た目は我慢していただきましょう。これから徐々に洗脳し、娘の部屋にも貼り付けてやる!
実際問題、リビングの正面に新築マンションが完成して視線が気になりだしたので、曇りガラス代わりにも丁度いいのです。

アルミサッシ部分に木片を張れば完璧
まだ若干残る冷気は、おもにアルミ製のサッシ部分からやってきています。ここには薄い木片を貼り付けようかと考えています。これも大した金額にはなりません。

もしお金があれば、窓ガラスには薄膜太陽電池を貼り付けたいと考えています。ごくごく近い将来、太陽電池を組み込んだ窓ガラスが商品化されることでしょう。

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省エネ・コンテストに参加2

室内にカーテン敷設を検討
省エネコンテスト参加のアイデア第2弾です。我が家のマンションはベランダ部分の約半分の面積が居室に組み込まれているタイプです。このため奥行き1.5m、幅3.5mほどが張りの外側になっているのです。この張りにカーテンを取り付けることで、夜間の冷気の侵入をより軽減できるはずです。窓ガラスの断熱工作との相乗効果で、おそらくエアコン暖房は不要になるのではないでしょうか、と期待しています。

コーヒー摂取を減らしてトイレの節水
私はコーヒー中毒で、毎日10杯ほどのレギュラーコーヒーを自宅で飲む習慣があります。豆に凝ったりはしていないので、金額は大したことはないのですが、コーヒーを絶えず飲んでいると、トイレが近くなるという点が問題です。1回4リットル程度の水を使用しますから、5回~10回も利用すれば1日20~40リットル×30日で600~1200リットルにもなるわけで、これは見逃せません。コーヒーは朝昼夕食後の3回に減らそうと思います。もしかしたら朝昼の2回にできるかもしれません。夜はお酒を頂きますからね。

コーヒーを減らすことで腎臓の負担も軽くなるのではないでしょうか。これは早速今日から実践してみましょう。
コーヒーを減らすと口が寂しくなります。これをどうするか。タバコ以外の何かを咥えて誤魔化しましょう。
考えているのは『木の枝』です。例えば、目薬の木やシナモンスティックといった漢方薬系の木の枝を咥える。健康にもいいし、口は寂しくないし、いいアイデアに思えます。小枝の先に被せる銀製のキャップなどを用意したら、ちょっとスタイリッシュではないですか?
『木の枝を噛む』というテーマで本を書いてみることにします。

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省エネ・コンテストに参加1

1月1日から3月末までの間の2週間
省エネルギーセンター主催の省エネコンテストが開かれています。1月1日から3月末までの間の2週間、各種の省エネ行動を励行し、省エネ度を競うという主旨で、私も家庭部門で参加することにしました。まずは、どんな工夫をするのかというアイデアを練るところから。冬場はやはり暖房関係がメインになると思います。

我が家の1日の電気消費量は、省エネナビによればこの冬はこれまで平均5~6kw、金額にして500円台に上っています。ナビの表示だと赤信号が点滅中です。主に夜間の電気行火とオイルヒーターがその原因。この使用を抑えられれば、かなりの効果が期待できます。今考えているアイデアをまとめてみます。

窓にプチプチシートを張る
使われている部屋は北向きで、ガラスはシングル。まずはこの窓の断熱が急務です。考えているのは、飛散防止用のシートを張り、その上から梱包用のプチプチシートを張ること。凸部分を室内に向けると張りやすいですが、窓側に向けると凸と凸の間の空気層も断熱に使えるはずです。南向きのリビングの窓も同様の断熱工作をすれば、エアコンの使用はかなり抑えられるでしょう。

ペットボトルで湯たんぽ
電気行火やオイルヒーターの代わりには風呂の残り湯を利用した湯たんぽを考えています。私自身は冬でも夏掛けでほぼ通せるほど足の血行がいいのですが、我が家の女性人はご多聞にもれず冷え性なので昔懐かしい湯たんぽで温まってもらいます。とはいえ、新たに購入となると省エネの精神に反しますので、ここは2ℓペットボトルで代用する予定。「せこい、めんどい」といわれそうですが、それをいったら省エネなんて成立しません。何とか協力してもらうつもりです。

とりあえず1月中はもう少しアイデアを考えてみるつもりです。

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窓ガラスに塗る断熱材

住宅用でないのが残念ですが…
ジャパンホームショーに行ってきました。会場で見つけた気になる商品をいくつかご紹介します。
第1弾が押野電気製作所の「エコ・アップ・コート」、窓ガラスに直接塗布する断熱コーティング材です。
小型タングステン電球のメーカーがガラスとその表面温度を研究する過程で開発された商品だとか。窓ガラスの内側に塗ると、その表面に空気層ができ、断熱効果が生まれるそうです。

会場で配っていたパンフによると「ガラス表面に特異な物性(空気層を吸着する)を持った膜を形成することにより、断熱効果を発生」というのですが、原理がよく分からず、詳しい資料を請求しています。表面に電化を発生させて、プラスイオンの空気を引きつけるということなのでしょうかね。

ホテルの事例として、夏の消費電力を約20%、冬は約9%低減したとうたっていますから、本当なら凄い効果です。残念なのは事業所向けの施工のみで、一般住宅向けのサービス提供は考えていないというところ。実際のところ、日本中のマンションの窓すべてに塗って、この会社の言うところの断熱性能が発揮されるだけで、CO2マイナス6%の目標は達成されてしまう計算なのですがね。代理店施工で対象は事業所のみに限定、というのは実に残念です。ホームセンターで買えて誰でも塗れる形にしていただきたいものです。

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ロシアが排出権でぼろ儲けは悲しい

経済破綻で生まれたホットエア
京都議定書同意にもとづくCO2排出権取引。90年ベースで日本はマイナス6%が義務付けられているわけですが、開発途上国の排出量を技術協力で削減し、その分を購入しないとちょっと難しいようです。地球全体としてCO2排出量は減少するのでこの方向なら結構な話です。ところが…。
ロシアやウクライナ、中欧諸国では経済破綻の結果として、90年の半分にCO2排出量が減少していて、労せずして売却できる排出権『ホットエア」を手に入れることになりそうだとか。その量が膨大でロシア12億トン、ウクライナ4億トンともいわれているそうです。で、ロシアがぼろ儲けをもくろんでいるらしい。でも、これは認めてはまずい。莫大な資金がロシアに入ったとしたらどうなりますか?産業が活性化して、CO2排出量が逆に増える結果になるのじゃないですか?軍事に力を入れて、また紛争が増えそうだし、放っておいたらろくなことにはなりません。

用途限定で認めるしかないか
現時点でロシアもウクライナも議定書同意の枠外なので、打つ手はあるかもしれません。共産圏の国の環境汚染、環境破壊は想像するだに恐ろしい現状のはず。その対策に金を使ってもらいましょう。チェルノブイリのさらなる密閉工事が必要だとか始まったとかいうニュースも小耳に挟みました。そういう費用に使ってもらいましょう。隠された深刻汚染は他にも腐るほどあるはずです。エネルギー資源に乏しい中欧諸国には安全な原発を作ってあげましょう。これから日本の高度成長期のような環境汚染を発生されるよりはいくらかましです。

アメリカの金で日本がプロジェクト推進
加えて、ついでにアメリカにも議定書に参加してもらい、ホットエア分を購入してもらいましょう。で、その金で日本が世界に誇る環境技術を輸出するというのが理想ですね。まあ日本が買う分だけでもいいですが。政府はそのくらいのビジョンで外交政策を進めてほしいもんです。
夢物語ですが、実現してほしい。でないと、議定書の枠組みが結局破綻ということになるはずだからです。ここ数年でどうなるか分かるわけですが、現時点の見込みは本当に絶望的ですね。温暖化は止まりそうにないです。

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酸化マグネシウムに有望な使い道

取り合えず燃料として普及させよう
このブログでは東工大グループのマグネシウム循環エネルギーシステムを何度か取り上げています。燃料としてマグネシウムを燃やした後に生成する酸化マグネシウムを、太陽光励起レーザーの高温で還元するのがこのシステムのポイントです。でも、このレーザーの開発には時間がかかる。じゃあ取り合えず始めて、酸化マグネシウムの処理は後で考え、ほぼ無尽蔵といえるマグネシウムの燃料利用を普及させましょうというのが私の考えです。で、酸化マグネシウムの使い道がありました。建材です。

天才フラー教授がすでに有効活用
ジオデシック・ドームで有名な故バックミンスター・フラー教授の著書「ダイマキシオンの世界(鹿島出版会:絶版)」の中で紹介されていますが、酸化マグネシウム塩をセメントにして鉋屑やわらのような植物繊維質(=バイオマス)を固めたブロックです。16×8×4インチのこのブロックは『非常に軽く、2階の足場まで投げ上げられたし、丈夫なので落としても割れなかった。コンクリートの型枠としての役目が済んだ後も、モルタルとプラスターの下地として、さらに壁の断熱材として残された。これは、4インチのコルクと同じ(断熱)効果があった』というのです。

原油を精製した後のゴミの有効活用がコールタール、アスファルト。酸化マグネシウムも路面材やセメントの優れた代用品として、アスファルト以上の耐久性を持ち、建築物の軽量化にも効果がある可能性があります。しかも、バイオマスを混ぜて使うことでCO2を固定する効果もある。一石3鳥4鳥じゃないですか?

酸化マグネシウムの用途はまだまだありそうです。

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環境の創造という面から見た住宅建築

自然を構造等にどう取り込むか
窓ガラスの酸化チタンを塗り、表面に水を流すと、蒸発による冷却効果で真夏の室温が2度強下がるというニュースが配信されていました。酸化チタンを塗るのは親水性がいいためだそうですが、おそらく防水や循環装置の費用なども含めて、そのための1軒分のコストは外車1台分になるとか。これは素直にエコとはいえませんね。

多少効率が落ちてももっと安い代替法があるはずですが、窓ガラスの外に人工の滝、川を作るという発想には刺激されるものがあります。屋上緑化や壁面緑化などと同様に、住宅の構造、もしくは敷地の中の一部に自然環境を取り込む、さらには融合させるという考え方は次第に消費者の支持を集めつつあるように思います。住宅メーカーも取り組むべき研究テーマではないでしょうか。

現時点では品質保証責任という意味からメーカーには期待できません。逆にいえば住まい手が自由に裁量できる範囲ということ。工夫次第で面白いことがいくらでもできそうです。家を建てたら完成、その後は劣化との戦いという考え方ではあまりに寂しい。年を重ねるたびに自然豊かな住環境にしてゆけるよう、構造や設備の面でゆとりをもたせたり、あらかじめ用意しておく発想が大事です。

住まいを自立した生き物と考える。地球の縮小模型と考える家作り。完成形はインフラフリーで快適で美しい住まいです。そういう住まいづくりが私の理想であり、別荘建築はその試みをしやすい対象だと思っています。

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ゴミ焼却場をバイオマス発電所に!

ただ燃やすだけではもったいない
最近、火力発電所でバイオマス燃料を使用するケースが増えています。北米産の木質系ペレットを輸入して、燃料に使ったりしているわけですが、これは輸送コスト、そのために排出されるCO2など考えてみれば、やや本末転倒な気もします。日本ではとんでもない量の都市ゴミ系バイオマスがあるのですから、地産地消ということで利用しないてはないでしょう。どこで?ゴミ焼却場で。

ゴミ焼却場では温水プールなどで一部の廃熱利用はしていますが、基本はゴミを燃やしているだけ。その熱量のほとんどは無駄に放出され、何も生み出していません。これが発電所の機能を持ったら、180度転換して富を生み出す施設になります。都内のゴミ処理場がすべてバイオマス発電所に転換されたら、原発何基分かの発電力を新たに手に入れることができるはずです。しかも、それは送電ロスがほとんどないという立地的なメリットも手に入れることになり、売電による収入さえ見込めるのです。

バイオマス燃料はカーボンフリーということになっていますから、CO2削減にも効果があります。東京電力辺りは真剣に事業化を考えてほしいですね。

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屋上緑化で効果絶大

タイル面より最大23.7℃も低かった
埼玉県熊谷市や岐阜県多治見市で観測史上国内最高の気温40.9℃を記録した8月16日。国交省が同省の屋上庭園でタイル面と芝生表面の温度差を計測したそうです。タイル面は14時前ごろに最高表面温度56.1℃を記録したのに対して、芝生表面温度は14時過ぎに最高32.8℃。ほぼ同じ時刻でその差23.7℃にも達したのだとか。
で、このデータから「屋上100㎡の緑化は、6畳用エアコン10台を最小能力で24時間運転した冷却能力に相当する」と発表しています。凄いですね。普通の2階屋の屋上面積が40~50㎡とすると、6畳用4、5台を24時間運転ということになり、クーラー要らずということになります。新築する際には屋上緑化。ついでに緑のカーテンで壁面緑化しましょう。なにより公立の小中学高校で屋上緑化したら、勉強の効率も上がるし、校内暴力も減るという副次効果も期待できそうですね。

壁面緑化には風のコントロールというメリットもありそう。たとえば海辺の別荘で台風の影響を和らげたり、塩害を軽微にしたり。見た目も涼しげでよさそうです。塩害に強い蔓植物というとなんでしょうか。

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エコカーでスピード記録挑戦の愚

車に過度のスピードはいらない
米国ユタ州ソルトレイクシティで開催された最高速トライアル競技会「ボンネビルスピード ウィーク」で、フォード・フュージョンをベースにした水素燃料電池車が333.7km/hの世界最高速記録を樹立したそうです。また、新興のテスラ・モーターズが開発したEVスポーツ「テスラ・ロードスター」は、スタート4秒で96km/hに達する加速力を売り物にして、予約が殺到しているとか。

凄い、素晴らしい、とはいえないですね、これ。方向性が根本的に間違っていると思います。エコカーに過度のスピードは必要ありません。過度のスピード追求は資源とエネルギーの浪費です。必要以上のスピードを諦めれば、各種のエコカーは直ぐにでも実用化できます。

だいたい車は人間が運転する限り、安全にコントロールできる速度には限度があります。普通は高速道路上でも100km/h以上では不測の事態に対応することは不可能。市街地ならさらに条件は悪く、300Km/hのスピードなど根本的にレース場以外では不必要。そんなスペックで喜んでいるのは中学生レベルのガキです。水素を作るにも電気を作るにも化石燃料が必要です。アメリカは形を変えて、今後もわがまま勝手に地球資源や環境の浪費を続けるつもりなんでしょう。

プリウスの実燃費って実はよくない?
コンパクトカーの実燃費比較という記事がネット配信されていました。ショックだったのはハイブリッドカー・プリウスの燃費が普通の車に劣っていたこと。カタログ燃費は35km/ℓくらいあるのに、実際の達成率は50%台だったようです。テストの内容の信憑性は判断できませんが、一概にハイブリッド=エコカーともいえないのかもしれないという視点は確かに正しいと思いました。

今の時代、価値観や判断基準のパラダイム・チェンジが求められているということでしょうね。それも今すぐにでも。

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肉牛を加圧トレーニング!?

流行の加圧トレーニングを畜産に応用したら?
加圧トレーニング、流行ってますね。四肢の付け根をバンドで縛って血流を制限することで、成長ホルモンの放出を促すという仕組み。これって家畜にも応用できるんじゃないでしょうか。以前に紹介した離乳期に集中して栄養価の高い穀類を食わして肥満体質にする育成方法と組み合わせて、さらに大きく肉量豊富な肉牛を作れそうです。もちろん牛だけでなく豚や、もしかしたら養殖はまち、養殖マグロにも効果があるかもしれませんね。サラブレッドの育成にも使えるでしょう。坂路トレーニングに加えて加圧トレーニング。前肢が勝ってる体系なら、後肢に加圧するとどうなるか。

成長期に加圧トレーニングをすることでどんな影響が出るのか。これは人体についての研究テーマとして面白そうです。言ってみれば、生命の省エネ技術。大きく広げていってもらいたいテーマです。成長ホルモンが過剰に出ることで健康面や精神面で弊害も出るのかもしれませんしね。

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プラグイン・ハイブリッドが作るエコ社会

トヨタが公道試験に着手
トヨタがプラグイン・ハイブリッド車の公道試験に乗り出しましたね(ちなみにプラグインというのは家庭用電源で充電できるという意味)。京都の市民グループのプラグイン・ハイブリッド車も日本1週の旅をスタートさせました。いいですねえ、プラグイン。ハイブリッドでも電気自動車でも、自宅で充電できるというスタイルに惹かれます。


電気での走行距離は20km程度で十分
市民グループのジムニー改造車は4時間の充電で走行25km。発電機を積んでいて不足分を補うという電気自動車です。トヨタのものはプリウスベースでやはり3~4時間の充電(100Ⅴ電源)で走行13km。何だ、使えないじゃないか、と思うのは間違いです。近所の買い物や送り迎えならこれで十分。普段はガソリン代ゼロで車が使えるということです。しかも、電池をより高性能なリチウム電池に交換すれば、今でも走行距離は100kmに伸ばせるそうです。アメリカではプリウスの改造車で実現されているとか。100kmあれば十分。というか、100kmまでは必要ないのかもしれません。長距離はガソリン、あるいはバイオディーゼルで走行。近距離は電気でと使い分けることで、すぐにでもCO2削減に貢献できるわけです。


都内をプラグイン・ハイブリッド車限定にすると…
都内を走る車を全てプラグイン・ハイブリッド車、それもバイオディーゼルに入れ替えたとしたら、都内の空気汚染や騒音の問題がそれこそ1割以下に減少するはずです。ガススタンドも固体酸化物型燃料電池SOFC などで発電する電気スタンドに改造すれば、45%以上の発電効率でエネルギーに変換できるので、今のガソリン車の15%と比べると3倍も効率がよくなります。残り40%ほどの発熱を利用した新規ビジネスチャンスも広がるはず。単純にスチーム洗車サービスは直ぐにでも実現できますね。また、夜間の余剰電力は地域に売電することもできます。ガススタンドが発電所になると、新たに原発を作る必要はなくなるのじゃないですか?


長距離トラックやバスはソーラー発電も兼備
長距離を走る大型車はボディーの屋根を中心に軽量なソーラーパネルを載せて、太陽光発電も併用して、さらに燃費を高めます。車にエコの要素が強まると、ドライバーの意識も変わるでしょう。現在はコスト意識=スピード至上主義ですが、=燃費至上主義になるはずなのです。自動車の電気需要が生まれれば、広大な総敷地面積を持つ高速道路網も太陽光発電、小型風力発電、圧電発電による巨大なクリーン発電所に転換できるでしょう。

こうした流れのはじめの1滴が今こぼれだした。そんな気がしているのは妄想が過ぎるのでしょうか。

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太陽光励起レーザーのMg還元実験

北海道千歳市で2年間の実験開始
以前にこのブログでも取り上げた東工大矢部孝教授の太陽光励起レーザーによる酸化マグネシウムの還元システム。マグネシウムを燃料にする次世代クリーンエネルギーシステムの鍵を握る部分ですが、覚えてますか?この度、北海道千歳市で太陽光励起レーザーの変換効率に関するデータを収集する実験がスタートしたそうです。

地球上で8番目に豊富なマグネシウムを燃料に
マグネシウムは海水中に1800兆トンが含まれるという地球上で8番目に豊富な物質。燃焼時にCO2を発生しないクリーンな次世代エネルギーとして注目されていますが、燃焼後の酸化マグネシウムをリサイクルする方法が確立されておらず、実用化は進んでいません。東工大のシステムは太陽光を変換したレーザーで2万℃相当の熱量を発生させ、酸化マグネシウムを還元するというものです。
 
変換効率14%~30%は遠い目標
2年間で変換効率のデータ収集をした後に実際の還元実験に進むそうで、実用化はまだ先の話ですが、期待せずにはいられません。が、道のりはまだまだ遠いようです。というのも現時点の変換効率が低すぎるのです。米国の研究者による同様の実験では、太陽光のレーザーへの変換効率は0.7%。矢部教授は集光部の反射鏡をレンズに替えて3%程度まで上げています。しかし、実用化には14~30%の変換効率が必要ということですから、太陽光発電と同程度の普及がないと実現できないのではないでしょうか。

レーザーの前にマグネシウム燃料の普及が先
そのためには、酸化マグネシウムの還元法はひとまずおいて置き、まずマグネシウム燃料で走る車や携帯、パソコンを商品化してしまうのが近道でしょう。酸化マグネシウムは将来の資源として備蓄しておいてもいいですし、レーザーと並行して化学的でクリーンな還元方法を研究することも必要ではないでしょうか。太陽光は完成形ですが、燃料として普及させるのはもっと早くスタートさせるべきだと思いますね。

マグネシウムといえば、米軍のサバイバルキットにもマグネシウムの塊に火打石が付いていて、ナイフで削って火花を飛ばして着火する道具がありますが、とても高温の火花を出します。が、常温で空気にさらして保存しておくと、自然に表面から酸化してしまうくらい反応しやすい面があります。粒や粉状で保存したら、あっというまに酸化マグネシウムになってしまうはずですから、保存法の研究も必要でしょう。太陽光励起レーザーの研究と並行してやるべき実用化への研究課題は、他にもたくさんあるのです。

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穀物バブルの行方は?

トウモロコシ価格沈静化の動き
ジョージ・ブッシュが退任前の荒稼ぎとして仕掛けたトウモロコシバブルですが、どうやら沈静化の方向にあるようです。今年2月の1ブッシェル(25kg)4.35ドルが3.3ドルに。作柄を左右する受粉期を乗り切ればまもなく2.5ドルになってもおかしくないそうです。

アメリカでミツバチの大量失踪
その受粉期ですが、先日気になる記事がありました。アメリカの穀物地帯で膨大な量のミツバチが謎の失踪をしたというのです。死骸が見つからないので原因は不明。研究者は「環境ストレスのせいではないか」とコメントしていました。ミツバチがいなければ受粉にも支障が起こり、ふたたびトウモロコシ価格が高騰する事態も考えられます。

フェロモンでミツバチを集め、処分することなど簡単にできるのではないでしょうか。価格つり上げを狙った陰謀の可能性も否定できません。そういえばカエルのツボカビ病の流行も気になります。致死率ほぼ100%。カエルがいなくなれば農作物を食害する害虫が増え、農作物価格は高騰します。こうした現象が自然に発生したのだとしたら、地球による人類の間引き計画が発動した、ということでしょうか。

穀物と原油が同じテーブルのカードに
また、トウモロコシの受粉が順調に行ったとしても、トウモロコシの作付けにシフトしたために大豆、小麦、コーヒーなどが高騰する事態に陥った事実は覆りません。農作物価格と原油価格が同じテーブルの投機ゲームのカードになり、価格動向が一層不安定になったということです。原油が上がれば穀物価格も上がる。原油が下がれば穀物価格も下がる。どちらも海外に依存している日本は、そのゲームのテーブルを支配する者の意のままに操られるというわけです。実は以前から別のテーブルのゲームではなかったのかもしれませんが。

20億匹の野鼠が世界同時株安の引き金に?
中国湖南省では異常気象による大雨で湖が氾濫し、岸辺に穴を掘って生息していた野鼠が一斉に逃げ出し、周辺エリアの農作物に甚大な被害を及ぼしているとか。その数何と推定20億匹。これがどんな連鎖反応の引き金になるのか、興味深いところです。穀物価格を高騰に導く要素であることは間違いありませんが、人の動きも引き起こすはずで、中国国内の社会不安が拡大するのではないでしょうか。結果、中国経済の実は脆弱な馬脚が現れ、世界同時株安が発生、という事態が起こっても不思議ではないでしょう。

主人公の設定と結末を思いつけば小説が書けますね。グローバリズムの対抗馬に何を立てるかがポイントになりそうです。

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畜産革命=子牛の時に太らせろ!

ミートホープ社事件も起きなくなる?
肉牛の肥育には非常に多くの輸入穀類を必要とし、これが牛肉価格が高騰する原因になっています。ミートホープ社の詐欺事件も牛肉の価格が今ほど高くなければ起きなかったかもしれません。
その牛肉が安くなるかもしれないというお話。九州大学大学院農学研究院の後藤貴文・准教授が開発した方法は、生後2ヶ月の離乳時から10ヶ月までの子牛の時に、穀物飼料を大量に与えてあえて太らせ、肥満児にしてしまうというもの。その後は栄養価の低い雑草を食べても、草だけで育てた牛の1・3倍に成長するそうです。

「三つ子の魂百までも」は真実
考えてみれば人間の肥満児も子供の頃の食生活が大いに影響してますよね。体質も頭脳も精神も、プログラム次第で大きく変わる可能性を生命は秘めているということ。そのプログラミングの時期が人で言えば2~3歳、牛では生後10ヶ月までなのでしょう。であれば乳幼児教育は本当に大事です。もっと体系的に研究する必要がありますね。子育てシミュレーションゲームにしたら、大ヒットするかもしれません。

「子牛の時に太らせれば勝手に大きくなる」こういう知恵は昔の農家には伝わっていたのではないでしょうか。まだまだ有益なヒントがたくさん眠っているような気がします。

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早池峰山で携帯トイレが普及

東北人の見識に拍手!
北上山系最高峰の早地峰山の登山者の間では、携帯トイレの持参が常識になってきているそうです。地下浸透式だった山頂のトイレを汲み取り式に変更し、さらに携帯トイレの普及に努めた結果だとか。山頂には汲み取り式トイレのほかに、全国初の携帯トイレ専用ブースもあるそうです。この見識に拍手喝采。高速道路のサービスエリアでも携帯トイレ導入の実験を進めてみてはどうでしょうか。

学校でエコ授業、エコクラブ活動を
自然環境の保護保全のためだけでなく、ゼロエミッション(廃棄ゼロ)は人類生き残りのための最重要ポイントなのだと思います。学校教育でそのための習慣や知識、技術を身に付けさせる必要があるのではないでしょうか。給食センターの廃食用油でバイオディーゼルを作る授業、家庭からプラ皿を持ち寄って、そこからガソリンを作る授業。校舎や校庭を緑化する授業。エコクラブ、緑化クラブというクラブ活動も必要でしょう。漠然とした道徳教育を行うより、よほど公徳心が身に付くのではないでしょうか。

ゴミの不法廃棄は禁固刑に
一方、ゴミの不法投棄には禁固刑を適用するよう、厳罰化する必要がある、と私は思います。同じように、保障期間が過ぎたとたんに故障するような音楽家電をつくるメーカーは、法的に罰せられるべきだと思いますね。最低10年は使えるものをつくるべきです。

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温暖化防止のために車社会から脱却

南米ガイアナで大洪水頻発
来日中の南米ガイアナのジャグデオ大統領が頻発する大洪水の被害を訴えています。海面上昇の影響は南の島だけの問題ではないのですね。日本だっていずれ関東平野全域が水の都ベニスのようになってもおかしくありません。大統領は京都議定書の枠組みで、森林の保全をCO2排出権取引の対象に加えていないのは不当だとも訴えていて、これは本当にその通りではないでしょうか。新たな植樹以上に、既存の森林保護は重要なはずです。開発途上国の森林資源は遺伝子資源などとして、もっと多角的に評価し、守ってゆかなければいけないでしょう。

インドで3000ドル車販売へ
今朝のニュースでは3年後に中国が自動車生産台数世界1の座に就くだろうと報じていました。その数年間1500万台。インドでは日産や現地メーカーが3000ドル台の自動車生産に向けて競い合っています。これは日本やアメリカ、EC並みの自動車社会が中国、インドにもやってくるということを意味しています。当然CO2排出量はさらに増えるわけで、温暖化の進行に拍車がかかることになります。京都議定書合意以降、CO2排出量は増え続け、一向に歯止めはかかっていません。問題の根本は化石燃料を使用する動力源の省エネ化にはなく、化石燃料使用の原則禁止にあるのは明らかでしょう。

ガソリン車は禁止。バイオディーゼル車、バイオエタノール車への転換によって、バイオマス生産量を増やし、大気中の未利用のCO2を減少させる。車の最高速度も100km/hに制限する。自動車産業にはその改造で儲けてもらいましょう。

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自宅にダムを。

渇水は恒常化。さらに深刻に
今年もダムの貯水率の話題がしきりに報道される季節がやってきた。「水と安全はタダ」という日本の常識はもはや通用しない。温暖化の影響で冬の積雪が激減し、梅雨が短くなり、夏が暑くなっている。海に囲まれた島国日本が砂漠化しつつあると思っておいた方がいい。近い将来、飲用水と農業用水、工業用水の取り合いが表面化するかもしれない。

無駄になっている水資源、都会に降る雨を有効活用しなければ。貯水槽を設けて雨水を貯め、トイレ、庭の水遣りなどの中間水に使う。ろ過装置を使えば当然飲用水にも利用できる。省エネ省資源意識の高い人たちがすでに取り入れているスタイルが、当たり前になる時代は直ぐそこまで来ている。自宅にダムを持とう。ハウスメーカーにもぜひ雨水の有効利用を取り入れた商品を開発していただきたいものだ。

もうひとつやるべきなのは海水淡水化プラントの導入だ。大都市はほとんどが海に面した立地だから、自分たちが使う水は海から作ろう。これは都市を流れる河川の水質改善にも効果が期待できる。川を汚せば海が汚れ、自分の飲み水が汚染されるという意識が生まれるからだ。

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佐賀県で個人版「クリーン開発メカニズム」がスタート

佐賀県でスタートする「佐賀県太陽光発電トップランナー推進事業」。従来の設置補助金ではなく、太陽光発電でつくった電力の自家消費分に対してグリーン電力証書を発行。これをNPO法人太陽光発電所ネットワーク(以下PV-NET)を通じて佐賀県が購入するという仕組み。一般個人向けのクリーン開発メカニズムといえるシステムです。

佐賀県内で平成18年4月1日以降に設置された住宅用の太陽光発電を対象に、佐賀県がPV-Netを通じて、一年間の太陽光発電を委託します。発電で得られたグリーン電力証書を1kwhあたり40円で県が一括購入。代金の中からPV-NETが事業参加者である個人に、委託料を年間最大7万3600円支払うというものです。

自家消費分に対して年間最大7万3600円というのは大きいですよね。余剰発電の売電収入は別ということだったら、7万円強が丸々収入になる可能性があるということになります。まあ、NPO法人の手数料とか、いろいろ細かい部分のからくりもありそうですが、面白い制度ですね。

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エコマイレージという考え方

新宿御苑で第2回ロハスデザイン大賞
5月12日から20日まで、東京の新宿御苑を会場に第2回ロハスデザイン大賞2007が開催されます。サスティなブル・デザインをテーマに「ヒト」「モノ」「コト」の3カテゴリーにエントリーした86点の候補作が展示されます。中で気になったのが、ナイキ・ジャパンの「エコマイレージ」。自分の走った距離をマイレージとして記録するランニングギア「Niket+ipod」を使ったエコランニング・チャレンジを開催し、参加者の走行距離をマイレージとして換算するという試みです。

自転車通勤にもマイレージを
こうした制度を各企業がもっと積極的に取り入れてくれると、消費者レベルのエコ意識が高まりますね。エコマークのついた商品を購入すれば、それだけでマイレージが貯まる。また、自転車通勤など化石燃料消費ゼロの交通手段に対しては、走行距離に応じたマイレージが貯まる。多摩川や富士山の清掃キャンペーンに参加すればマイレージが貯まる。
最近、スーパーではレジ袋をもらわないとポイントが貯まりますし、野菜を5品以上買うとポイントが貯まったりもします。こういう動機付けがすべてのエコ関連商品に広まると、全体としては随分大きな効果を生み出すことでしょう。

各マイレージの連携も必要
爆発的に普及させるには各マイレージの連携も必要でしょう。カテゴリー別にマイレージを分類し、すべてのカテゴリーをクリアし続ければインセンティブ、すべてのマイレージをクリアし続ければさらなるインセンティブ、というようにやればやるほど相乗効果が生まれるようなシステムです。最終的には政府による税の軽減、「マイレージ還付金」として所得税が戻ってくるというのはいかがでしょうか。

「エコマイレージ」という専門誌も十分成立しそうですね。

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クリーン開発メカニズムCDMの限界

先進国が発展途上国からCO2排出権を購入するというクリーン開発メカニズム。京都議定書のCO2削減目標を実現するための手法として創設され、日本政府もすでに680万トン分を購入するなど積極的ですが、どうもこのシステムはうまく機能しそうに無いことが明らかになってきたように思うのです。

カナダは議定書目標をギブアップ
先日、京都議定書を批准したメンバーの1国カナダが「6%削減は無理、ギブアップ」と宣言しました。こういう国が今後続々と出てくるだろうことは容易に想像できます。議長国日本は目標達成のために必要な1億トンの排出権をすべてCDM購入でまかなうつもりのようですが、その負担はいったいいくらになるものやら。間に入る一部の商社などがマージンを稼ぐだけという、従来のODAと同じ税金の無駄遣いに終わりそうです。

CDMは途上国の工業化を促進するだけ
そもそもCDMは途上国が工業化するに当たり、増えるCO2排出量を先進国の技術で減少させ、その分を先進国が購入するというもの。目的は正しいし、必要なことでもあるでしょう。が、そのCDMの取引が商売になり、さらに先進国が自国の排出量減少ではなく、排出権購入を免罪符として使うようになって、CO2削減ではなく増加をもたらすメカニズムに変わりつつあるようです。途上国のCDMを商売で購入する目的で、途上国の工業化を促進し、途上国の排出量増加に拍車をかけているのではないでしょうか。

CO2の地下封入、ドライアイス化、植林が必要
日本のように省エネ技術が高度化した国がやるべきことは、排出権を買うことではなく、大気中のCO2自体を減らす努力でしょう。廃炭鉱や地下水層へCO2を封入する。あるいはドライアイス化して北極や南極に保管し、氷床の崩壊を防ぐ。また、成長の早い樹種の植林で固定されるCO2量を増やす。こういう直接的なCO2削減を進めることが重要じゃないでしょうか。フロンなどのCO2よりも複雑で温室効果の高いガスは従来のスタイルで回収、CO2への置換で減少させる。単純なCO2は直接的に固定する。この両輪でないとうまくいかないのではないでしょうか。

オゾン生産も評価すべき
もうひとつはオゾンの問題です。オゾンホールの拡大が両極の氷床の崩壊を引き起こしている主原因なら、オゾンを生産することも温暖化防止の有効な手法。オゾン生産も次の議定書の枠組みには盛り込まなければいけません。オゾンの生産といえば森林。熱帯雨林などの保護には金を出す、逆に減少には一定のペナルティーを科すことも必要です。
また、たとえば燃料水素の製造過程でオゾンを生産し、それを積極的に排出することも企業のメリットになるような仕組みをつくる。たとえば20年間法人税免除というような。脱炭素のエネルギー構造を作らないと、CDMだけでは逆効果になるのでは?

太陽光惹起レーザーでCO2から炭素を固定
あとはCO2から純粋な炭素を分離して、酸素やオゾンを放出するシステムの開発。太陽光惹起レーザーを高濃度のCO2に放射して、触媒を利用して炭素結晶を生成。そんなことも日本の技術なら直ぐにできそうな気がしますが。

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マグネシウムと水でエネルギーを創る

NASAの上行く東工大のMg×水システム
アメリカのエネルギーベンチャー企業Ecotality社は、NASAのジェット推進研究所の開発した技術を使ったオンデマンドの水素発生装置を発表しました。マグネシウムと水を400℃から600℃の間のある温度で反応させ、水素燃料を発生する「Hydratus」は、燃料電池車の電源のスタンダードになるだろう、的な発言をしているようです。
しかし、実はよく似たシステムはすでに日本の東工大が発表しています。しかも、東工大のシステムは、マグネシウムと水素との反応から直接エネルギー(熱)を発生させるというよりシンプルなもの。さらにその過程で酸化したマグネシウムを還元するのに電力を使わず、太陽光惹起レーザーを使うというクリーンなものなのです。やりますねえ。
どちらも海水にほぼ無尽蔵に含まれるMgと水を反応させるポータブルでクリーンな動力源。Mg生成に必要なエネルギーを何からとるかが問題ですが、今後の展開が楽しみです。

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バイオエタノール増産で食料危機?

米のトウモロコシ価格が高騰
豊作にもかかわらず、アメリカのトウモロコシ価格が高騰しているそうです。理由はバイオエタノールの原料需要が急増しているから。その分、食料関係向けのトウモロコシが減っているのです。しかも、価格が上がったトウモロコシへの転作面積が増え、大豆、小麦など他の穀物の生産が縮小。こちらの価格も上昇しています。来年はさらにこの傾向が強まることでしょう。こうした穀物のほとんどを海外からの輸入に頼っている日本では、ひどい悪影響が懸念、というよりまず間違いなく発生すると思います。

さらに悪いことには、いまオーストラリアで未曾有の旱魃が起こっています。これも穀物の価格を高騰させることは間違いありません。消費者物価はどうなってしまうのか。小麦粉を業務用の大袋で100kgほど備蓄しておこうかと真剣に考えています。

バイオエタノールは食料から作るな
今後、温暖化の歯止めがかからず、耕地の砂漠化が進んで、世界の食糧生産量は減少の一途を辿るはずです。それを忘れて穀物を燃料に転換してしまうのは大きな間違い。効率の面でも穀物からの燃料生産は問題です。いま世界で燃料として使用されているエタノールは年3000万キロリットルだとか。これは穀物に換算すると約1億トンで3億人分の食糧に相当しますが、エネルギーとして原油換算するとわずか1800万トン。全世界の需要の0・2%にしかならないそうです。基本、穀物は食料として使うべきです。

バイオエタノールは茎から作れ
ではバイオエタノールは何から作るべきか。日本の場合は、国土の7割を占め、手入れが行き届かず荒廃が進んでいる森林にその答えがあります。払った枝や間伐材など、商品価値のない木質系バイオマスのセルロースを原料にするのが筋としてはベストでしょう。後はコスト面の工夫です。簡単なのは異常な高率の税金をかけなければいいんです。ガソリンのように税金が価格の大半を占める構造にしなければ、ガソリンと同じ価格で販売しても十分採算が取れるはずです。未利用で木材としての競争力の無い木質系バイオマスが大量にあるという先進国は日本のほかにあるんでしょうか。利用しない手はありません。

もうひとつの原料は穀物の茎や葉などの残渣です。アメリカでもトウモロコシや小麦の茎のセルロースからバイオエタノールを生産すれば問題ないのです。日本では稲わら。産地廃棄されている生産過多の野菜も当面は検討の価値がありそうです(食糧難になるまでは)。もちろん伊江島で実験が進んでいるバガス(サトウキビの搾りかす)も、まったく問題ありません。また、こうした農作物の残渣から生産したバイオエタノールは、主に産地での農作物の生産に関連して使うのがベストではないでしょうか。

セルロース分解はシロアリの腸内微生物にお任せ
セルロース類の分解は23日のブログでも触れたシロアリの腸内微生物の酵素にお任せしましょう。従来の5倍のスピードで分解するそうですからね。ホンダも稲わらなどからバイオエタノールを生成する技術を確立しつつあります。共同で研究を続けている地球環境産業技術研究機構(RITE)が開発したと思われるRITE菌でセルロース類を糖に分解するそうです。RITE菌の正体が知りたいところです。
また、産業技術総合研究所が認定したベンチャー企業の耐熱性酵素研究所は、酵素を用いて廃木材を高効率で分解。グルコースを搾取する技術を開発したと発表しています。これもセルロース類を分解する酵素でしょう。3種の酵素の性能比較も興味深いところですね。残った難物リグニンを分解する酵素もそろそろ発表されておかしくありません。
さらに産業技術総合研究所中国センターが環境機器メーカーのジュオンと開発中のシステムも注目です。まず木材チップから排ガス浄化液の原料の樹液を抽出。残渣からバイオマス燃料を生成する「利益2重取り」でコストを下げる仕組みです。

バイオエタノールはサルファーフリーなので、燃料効率のいい直噴エンジンが傷まないというメリットもあります。ぜひとも普及してもらいたいものですが、穀物から作るのは問題。そう思うのですが、いかがでしょう。

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講演「油糧作物(ナタネ・ヒマワリなど)の循環利用について」

先日、NPO法人バイオマス産業機構が主催する第3回「バイオマス・日本総合戦略に伴う環境セミナー」に参加してきました。当日は2つの現場からの講演があり、なかなか興味深い点もありました。最初の講演は中央農業総合研究センターのバイオマス資源循環研究チーム長の谷脇憲氏による「油糧作物(ナタネ・ヒマワリなど)の循環利用について」。

ナタネやヒマワリなどの油糧作物を(稲作終了後の田などで)作り、食用油として販売⇒搾りかすを家畜飼料として販売⇒廃食用油をバイオディーゼル燃料に精製⇒油糧作物などを製造する際の燃料として使用、余剰は販売という循環利用のモデルプランの解説がありました。「全体の9割は希望の域を出ないですが」という前提での話でしたが、面白かった。なかでも1haの油糧作物で10haの稲が作れるというモデルはかなり魅力的なシステムで、触手を動かされました。

モデルプランの鍵を握るバイオディーゼル燃料精製装置は、同センターが開発した超臨界法によるもので、240℃・80気圧で精製すると50円/ℓで精製でき、従来のアルカリ還元法で発生するグリセリンをほとんど生成しないことも可能だとか。商用機の価格は現在2000万円~2500万円。普及すれば1000万円を切れるというお話でした。

また、糖⇒バイオエタノールより油⇒バイオディーゼルの方がエネルギー量が10倍もあり、効率的だという話もあらためてなるほど。バイオエタノールは基本お酒や薬品分野に回して、燃料はバイオディーゼルに集中したほうがいいようですね。


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シロアリの腸内細菌でセルロースを糖に分解

理化学研究所がシロアリの腸内微生物から発見した酵素の遺伝子の一部を麹菌に移植。セルロースを従来の5倍の速さで糖に分解する菌をつくることに成功したそうです。正確にはこのセルロース分解酵素の遺伝子配列を特定しました。今後は効果的な工業利用の技術が研究されるのでしょうね。従来のバイオ技術の枠組みの中には直ぐに取り込めそうですから、一気にバイオ燃料増産に繋がる可能性もありそうです。

シロアリといえばゴキブリの仲間。ゴキブリの腸内微生物には食品系バイオマスを従来のものより効率的に分解するものがあるかもしれませんね。次はゴキブリを研究してほしいものです。古くから姿を変えず生き残っている生物は特別有能な酵素を隠し持っているはずですから。ミミズの腸内も研究する価値は大なのでは?

本日赤坂でバイオマス産業発展のための環境教育セミナーに参加してきます。「油糧作物(ナタネ・ヒマワリなど)の循環利用について」「コハク酸からのバイオプラスチックGSPla素材例」「バイオマス稲・環づくり連携と産業機構の指針」などの講演が予定されています。内容は後日。

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野菜の産地廃棄に替わるアイデア募集中!

2月23日締め切り、急げ!
農林水産庁のホームページで、野菜の産地廃棄に変わるアイデアを公募しています。日頃この問題に腹を立てている小生は早速提案書をメールしました。
農水省はこれまで寄せられた提案に対して、「需要拡大に寄与しない」「価格の上昇に寄与しない」などの主旨のコメントで却下していますが、そもそもそこが考え違いじゃないですか?食糧輸入大国の日本で野菜が廃棄されている事実、それに税金が使われている事実が問題の根本なのだと思います。
で、以下が小生の送りつけた提案内容です。みなさん、いいたいことのある人は2月23日までに郵送、ファックス、メールで送りつけましょう。

野菜の産地廃棄に対する提案
生産過剰は本来農家自身の責任。廃棄に税金を投入するのは根本的に考え違い。消費者の農政に対する不信感が高まるばかりの悪政。生産過剰の農作物は、①現在廃棄に支出している税金相当額で、さらに②輸送費梱包費の原価自己負担で、購入を希望する企業、消費者グループ、個人に販売し、農作物の消費拡大効果を狙うべき。一旦農作物の消費量レベルが上がれば、消費量全体がかさ上げされ、市場拡大効果が期待できる。

第2に、今後の環境エネルギー政策に関連して、余剰生産農作物はバイオマス発電、バイオマス燃料製造の原料に転用すべき。
以上

ps:最近我が家の朝食には必ず野菜スープが出てきます。すっかり野菜の旨さに目覚めてしまいました。

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太陽光で電力供給する日本初のマンション登場!

福岡県糟屋郡志免町に、太陽光発電で全戸に電力供給するマンションが日本ではじめて登場します。この「グランディア空港ソラーレ」は屋上全面に設置した太陽光発電パネルで発電し、1世帯平均1日約1・5kwの電力を供給。日中はこれだけでほぼ100%必要電力をまかなえるそうです。素晴らしいの一言。普及するといいですね。

山梨県北杜市など日照時間の長いエリアではリゾートマンションにも採用されてほしいですし、海辺の物件なら風力発電、温泉付リゾートマンションなら温泉廃熱を利用した発電など、リゾート物件にクリーンエネルギーが普及する日が来るのは、そう遠くないのかもしれません。

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エコタウンでエネルギーの地産地消を

佐田岬の別荘地で風力売電
エコエネルギーの地産地消が普及に向かって動き出しました。全国のリゾート地に「森林住宅地」を展開する大和ハウス工業は、愛媛県伊方町の「ロイヤルシティ佐田岬リゾート」内に1000kwの風力発電機9基を完成。年間2万9000mw/hの発電を見込んでいます。森林住宅地内での使用を除いた分は四国電力に売電。年間1万トン強のCO2削減効果が期待できるとか。大和ハウス工業では調査の上、他の森林住宅地でも風力発電所の設置を検討するそうです。

那須の山おろしも有力資源
同社の別荘地ではないですが、首都圏近郊では冬の山おろしが強烈な那須高原の別荘地でも風力発電は有力。一部の別荘地の隣地で大型風力発電機が設置されている例がありますが、個人の別荘でも助成金などが整備されれば大いに普及する可能性は大です。自家発電した無料の電力で凍結防止や換気など、留守中の維持管理をすれば別荘保有のコスト削減にも役立ちますね。

札幌では3年後を目指しエコ発電タウン
札幌商工会議所は風力発電と水素燃料電池を組み合わせ、100戸程度の規模の住宅地に電力供給する構想を発表しました。風力発電の不安定さを水素に転換・蓄積することで解消、安定供給するという考え方です。住宅向けの電力供給だけでなく、燃料用の水素の販売も行い、うれしいことに収益は住民に配当したり、介護施設の運営費に当てることも視野に入れているとか。エコタウンのあり方としてひとつの理想像じゃないですか?住民は燃料電池車を使うのにも便利ですね。

バイオマス発電も有力
風力に限らず、クリーンエネルギーは住宅団地で地産地消する形がベストでしょう。バイオマス燃料、バイオマス発電などはゴミ処理場と相性がよさそうです。現在、全国で65のバイオマスタウン構想が認定されています。一度精査してみようと思っています。

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東京都に太陽光発電設置助成金ができる?

マンションへの普及に期待
都は戸建て住宅やマンションを対象に、100万キロワット相当の太陽光発電、太陽熱利用システムの導入を目指すそうです。33万世帯分の年間消費電力量ということですが、これは都独自の助成金制度が創設されると期待してよさそうですね。楽しみです。
マンションの場合、最近発電効率がアップしてきた薄膜系太陽電池が期待大です。窓ガラスに貼り付ければ、飛散防止や夏の遮熱・断熱にも効果があります。エアコンの負荷も下げられ一石二鳥です。ぜひ、マンション用の商品開発をお願いしたいものです。

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大阪箕面市のニューゴーストタウン計画

大阪の自治体は太っ腹
大阪府の箕面市で、バブル時代に計画されたニュータウン計画が完成間近だとか。1区画当たり2500万円の造成費用がかかり、もし完売しても750億円という赤字になることが販売前から分かっているそうです。さすが職員に毎年スーツ支給など太っ腹な大阪の自治体です。府民の税金を使って自然破壊して、新たにゴーストタウンと誰も使いそうも無い有料トンネルを造るなんてね。

もう土建屋や不動産屋のための政治はやめませんか?

人口は増えないし住宅は余っている
自治体や政府系公団のニュータウン開発はもう必要ないでしょう。人口は増えないんですから。官と半官の不動産開発は禁止すべきですね。無駄が、利権が多すぎますから。今あるニュータウンの環境性能を向上させることを仕事にしたらどうですか?
バイオマスエネルギーや燃料電池、コージェネレーションのシステムは町単位のエネルギーステーションを作って集中管理したほうが効率よく、CO2削減にも大いに役立ちます。新たに無駄を造るのではなく、エネルギーロスや環境負荷の少ないニュータウンに作り変える。こちらのほうになら税金を使う意味があるのでは?

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ミミガーの燻製と地球温暖化

最近近くのスーパーでミミガーの燻製をよく買って帰る。調味料は加えず、そのままビールのあてにして楽しんでいる。正直はまった感がある。しかし、一方で冬なのにミミガーでビールか?という違和感も感じている。マンションの室温は例年と比べて5℃程度高い。リビングではほとんど暖房を使っていないほどだ。温暖化はすでにもう危険なほど深刻だ。

新潟などの米所では雪が降らない。今年の米の収穫量は例年を大きく下回るそうだ。米作りには大量の水が必要で、雪解け水が激減すれば収量も減らざるを得ないからだ。米はバイオマス燃料の原料としても非常に有力視されている。備蓄した古古米を燃料にすれば米価の安定にも繋がるだろうと思う。しかし、地球温暖化が進み、米所に雪が降らなくなるとこれも絵に書いた餅になってしまう。

坂を転がり始めた球はどんどんスピードを上げ続けている。途中に小さな出っ張りに当たれば、大きく跳ねて割れてしまうのかもしれない。

「二人生まなきゃ不健全なのか」などと揚げ足取りに現を抜かしている場合ではない。

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牛乳からビール?!

その名も「ビルク」
北海道中標津町の酒屋さん[なかはら]が網走市の地ビール会社の協力を得て、地元産牛乳を原料にした発泡酒「ビルク」を開発したそうです。見た目はビールで、味もフルーティーで後味に風味があるとか。飲んでみたいものです。モンゴルの馬乳酒を薄くした感じでしょうか?

大量破棄を二度と起こさないために
きっかけは昨年3月、生産過剰の生乳を大量破棄した悪夢を二度と起こしたくないという郷土愛。素晴らしいですよね。食料自給率が先進国中最低の40%なのに、出来過ぎたにんじん、キャベツ、白菜、レタスなどを破棄している映像を見て、腹立たしく思っている一人としては、補償金(これも税金の無駄遣い)に頼らず、自らの努力で新たな商機に繋げる発想には尊敬してしまいます。野菜も加工して食品にしてもらいたいものです。

余剰生産野菜を無駄に捨てるな
白菜はキムチ、にんじん、キャベツは酢漬け、レタスは地元産肉の無料付け合せに。捨てる余裕なんか日本には無いだろ?といいたいです。近い将来、こうした余剰農作物はバイオマス燃料の原料として注目されることになると思いますが、食えるんだから食品に加工するのが本筋かと。それにしてもビルク、現状は地元の酒屋でしか買えないそうで残念です。十分町おこしの起爆剤になるのではないでしょうか。

今度、牛乳を使った酒造りにチャレンジしてみようと思ってます。

EUPA ヨーグルトメーカー TSK-5109P Kitchen EUPA ヨーグルトメーカー TSK-5109P

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700W級の小型家庭用燃料電池が登場

大阪ガスと京セラが、従来の半分のサイズの家庭用燃料電池を来年度に商品化すると発表しました!サイズは高さ95㎝、幅54㎝、奥行き35㎝というコンパクトさ。発電効率45%、廃熱回収効率30%。50万円から60万円での販売を予定しているそうです。この価格が本当なら爆発的に普及するでしょうね。マンションのベランダに置けますから。我が家の給湯器よりも小さいくらいです。発電出力は700Wで、家族4人の使用電力の7~8割をまかなえるそうです。東京ガスが同じものを出してくれたら、我が家も即導入します。

市販の燃料電池システムです。実用でこれより安くなったら、やはり買いでしょう。

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フォードの燃料電池ハイブリッド車

フォードが新型の燃料電池ハイブリッド車を発表しました。トヨタのプリウスとは違い、燃料電池とリチウムイオン2次電池を組み合わせたプラグイン・ハイブリッドです(ちなみにトヨタもこのタイプの燃料電池ハイブリッド車を出しています)。
フォードの新型は家庭用電源から充電できる2次電池だけで25マイル(約40キロ)の走行が可能。電池残量が40%以下になると、燃料電池で発電しながら走行し、最大225マイル(約362キロ)の走行が可能ということです。
300キロから400キロの航続距離を持つ燃料電池車はすでに数社から発表されていています。この距離ですが、普通に考えれば十分実用的じゃないでしょうか。特に広大な空白地帯を持たない日本では。
片道180キロ圏なら随分遠くまで行けます。目的地や中継地で充電、あるいは水素充填すればいいわけで、使い勝手もガソリン車とそれほど引けを取りません。これ以上大容量の水素を積む技術の確立を待つより、どんどん普及させて社会構造を変え、水素ステーションや電気スタンドを増やしたほうが温暖化対策として効果的じゃないでしょうか。スピードだって120キロも出れば十分すぎるくらいです。

水素の場合は危険物というイメージが強いので(実際に危険もありますけど)、やはり電気自動車の普及のほうが先になるのでしょうか。街のり用の軽車両ならすぐにでも完成度の高いEV車を市場投入できるはずです。

最近イタリアの軽EV車「ジラソーレ」の輸入販売がスタートしました。1回の充電で120キロ走れ、別荘地にリタイアする夫婦の足やセカンドカーとしては十分な航続距離です。デザインもおしゃれなので流行りそうですが、2人乗り260万円はちょっと高いですね。補助金が確か70万円くらいはでるはずですが。

こんな国産EV車がありました。EVの夜明けも近い?

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日本のかまどもアフリカではエコ

12年で10万世帯以上に普及
ケニア在住の日本人食物栄養学者、岸田袈裟女史が12年前に日本の「かまど」を紹介し、現在では10万世帯以上に普及するまでの大ブームになっているそうです。
かまど導入以前の現地では3つの石で鍋を支えて薪で調理するスタイル。石の隙間から炎が逃げて熱効率が悪い、一度に1品しか料理できないという状況で薪集めが大変だったり、薪をケチって生水を十分に沸騰させないことが原因の下痢などが蔓延している状態だったとか。
かまどのおかげで薪の使用量は1/4に減り、一度に3品調理できるようになり、ケニアの主婦生活は劇的に改善されたということです。「省エネ=地球環境に優しい」という図式がこんなローテク分野でも成り立つなんて、「目からうろこ」の話だと思いました。

公害防止、省エネなど地球環境保護にまつわる日本の技術はすごいです。「国際省エネ救助隊エコバード」みたいな方向性が、世界で尊敬される一流国への近道じゃないでしょうかね。

しかし、家庭の一般的なガスコンロをかえりみると、ケニアの3つの石式と同じような炎の無駄がずっと改善されてませんよね。これはガス会社の陰謀といってもいいと思っているのですが。省エネ五徳や内向き竜巻燃焼がスタンダードにならないと、天然ガス高騰の波を乗り切れないのではないでしょうか。下の屋内外兼用コンロのような五徳は省エネにも効果大です。自作も簡単。ただ炎を全開にすると高温になりすぎる場合があるので要注意。それだけ小さな炎で済ませられるということです。

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日韓リチウムイオン電池性能競争


電気自動車普及の鍵を握る2次電池の性能アップ。日本では先日、松下電池工業が同社が「第3世代」と呼ぶ新型リチウムイオン電池を発表しました。ポイントは電極の素材。正極にコバルト系材料を使うとともに、負極材料を従来の黒鉛素材から合金系に変え、体積エネルギー密度を従来の2割アップの740wh/Lに高めたそうです。これはモバイルPC用のもののようですが、喝采です。

ところが、お隣韓国ではさらに劇的な進歩が。こちらもモバイル用ですが、容量を2倍以上に増やせる負極材料の開発に成功したそうです。韓国電気研究院電池研究グループのト・チンフル博士チームが開発した負極材料は、金属を黒鉛と炭素でコーティングしているようです。黒鉛素材の2倍以上の1g当たり最大800ミリアンペア時の蓄電量を実現できたとか。

単位が違うので文系には分かりにくいですが、どちらも従来の黒鉛素材との比較ですので、単純に1.2倍対2倍ということでよさそうです。韓国もやりますね。まあ、日本も研究レベルではもっとすごい技術革新を達成しているとは思いますが、どうでしょう。今度調べてみますか。

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EUは温暖化ガス20%削減を目指し、アメリカは…

EUは2020年までに20%削減
地球温暖化防止に対する取り組み方で、EUとアメリカの間の隔たりがますます大きくなってきました。EUでは2012年までに90年比8%削減という目標に向かい、自然エネルギーの導入などが進んでいます。先日もテムズ川沖に世界最大の海上風力発電所を建設し、最大で年間190万トンのCO2削減をもくろむ建設計画が決まりました。そして、12年以降の次期削減目標としては、EU域内で90年比20%減達成を最低限の目標として掲げることを宣言しています。

エクソンモービルは反対勢力に巨額の資金提供
これに対してアメリカは京都議定書のプログラムにいまだ参加していないだけでなく、企業レベルでは逆行する動きが活発です。石油メジャーのひとつエクソンモービルは、地球温暖化の科学的根拠に疑問を呈するシンクタンクなどに1600万ドルの資金提供をし、連邦レベルでの規制導入を妨げようと画策しているそうです。ブッシュ政権が続く限り、温暖化ガス垂れ流しのライフスタイルが転換することはなさそうです。

日本は金で排出権を買うだけでいいのか?
で、わが日本はというと、90年比6%減という目標を達成するどころか、05年度は8.1%増えてしまったというお寒い状況。「チーム6%」ではなく、「チーム14%」と改名したほうがいいんじゃないですか?日本の場合は元々省エネが進んでいるという状況もありますが、アメリカが批准してないんだから達成しなくてもいいんじゃないか、という意識がどこかにあるような気がしてなりません。京都議定書の議長国なんですから、達成しないと世界の笑いものですね。途上国の削減プロジェクトを推進して炭素クレジットをかき集めているだけではやはり足りません。やはり車と消費社会の構造改革に手をつけないと、6%削減の達成は無理でしょう。

まずは、われわれ国民に環境問題を常に意識させる恒常的なTV番組などが必要ではないでしょうか。テレビ局にそうした番組の制作を義務付ければ、税金をかけなくても大きな効果を生み出せるのでは?

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宝永の大噴火を生き延びた巨樹群

富士山南東麓のアザミ塚で発見
富士山南東麓のアザミ塚(標高1630m)で巨樹群が発見されたそうです。静岡県内最大の幹周り6.35mのブナを筆頭に、幹周り3mを超える巨樹が20本以上も。場所はアザミ塚の南面にあり、富士山の宝永噴火(1707年)の火山礫で北面までのエリアは焼失したものの、アザミ塚が盾になって生き延びたようです。樹齢はいったいどのくらいでしょうか。一度この目で見てみたいものです。こうした天然記念物級の巨樹が今まで発見されずに都会の近くに残っているなんて、日本の自然はやはり懐が深い。素晴らしいです。

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屋久島で縄文杉などの屋久杉の巨樹を見てきたことがあります。強烈な晴れ男なので、年に1000日雨が降るといわれる屋久島で3日間ピーカン続き。そのため屋久島の森は幻想的な姿を見せてくれませんでした。「小さな島だな」というのが、宮之浦岳からぐるりと見回した際の印象でした。しかしさすがに縄文杉は圧倒的な存在感で迎えてくれました。その幹周りが16.1m。アザミ塚のブナが樹齢1000年位でもおかしくありませんね。

貴重な自然のライブ放映で経済格差是正
こうした巨樹の楽しみ方として実現してほしいと思うのは、ライブ映像の24時間配信です。世界の巨樹の「今」が見られるCATVなんて魅力的だと思いませんか。さらに途上国などでは、貴重な自然を保護してもらう代わりに、その放映権を先進国の視聴者が支払う形の経済援助が成り立つのではないでしょうか。

余談ですが、屋久島には腹部の無い羽蟻が大量に発生するそうです。また、実は縄文杉クラスの未公表の巨樹があるという話も聞きました。調査キャンプをしてみたいものです。

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石油亡き後の世界

シルクロードがエネルギーロードに
NHKの番組「青海チベット鉄道」を見ていて、中国の大規模太陽光発電計画を思い出しました。甘粛省敦煌で10万キロワット(100メガワット)の太陽光発電所が建設されるというものです。現在の世界最大はドイツ・ライプチヒにある5メガワットクラスの発電所だそうで、敦煌の計画は実にその20倍という巨大なものです。ちなみにわが国でも山梨県北杜市長坂町に先進型太陽光発電の実証研究所が建設されることになりました。こちらは2メガワットクラスということなので1/50です。
砂漠地帯は日照時間が長く、太陽光発電に適した場所です。石油資源が枯渇した後の世界では、こうした砂漠地帯が昔のシルクロードのように、エネルギーロードとして栄えるのかもしれませんね。

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ジャパン・ホーム&ビルディングショー2

磁気制水機「磁然水ELMa」
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住設機器関連で気になった商品のひとつは、㈱日本磁科学研究所の磁気制水器「磁然水ELMa」(左)です。強力な磁力によって水道管内に黒錆Fe3O4(マグネタイト=磁鉄鉱。安定している)を生成することで、赤錆Fe2O3を除去し、その発生を防止。また、カルシウムやマグネシウムイオンの結晶化した「スケール」の生成を防ぐというのが主な機能です。水道メーターペースの近くに設置する強力なフェライト磁石なので、電源やフィルターなどに関わるランニングコストは不要。月々5000円(13ヶ月目から3500円)のリース契約なので初期投資も必要ありません。飲み水だけでなく、洗濯、風呂、トイレ、庭木の水遣りなどすべての水に効果があります。だそうです。

実際の効果はいかに?
設置後の効果としてうたわれているのは、①赤錆、赤水が無くなる、②風呂のお湯が滑らかになる、③キッチンシンクのぬめりが付きにくい、④洗剤使用量が減らせる、そして⑤カルキ臭がなくなり、水道水がまろやかになる、⑥体内の酸化ストレスが減少するなど。
どう思いますか?私自身は昔から磁力で水はよくなるとあまり根拠はなく考え、自分でも装置を造ってみようかと考えたこともありましたので、ちょっと興味が沸いています。

水の客観的な評価は難しい
しかし、問題は「水質の評価の難しさ」。以前に天然アルカリミネラル水の広告を作ることになり、いろいろ調べたことがあります。そこでぶち当たったのは「旨い水、健康にいい水とは何だ」という大問題でした。アルカリ性の健康効果をいうのはわかりやすいですが、「水の分子=クラスターが小さい水は体に吸収され易く、うまい」という説が曲者です。今でも時々無知なTVスタッフが作った番組でそういう表現を堂々としているケースを見ますが、クラスター理論自体が賛否の分かれるところで、その測定法にも客観性がありません。この「磁然水ELMa」はクラスター効果をうたってはいませんが、箇条書きした効果の内容を見れば分かるように、客観的に測定できない要素、感覚的な要素が多いですね。つまり、実際に試してみないとわからんということです。

試してみることにしました
そんなわけで試してみることにしました。どうせなら家族に内緒で設置し、ブラインドテストにしたいと思います。これから毎日風呂に入る季節ですし、効果も分かりやすいのではないでしょうか。洗濯機は銀イオン洗浄の新品に換えたばかりなので、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、折を見て、洗剤無しで試してみようかと思っています。設置は12月中旬までにはと考えていますので、いずれ定期的にご報告したいと思っています。

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CO2は削減だけでなく吸収しないとダメだ

地球規模の緑化って大事では?
この夏、杉並区の都立農芸高校と都立杉並工業高校が協力し、農芸高校の校舎で植物を利用した冷房効果の実験をしました。かぼちゃ、ミニトマト、ゴーヤなどのつる性植物で窓を多い、太陽電池と雨水を利用した装置で散水するというもの。晴天の日には室内温度が戸外より5~10度下がったそうです。
品川区でも西五反田の小学校など区内18箇所で、屋上緑化効果を類推するための温度計測が行われました。8月31日正午のコンクリート表面は47度に対し、芝生は32度。区ではこの結果を、将来的にはJR大崎駅周辺再開発のヒートアイランド対策に生かしていきたいそうです。
前者はいわゆる「緑のカーテン」で、学校中心に都内の各所で取り組みが行われています。マンションの企画に取り込んだデベロッパーも出てきています。ビルの壁面緑化では、東京の東新橋のヤクルト本社ビルなどが古くから有名です。
先日出席した東京都の屋上緑化・壁面緑化技術に関するセミナーでも、東京都や千葉県の農業試験場が開発した「緑化植物」が紹介され、農業法人としてこの生産に当たっている千葉県の組合で出荷額が順調に伸びている様子がレポートされていました。また、江戸川区の駅ビルの屋上に野菜畑を造った事例もテレビで紹介されました。

都会のコンクリート建築の屋上緑化・壁面緑化は今後、マーケットとして大きく広がっていくことと思います。私は、CO2削減による炭素クレジットの売買市場よりも、むしろこちらのほうが重要ではないかと思っています。実際にCO2を固定・回収するのは植物のほうなのですからね。しかも、省エネ効果や環境改善の効果もあり、さらに決定的なのは一般人が購入できる商品でもあります。屋上緑化や壁面緑化をすれば、その面積あたりどれだけCO2を削減できるのかという基準を明確にアナウンスし、普及に努めるべきではないでしょうか。

地球温暖化対策として緑化を認定すべき
京都議定書の枠組みに、どうして砂漠や都市の緑化を組み込まなかったのか。2012年に見直すときにはぜひ組み込んでもらいたいものです。実際に緑地を増やす、あるいは減らさない努力をしない限り、温暖化はストップしませんよ。たとえば、人工衛星から赤外線撮影して、都市や砂漠の緑化率の変化を判定すれば、目標設定や評価も客観的にできるはず。「チーム6%」とか抽象的なスローガン(しかもすでに14%になっている)より、「緑化率100%」、つまり敷地面積と同じ面積の緑化を屋上・壁面で実現しろというような規制をかけたほうがわかりやすいのではないでしょうか。
緑化が進むと昆虫が増えたり、花粉が増えたりという別の問題も出てくることが考えられますが、空気がよくなるのでプラスの面も出てくるでしょうし、バイオマス資源も増加します。総じてプラスの効果のほうがはるかに上回るような気がします。こうした研究をしている大学がないものでしょうか。あったらぜひ取材してみたいですね。

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洋上でマルチに発電するクリーンシステム

東大と東電が共同で、関東沖50kmの太平洋上で風力発電を考えているそうです。福島県沖のガス田で2年間の風力計測を行った結果に基づき、十分採算ラインに乗ると判断したとか。出力2400kwの風車を700m間隔で1万2000基並べると、年間国内需要の約1割にあたる1000億kw/hの発電が可能だそうです。
洋上ですから、以前に話題になった「メガフロート」のような巨大浮力体を幾つも並べて、その上に設置することになるのでしょうか。構造体が大きすぎると、コストの問題とともに「太陽光が海中に届かない=植物プランクトンが育たない」などの環境問題も考えられます。どんなプランになるのか、創造が膨らむところですね。

洋上の浮力体であれば、当然、波力発電や潮力発電も併せて行わない手はありません。さらには深海と海表面の海水温の差で発電することもできます。さまざまなクリーンエネルギーで複合的に発電できるエネルギーステーションというのは、なかなか魅力的な選択肢ではないでしょうか。

さらに将来的には、電解質そのものの海水自体を直接的に使って発電する海水電池なんて技術も出てきそう。また、洋上のリゾート都市構想、メタンハイドレード採取の研究施設などにも発展する可能性があります。実現すると面白そうですね。

日本海にメガフロートを浮かべて、エチゼンクラゲを一網打尽にし、バイオマス利用するというのもありかもしれません。いずれにしても夢が広がる話題です。

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バイオトイレは第3の腸である

新型は納豆、酒、味噌の菌を利用
警備業のトスネットといすゞ車体が新型バイオトイレを開発したそうです。この「トスレット」、従来のおがくず、木質チップの代わりに椰子の実繊維を使い、「納豆や酒、みそにも含まれる微生物」の力で汚物を分解するとか。臭いはほとんど無く、分解後の無機物は燃えるゴミとしても処理可能。価格は180万円からと少々高額で、個人宅に向いているとはいいがたいですが。

この微生物が納豆菌や麹菌を指すのか、それとも共通して存在するあまり知られていない菌を指すのかは現時点ではっきりしないのですが、いずれにしても納豆、酒かす、みそに含まれている菌である事は間違いありません。椰子の実繊維は園芸店で水につけると膨らむ代用培養土として安価に売っています。つまり自作は可能ということですね。

考えてみると、バイオトイレ、コンポストトイレは大腸や小腸に続く第3の処理過程。第3の腸とも言える存在なのではないでしょうか。納豆菌や麹菌、あるいは乳酸菌などさまざまな有用菌を繁殖させ、悪玉菌を減らすように「腸内環境」を整えてやれば、「口臭」や「体臭」などの臭いも減る。そんなイメージで捉えると、バイオトイレのお手入れも何だか苦にならないような気がしますね。

バイオトイレ KBT-10

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乳酸菌でエビ養殖

大阪のラクトなど3社が、抗生物質の代わりに乳酸菌を与えて抵抗力を高めるエビの養殖法を確立したそうです。合わせて酸素濃度も高め、通常の3倍の密度で養殖できるようになったとか。乳酸菌で抵抗力を高めるってことはプロバイオティクス。それを頂くことは抗生物質を含まない以上のメリットもありそうです。
この技術は当然、他の海産物の養殖にも転用されるのでしょうね。たとえば弱い稚魚の間だけでも乳酸菌を投与することで、ブリやハマチ、ウナギなどの養殖物の抗生物質含有量を大幅に減らす、あるいは無くすことができそうです。
安全でしかも3倍取れるとなれば、東南アジア産の抗生物質漬けのエビに価格面でも勝てそう。いや、勝ててもブランド化して高く売るのでしょうか?そこだけが心配です。

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東京都の屋上・壁面緑化セミナー

新素材による屋上・壁面緑化講演会
先月29日に都庁の都民ホールで「新素材による屋上・壁面緑化講演会」が開催されました。「ん?緑化の新素材?」ということで鼻を突っ込んできた次第です。その新素材というのが「マット植物」と「長尺つる性植物」、「薄層コンテナ植物」です。
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都では今後10年で1200ヘクタールの屋上を緑化したいということで、東京都農林水産振興財団、東京都農林総合研究センターなどが中心になって、普及のための技術開発などを進めているのです。その成果として3つの新素材が発表されたわけですが、逆にいうとまだその段階で、屋上緑化・壁面緑化に伴うコスト増の問題を行政としてどうクリアしていくのかという施策検討までは至っていないという印象を強く持ちました。まあ縦割りですから、よそで検討しているのかもしれませんが、多少なりとも方向性が出ていればチラッとでも触れられたはずなので、おそらくまだなのでしょう。

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それと質問に立った森林総合研究所の職員がしきりに強調していたのが、植物に水を供給することで発生する環境負荷とのバランスをどうとるのか、という問題です。屋上に敷き詰めるマット植物は、厚さ4cmと非常に薄いものなので保水力は低く、商業ビルなどでは水遣り用のパイプを敷設し、人工的に水分を補給してやる必要があります。1200ヘクタールでは確かに膨大な水が必要になり、それを水道水でまかなうとなると大変です。中間水利用の事例もありますが、これも処理コストがかかる。雨水利用もその分地下への浸透量が減り、地盤沈下を加速させるかもしれません。ただ、悪影響を調べるより、環境負荷の少ないシステムやプラス面を考えたほうが建設的でしょうね。

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防災面の視点が抜けている
一番気になったのは、防災面の効果についての視点がどこにも見受けられなかった点です。新素材の発表なので仕方ない面がありますが、緑化によるメリットを説明する官民のパネラーの誰もその点は触れませんでした。大震災を間近に控えた東京都ですから、ヒートアイランド現象対策よりも防火対策として積極的に評価してほしいという不満がありますね。建物の屋上や壁面を緑化するということは、植物という生きている水のパイプ、カーテンで覆うということ。水道管が断裂しなければ、大火災発生時に大量の水を植物に供給して、延焼を防ぐという減災システムを確立できるのではないでしょうか。最大の脅威「炎の竜巻」も、地表面が植物に覆われていたら、発生しにくくなるのでは?

今年から都は耐震診断に最大15万円、耐震改修に最大150万円の補助金、交付金を出すことになったとか。ついでに個人宅の屋上緑化、壁面緑化にも補助金なり税の優遇なりでインセンティブを与えてはどうでしょう。屋上緑化の進むドイツでは、税の優遇があるそうです。手始めに公団住宅や都の住宅で屋上・壁面緑化を行い、緑と花で覆われた集合住宅を作ってみては?民間でも流行ると思いますよ。

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ブラックバスで電車を動かせ作戦

バス⇒魚粉⇒耕作放棄地⇒ヒマワリ⇒BDF⇒鉄道
霞ヶ浦の水質浄化と自然再生に取り組むNPO法人「アサザ基金」が、ブラックバスやブルーギルを利用したバイオマス燃料で廃線の危機にある鹿島鉄道を動かすという、大変ユニークなプランを発表しました。捕獲した外来魚を魚粉に加工し、これを肥料に霞ヶ浦湾岸の耕作放棄地約3232ヘクタールでヒマワリやナタネなどの油糧植物を栽培。その植物油を改質してBDF(バイオディーゼル燃料)を製造し、ディーゼル機関車を走らせるというものです。面白いですねえ、このプラン。

さらに沿岸地域で廃油を回収することで霞ヶ浦に流入する油分も削減。水質改善も行いたいとか。ぜひ実現してもらいたい、応援したいプロジェクトです。霞ヶ浦で実現したら、次は琵琶湖です。駆逐しましょう。

バスフィッシャーも仲間に取り込む
しかし、ブラックバスやブルーギル釣りの愛好家は何故勝手に稚魚を放流するんですかね。それと、釣った魚は食えばいいじゃないですか。旨いという話だしね。
まあそれはそれとして、日本中のバスフィッシャーに霞ヶ浦に集合してもらって、年間の漁獲量を競ってもらうわけですよ。タイトルはバス・ダービー・フィッシング(むりやりBDFとかけました)。釣ったバス、ギルは委員会が回収して魚粉にし、最終的にはディーゼル燃料になる。釣った漁獲量に応じてポイントが溜まり、ディーゼル燃料が貰えるという仕組みにしたら、ガス代も浮くし、「ねえねえ、エコフィッシングしない?」なんて女の子を誘ったりする口実にも出来るしね。こんな感じでバスフィッシャーを仲間にしちゃわないと、外来魚問題はなかなか解決しないのでは?

で、外来魚の次はエチゼンクラゲね。あれも立派なバイオマス資源です。

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省エネ・ナビがやってきた!

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刻々と電力消費量を表示

財団法人省エネルギーセンターの省エネ普及研修を受けることになり、その一環として省エネナビ(左)が送られてきました。刻一刻と我が家の消費電力量が表示されていく機械です。モニターに表示される消費単位はkw/h、円、kgCO2、MJ、℃の5種類選べ、省エネ達成度がアイコンで表示されるなどなかなか面白い装置です。ちなみに作動開始30分ほどで6円分の電力を消費しました。当面は普段どおりに生活し、省エネ研修後にその内容に沿った省エネ行動を起こして、差を実感することになります。

ちょっと感じたのは、円モードにするとかなりプレッシャーになりそうだということ。1円2円なのですが、刻々と上がるといや~な感じがするのも事実。大げさに言えば、生きてる一瞬一瞬に税金を取られている圧迫感を改めて認識させられる感じです。アイコンの笑顔マークが点灯しないと救われません。
逆に、太陽光発電だと売電量が目に見えて確認できるわけで、こういうプラス思考のほうが私は好きですね。

しかし、これが仮に都内の全戸に設置が義務付けられると、省エネ意識は格段と高まるだろうと思います。
「うちがこんなに努力してCO2を減らしてるのに、あの会社の製品は何だ」とか「アメリカの浪費振りは本当に許せん」とか、逆に「こんなにちまちま省エネなんかしなくていいお金持ちになりたい」とか。
まあ楽しんで省エネできるよう、考えてゆきたいと思います。詳しい研修の内容などは3週間後にご報告します。

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次のマイカーはホンダのエコカーか?

前にも書きましたが、次に買い替える車はエコカーと決めています。実績ではトヨタのハイブリッドが断然リードなのですが、ここに来てホンダの矢継ぎ早の動きが気になっています。

年内にブラジルでE100車を販売
まず、年内にバイオエタノール先進国のブラジルでE100対応車を販売するそうです。これは来春に予定しているトヨタの機先を制する動き。すでに日本市場でも軽の「ザッツ」以外はE10(バイオエタノール10%混入)対応済みとは知りませんでした。

さらに22、23日の「Honda Technical Review2006」ではエタノール比率が20%~100%まで自動的に対応可能な「フレキシブル・フューエル・ビーグル」を発表。年内の実用化を目指すとか。燃料にガソリン×バイオエタノールの組み合わせを選択するなら、これが第一候補になるでしょうね。先日、トヨタとのハイブリッドの関する技術提携を終了し、独自のハイブリッド技術の開発を目指すと宣言していますから、最終的にはE0~100×ハイブリッド、しかもおそらくプラグイン・ハイブリッドがホンダのスタンダードになるのではないでしょうか。

ディーゼルも独自技術でNOX対策
一方、25日には開発中の次世代ディーゼルを公開していますが、これはガソリン車と同等レベルの排ガス規制を求めるアメリカの「TierII Bin5」を独自の技術でクリアしたというもの。触媒内でアンモニア(NH3)を発生し、これと反応させてNOX(窒素酸化物)を無害なN2=窒素に還元してしまう優れものです。もちろん一酸化炭素や炭化水素も触媒で浄化し、PM(粒子状物質)もフィルターで除去します。CVCCで確立された「技術のホンダ」の面目躍如という印象です。

燃料電池車も発表
そして昨日は燃料電池車。2005年の東京モーターショーで公開した燃料電池車「FCXコンセプト」ベースの新型燃料電池車を、2008年に日米で限定販売するというのです。こうなると門外漢でも株価が気になりますね。燃料電池ユニットは、水素供給の方式を従来の水平方向から垂直(上から下)に変えて、生成される水の排出性を高め、コンパクト化と高出力化を実現したとか。

ここまで集中して発表するとテレビをはじめとするマスコミも黙ってませんね。近いうちに特番をやってくれると期待してます。真剣にホンダ株購入を考えようかと迷ってます。もう遅いのかもしれませんけどね。

EV車が本命か?
EV車についてのニュースは見落としてしまったようですが、これも米国でもリース販売開始など実用化の動きは急ピッチで、すぐにニュースが飛び込んでくることでしょう。当面、急速チャージ用の携帯バッテリーユニットを別売すれば、長距離ドライブでの電池切れの心配もなくなります。こんな商品開発はあっという間でしょ。EV車はすごく魅力的なんですが、私の場合は自宅がマンションの3階なので夜間自宅充電が出来ないのがネック。ということは、マンションデベロッパーは、駐車場にコンセントをつけるだけで、「EV車対応のエコマンションです!」と大威張りで宣伝できるということ。すでにEV車への優遇措置を発表している神奈川県で、遅くとも来年中には登場すると予言しておきましょう。

1/12 ホンダS800 昭和41年式
1/12 ホンダS800 昭和41年式

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水源の森の木材で家を作る活動

桂川・相模川流域協議会
山中湖に始まり、相模湖を経て、相模湾に注ぐ桂川・相模川水系。神奈川県の水道水の50%強を供給するこの水系の環境を守ろうという主旨で、10年ほど前に発足したのが「桂川・相模川流域協議会」だそうです。9月23日(土)、この協議会が主催する「家作りイベント」に参加してきました。山梨県の北都留森林組合が管理する民有林の檜を伐採し、実際に家を建てるところまでを見学するというイベントの第1回目(全3回)でした。

流域材の活用で森林荒廃を防ぐ
「木を切り出すところから見せる流域材の家づくり」と名付けられたこのイベントの主旨は、水質を保全するためには水源の森の荒廃を防ごう。そのためにはその森で育つ流域材の流通を活発にし、森に人の手が十分入るようにしよう、ということ。趣旨に賛同する施主が、山梨県東部のとある人工林の檜だけで家を立てる過程を要所要所で公開し、山梨材を使った家づくりのよさを広く知ってもらうことが目的だそうです。

日本は先進国では飛びぬけて森林面積率が多い「森の国」ですが、戦中戦後のあやまった植林政策もあって、その多くが杉や檜単相の人工林になっています。ご存知の通り、人工林は当初密集して植林されるため、定期的に間伐や下草刈りなどの世話をしないと十分な日照が確保できず、木が健全に育ちません。それには費用と人手が必要です。ところが、安い外材に押されて国産材の消費は減少し、放置され、荒れたままの森が多い。日本の森を健全にするためには国産材の需要を高めなくてはいけないわけです。

新月伐採の木は無垢のままで長持ちする
今回のイベントの目玉は「新月伐採」。それは、
『冬季の、満月が欠け始めてから新月に至るまでの約2週間に伐採された木を「新月の木」という。「新月の木」は、カビが生えにくく、虫がつきにくい、腐敗しにくい、縮みや曲がりが少なく割れにくいという特性がある。そして室内の空気を浄化するほか、燃えにくく、良質な古材としても再利用可能である。つまり無垢(むく)のまま長い年月使用可能である。』(エルヴィン・トーマ著「木とつきあう知恵」より抜粋)
これは本当だそうです。今回の住宅は、すべて新月伐採の檜で建てるそうなので、シックハウス症候群とは無縁の、とても居心地のいい家になることでしょう。ぜひ完成した新居を見学させていただきたいと思っています。私が構想している「誰でも持てる小さなエコ別荘」にも、この新月伐採の木材を取り入れたいからです。外材などでは伐採時期を選ぶことはほぼ不可能。内装材や柱材、あるいは外装材やデッキ材に地元の「新月の木」を使えば、コストダウンと快適空間が両立できる可能性があります。

木とつきあう智恵 Book 木とつきあう智恵

著者:エルヴィン トーマ
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山梨県産柱材を無償提供する制度もある
当日は、事前に大工の棟梁が選んだ樹齢40年程の檜を5本伐採するところを見学した後、「甲斐東部材団地」へ。ここは山梨県東部の木材供給拠点で、原木市場、製材工場、プレカット工場が一体的に整備されている場所です。非常に立派な施設で、山梨県の林業振興への意気込みが感じられました。敷地内には、一般の施主が家づくりを依頼できる窓口的な組織もありました。さらに耳寄りなのは、山梨県には県内に居住用の木造住宅を建築する人に、無償で県産柱材を提供する「県産ラベリング材住宅促進事業」という制度があること。今年度は6月26日から30戸分を先着順で募集し、1ヶ月程度で満口になったそうです。来年度も同様の時期、規模で実施する予定だそうですから、山梨県に移住しようという人なども検討してみてはいかがですか。

このイベントについてはまた近いうちに続報を。

ps:以前に何度か林業の現場を取材したことがあり、今回の北都留森林組合も実は3度目。ちなみに山の現場で働く人はみなスリムで精悍という事実、ご存知ですか?林業に転職すると、体脂肪が30%近い人でも2、3ヶ月で10%前後になります。それも人一倍食べて。山の急斜面の上り下りはそれだけ重労働なわけです。

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電気自動車買うなら神奈川へ引越し?

次に車を買い替える時にはエコカーを、と決めています。後2、3年は我慢して、プラグイン・ハイブリッドにするか、EV=電気自動車にするか。あるいはバイオディーゼル燃料も使用できる次世代ディーゼル車にしようか。プラグイン・ソーラー電気自動車なんて出てきたら直ぐに飛びつきますね。もうスピードを出したがる年齢ではないので、80kmも出れば高速道でも何とか我慢できます。ただ、長い坂を上る前後のサービスエリアで急速充電できないと厳しいものがありますが…。

神奈川県がEV車普及に本腰
EV車が市場に出回るのはいまから約2年後の2008年頃といわれていますが、その鍵を握る2次電池(充電池)の高性能化も着々と進んでいるようです。
そんな中、神奈川県がEV車の普及に積極的な姿勢を表明しました。販売開始から5年以内に県内で3000台まで普及させるため、税制優遇や補助金交付を行うというのです。自動車税・自動車取得税の税率を9割引、国の補助金に県が上乗せなど魅力的ですが、裏返せばそれだけ高額な販売が予想されているということでもありますね。
神奈川県では公用車としても100台程度を購入し、150基の急速充電スタンドを都市部中心に設置することも目標に掲げています。個人の街乗り用や市街地エリアの配送車、近距離タクシーなどの用途なら、最高速度や航続距離がガソリン車に及ばなくても、これが実現すれば十分に使えます。

分散型発電システムの普及も必要では?
EV車がさらに普及すると、都市部の家庭の電力需要は当然拡大します。自宅での充電が夜間電力の有効活用には繋がると思いますが、昼間の急速充電需要が問題です。いまのように遠隔地から長大な送電線で運んでくるスタイルでは、真夏の日中の電力需要は賄いきれないのではないでしょうか。であれば、30%を超える送電ロスがもったいない。遠隔地に原発を作るより、都市部に高効率の火力発電所や燃料電池発電所を建設するべきじゃないでしょうか。1区に1つ、安全でクリーンなエネルギーステーションという感覚で。

いずれにしてもEV車購入を考えている人は、いまのうちに神奈川県への転居を検討してみるのもいいかもしれません。東京都でもこうした優遇措置の実施をぜひ表明してもらいたいものです。

「いい人」をやめると楽になる―敬老録 Book 「いい人」をやめると楽になる―敬老録

著者:曽野 綾子
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廃油や茶殻からバイオマス事業!

ほっかほか亭が廃食用油から燃料製造
お弁当チェーンのほっかほか亭は来年1月から、九州、山口エリアで廃食用油からバイオディーゼル燃料(BDF)を製造する事業を開始します。福岡市内に月産15万リットルの製造拠点を建設。同エリアの936店舗から年間約150万リットルの廃油を回収し、135万リットルのBDFを製造。111台の配送車両で使う燃料の7割をカバーする計画とか。さらに来年中には東日本にも事業拡大し、BDFの現在の国内生産量に等しい330万リットルまで増やすそうです。
油の廃棄費用、燃料費だけでなく、CO2排出量も年間約8600トン削減できて一石三鳥、クリーンな企業としてのアピールもできて四鳥取り。ハンバーガー、ドーナツ、フライドチキンなどの大手チェーンも追随すること必至の魅力的な試みですね。先行のほっかほか亭には他社の廃油回収から燃料製造までを請け負うビジネスチャンスもありそう。その辺の規格統一をきっかけに、業界再編まで行く可能性すら感じられます。

伊藤園はお茶殻から建材を製造へ
お茶の伊藤園は緑茶飲料の製造過程で生まれる茶殻を、木材に混ぜた「茶配合ボード」、石膏と混ぜた「茶配合石膏ボード」を建材メーカーと、プラスチックに混ぜた「茶配合樹脂」を樹脂メーカーとそれぞれ共同で開発したそうです。年間に出る茶殻は3万9000トンで現在はその8割以上が肥料としてリサイクルされているそうですが、ポリフェノールの消臭効果などを生かして付加価値を付けたいという狙いです。いつもほのかにお茶の香りがする家なんて、なかなか風流じゃありませんか。

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発売日:2005/04/28
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コーヒーは燃料でもいける
お茶に出来ることはコーヒーでも可能です。さらにコーヒー豆は油分が多く、バイオディーゼル燃料にもリサイクル可能。ブラジルでは実際に商品にならない低品位の豆からBDFを作っています。コーヒー中毒の私としては、コーヒーの香りの排ガスを出す自動車が増えてくれるとうれしい限り。やはり次に買い替える車は、BDF使用可能なプラグイン・ハイブリッドディーゼル車ですね。自動車メーカーに期待します。

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ps:プラグイン・ハイブリッド車とは家庭で充電できるハイブリッド車のことです。

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スターリングエンジンの家庭用コージェネ登場!

家庭用燃料電池の強力ライバル登場
産業技術総合研究所(産総研)は、多種多様な燃料を利用できるスターリングエンジンを搭載した1kw級家庭用発電・給湯システムを開発したそうです。このシステムは、灯油や都市ガスを燃料にし、発電出力800W、温水出力10KW。バーナーの燃焼による熱量に対する発電効率は30%。灯油価格を1ℓ70円とし、電気と灯油ボイラーを併用した場合と比べると、年間光熱費を4万2000円程度削減でき、CO2も11%削減できるとか。現在各社が展開している家庭用燃料電池に匹敵する性能です。明らかなメリットは、外燃機関なので寒冷地でも不自由なく使用できる点と、改質器など高価で寿命の短い装置を使用しないので、家庭用燃料電池と比べて導入および維持コストが大幅に低くなるだろうという点です。

クリーンで汎用性の高いスターリングエンジン
スターリングエンジンはシリンダー内に密閉した気体を急速に加熱・冷却してピストンを動かすエンジンです。ガソリンエンジンなどの内燃機関と違い、燃料を爆発させないためにきわめて静か。また静かに燃焼させてNOⅩなどの非常に少ないクリーンな排ガスにすることができます。燃やす燃料も幅広く、灯油や都市ガスだけでなく、バイオマス燃料や地熱、太陽熱など多様な熱源が利用できるエンジンです。

スターリングエンジン製作マニュアル―誰でも作れる本格的な手作りエンジン Book スターリングエンジン製作マニュアル―誰でも作れる本格的な手作りエンジン

販売元:誠文堂新光社
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家庭用燃料電池とのコラボも可能
スターリングエンジンは熱があれば作動するので、家庭用燃料電池と組み合わせれば、その廃熱を利用してさらに発電することもできます。家庭用燃料電池の発電効率が30%として、計算上は廃熱分の70%のさらに30%をスターリングエンジンで電気にできるわけですから、総合の発電効率は50%強ですか。コストを考えなければそんな高効率も達成できるのではないでしょうか。
しかし、一番の魅力はコストと燃料を選ばない点でしょう。その時にその場で一番安い燃料を使って発電できるわけですから、とても経済的です。どこが商品化するのか、非常に興味津々なシステムが登場したものです。

薪ストーブにスターリングエンジンのコージェネシステムを組み込めたら、何か素晴らしく楽しい商品になりそうですね。
【ログハウスのアメリカンホーム】 薪ストーブと煙突バーモントキャスティング アスペン Black


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人工炭酸泉浴が楽しめるマンション

家庭用燃料電池でも早く実現を
横浜のマンションデベロッパー「アジャックス」が人工の炭酸泉を浴室に供給する装置を同社物件の標準装備とするそうです。装置は三菱レイヨン製の家庭用人工炭酸泉製造装置「ソーダバス」。給湯器からの温水を炭酸ガスボンベ内のユニットに供給し、高濃度の炭酸泉にして専用ノズルで浴室へ供給する仕組みです。装置は60万円(小売価格は違うようです)ほどするそうです。
以前に家庭用燃料電池を取り上げた記事中(2月22日)で、改質時に発生するCO2を利用して炭酸泉を浴室やキッチン、洗濯機に使えるようにしてはどうかと書きましたが、実現は早そうですね。快適な上に洗剤の使用量が大幅に減らせますから、環境に優しく経済的と一石三鳥です。これならガスボンベも必要ないですしね。

【売価をお問い合せください】 三菱レイヨン 人工炭酸泉製造装置 Soda bath(ソーダバス) 給...
三菱レイヨン 人工炭酸泉製造装置「ソーダバス」
http://www.rakuten.co.jp/tels/460603/473248/755297/#788629

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パーム油のバイオディーゼル発売へ

名古屋のベンチャー企業が快挙
Yashi
パーム椰子から採ったパーム油を原料にした植物性バイオディーゼル燃料が日本で発売されることになりました。名古屋市のベンチャー企業「日本BDF研究所」が開発したこの「EBD」、CO2の発生量は軽油より約2%増えるがPM(粒子状物質)は18%削減できるとか。普通のディーゼルエンジン車にそのまま使用しても部品の腐食は無く、馬力も数%劣る程度で価格は軽油より安い1ℓ85円。当面は東海地方の貯蔵タンクを備えた事業所に年間5万トン販売する予定だそうです。大企業がもたもたしているのを尻目にベンチャーが。快挙ですね。

バイオディーゼル燃料は軽油引取税の対象外
価格が軽油より安い理由は、いまの軽油価格の高騰もありますが、EBDは軽油引取税の対象外だから。石油系燃料への課税税率がべらぼうな日本だからこそ「市場性を発揮できる」=売れる商品といえるでしょう。因みにこれは地方税でなんと1ℓ当たり32.1円という非常識さです。
パーム油に限らず植物性バイオディーゼル燃料は、現状はすべて軽油引取税が非課税なのだと思いますが、そのうち軽油並み課税⇒業界団体設立=天下り先確保を官僚が言い出すのでしょう。発泡酒、第3のビールと同じ展開です。これは絶対に、阻止したいところです。マスコミもバイオディーゼルを取り上げる際には環境性だけでなく、手遅れにならないうちに、声高に官僚に釘を指すことも忘れないでいただきたいと思いますね。
欧米では消費者が自分でバイオディーゼル燃料を作って、軽油に混ぜたり、そのまま使ったりしています。日本でもそうなれば面白いですね。

バイオディーゼル燃料に関しては、以前にインドのひまし油が地球を救う?でも触れたように、水と混合してエマルジョン(乳化)燃料にすることもできますし、アメリカでは食品残渣などを原料に自宅でバイオディーゼル燃料を生産できる装置も20~40万円程度で売り出されました。小さなエコ別荘で自ら作ったバイオディーゼルを混ぜながら、エコロジカルなリゾートライフを送る。そんなテーマも取り上げてゆきたいと思います。

ココヤシの恵み―文化、栽培から製品まで Book ココヤシの恵み―文化、栽培から製品まで

著者:杉村 順夫,松井 宣也
販売元:裳華房
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ps:バイオエタノールとバイオディーゼルに関して初歩的な勘違いがあったので、内容を一部変更しました。ご容赦を。


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改札でできるなら高速道でも発電!

JRは、本社ビルで「改札発電」の実験を実施中とか。圧力や振動で発電する圧電素子モジュールを駅改札口の床に埋め込み、利用者が通るたびに発電する仕組みです。人が踏んで発電可能なら自動車が踏んだらどれだけの発電量になるのでしょうか。高速道路の債務返済にこれは使えるでしょう。

工業団地や商業施設、住宅地など電力需要のある地点の近くの高速道路上に圧電素子モジュールを設置すれば、送電ロスもほぼゼロです。モジュールを耐久性の高い金属やセラミックパネルにして、敷くだけで設置・交換できるようにすれば工事渋滞も防げます。全線に敷くとなると橋梁部などの耐久性に問題が出てくるでしょうが、要所要所に置くくらいなら大丈夫でしょう。トンネル内の換気扇、夜間照明など用途はいくらでもあります。首都高などは周りがオフィスだらけですから売電金額はかなりの額になるのではないでしょか。

全国の高速道路109路線の路線別営業収支(05年10月~06年3月)が始めて発表されました。2路線以外はすべて黒字で、東名の921億円を筆頭に19路線で黒字額が100億円を超えたとか。結局、膨大な赤字を生み出していたのは道路公団の「泥棒体質」ということですね。子会社にプールして天下り幹部やその関連企業が盗み取るという…。社保庁と同じですね。世界に例を見ない高額な通行料を公約どおり無料にするためには、泥棒たちを投獄し、財産没収することも大事ですが、この「走行発電」など、あらたな収益を上げる工夫をすることも必要です。

道路でできるなら、車自体でも圧電発電は可能じゃないでしょうか。タイヤを支えるサスの部分に素子を組み込んで、自重で常に発電し続ける。圧の変化がないとだめなのかもしれませんが、それなら走行中、特に停止時や発進時には発電できますから、より機構の簡単なハイブリッドカーの仕組みということでいかがでしょうか。
さらに靴に組み込んだら、イオン殺菌や電気マッサージに使えそうだし、椅子やベッドに、あるいは建物の基礎にと圧電素子の用途は相当広そうです。高層ビルなど常時ゆらゆらと揺れているわけですから、莫大な発電量を確保できそうですが。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 圧電点火装置<キャプテンスタッグ小型ガスバーナーコンロ<M-7902・M-7904専用> M-7905 キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 圧電点火装置<キャプテンスタッグ小型ガスバーナーコンロ<M-7902・M-7904専用> M-7905

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発電所の使用済み蒸気を工場で活用

原油換算で年間約1万1000kl相当の燃料を節約
東京電力では、2009年7月に第1期リニューアル工事が完了する川崎火力発電所で、発電で使用した蒸気を同じコンビナート内の工場に供給する省エネ事業を展開するそうです。蒸気タービンで発電した後、これまでは廃棄されていた蒸気をパイプラインで旭化成ケミカルズ、日本触媒など10社の工場に年間30万トン送り、原料の加熱などに再利用。各工場では使用する蒸気の全量を発電所からの蒸気に切り替えることで、原油換算で年間約1万1000kl相当の燃料を節約。CO2排出量も約2万5000トン削減できるとか。パイプラインの敷設費用30億円の50%、15億円を限度にNEDOが補助するそうです。

最新型コンバインドサイクル発電システム
この新発電所はMACCといわれる最新型コンバインドサイクル発電システムで、発電量は150万kW。ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた改良型コンバインドサイクル(ACC)発電システムをベースに、ガスタービン入り口温度をさらに1500℃級まで高温化し、世界最高水準の熱効率約53%を達成する予定。LNGを燃料にガスタービンで発電、さらにそのとき発生する蒸気で蒸気タービンを回して発電。さらに蒸気を回収してパイプラインで工場に送り、熱加工に使用するという無駄の無いシステムです。

おそらく工場で使用した後も、蒸気はまだある程度の高温を保っているはず。これを家庭用に利用することもできるかもしれませんね。また、パイプラインを利用して温度差発電もできるはずです。発電施設やボイラーからの「廃熱」が地球温暖化に影響を与えていることは否定できません。とことん利用し尽くすことが大事です。

尾瀬の森を知る ナチュラリスト講座―知られざる南尾瀬の大自然 Book 尾瀬の森を知る ナチュラリスト講座―知られざる南尾瀬の大自然

著者:東京電力,東電=,高田 研一
販売元:山と溪谷社
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検証 東電原発トラブル隠し Book 検証 東電原発トラブル隠し

著者:原子力資料情報室
販売元:岩波書店
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蓄熱フェアの軽量級レポート2

電子瞬間湯沸器「エマックス」
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大分市の有限会社日本建装工業が輸入販売しているこの商品も面白い。耐熱放射線材による特殊ヒーターを内臓。蛇口をひねた瞬間に電源スイッチが入り、あっという間に温水が出るというものです。NASAの技術を搭載しているそうで、貯湯タンクを必要としないので省スペース。標準タイプは高さ247mm、幅134mm、奥行き73mmというコンパクトさで、重量も1.3kg。これでお湯が出るの?と思うほど小さいです。
勉強不足で知りませんでしたが、すでに輸入開始から10年くらい経っていて、全国に納入実績があるそうです。価格も標準タイプで8万円と安いんです。また、待機電力が必要ないのでランニングコストもガスや灯油より安い、と謳われていますが、確かにシャワーやキッチンで使うだけなら、なるほど安そうな気もします。ただし、設置工事費が設備業者任せで不明瞭、電気料金も不明瞭なので現在さらに詳しい資料を請求中です。いずれまた。
計画している小型のエコロジカルな別荘に、設置してみるのも面白そうです。

ps:資料を取り寄せるなどして調べたところ、電力契約が業務用になり、基本料金で1万円をはるかに超えることがわかりました。よって日常的に利用しない別荘には不向きと判断します。

自動給水・止水アダプター
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同じ会社が輸入販売しているのが「メディア・フロー」という節水器具。アダプターから伸びているロッド(棒)を押している間だけ水が出る単純な仕組みで、取り付けも簡単です。その割には定価3500円とやや高いですが、アメリカの4人家族の例で年間5万6775ℓの節水効果があるとか。蛇口をひねる必要がないので、手の不自由な人には非常に便利な商品だと思います。節水コマを配るくらいなら、これを配ってほしいものだと思いましたね。

蓄熱型電気暖房機「エルサーマット」
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セラミックの蓄熱体を電気ヒーターで加熱し、その放熱によって室内を暖めるヒーターです。深夜電力を主に利用、蓄熱体は一度温まるとなかなか冷めないので、24時間運転してもガスファンヒーターや電気カーペットを8時間運転するのと変わらない冬場1ヶ月3000円ちょっとの電気代しかかかりません。しかも遠赤外線ですから芯から温まる優しい暖房。当然排気ガスも発生しません。ただし、ちょっと重いのが難点といえば難点。最小の1000wタイプでも118kgと100kgを超えるので、床下の梁で重さ対策をする必要があります。定価は1000Wタイプのリモコン付きが18万3750円。リモコン無しが17万3250円。
写真ではオレンジ色のネオン管のようにみえるヒーターは、実物ではステンレス管。耐久性はかなり高いと思われます。外気温に合わせて蓄熱量を自動コントロールする「シーズンセンサー」やリモコンも付いていて、これもまた、小型別荘プロジェクトでの使用を検討してみたいと思っています。因みにこのプロジェクトは近々このブログでご紹介します。

イサム・ノグチ〈上〉―宿命の越境者 Book イサム・ノグチ〈上〉―宿命の越境者

著者:ドウス 昌代
販売元:講談社
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蓄熱フェア06の軽量級レポート1

7月26日、東京ビッグサイトで開催された「エネルギーソリューション&蓄熱フェア’06」を取材してきました。会場で気になった住宅関連の技術、商品をご紹介します。

日清紡の真空断熱パネル
はじめにご紹介したいのがこの断熱材。日清紡の真空断熱パネル「N’s VIP」です。ガスバリア性の高いフィルムの中に、特殊な発泡体やグラスウールなどの芯材、そして真空を保つためのゲッター剤を入れて真空包装したもの。熱伝導率0.0015という従来の断熱材の10倍以上の断熱性能を持っているそうです。すでに冷蔵庫やレジャークーラーなどに樹脂系断熱材と一体成型した形で入っていて、冷蔵庫の省エネなどに効果を発揮しているとか。

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ただ残念なことに住宅用としては現場施工性が悪く、というのも釘を打つ、切るなどで穴を開けてしまうと性能が発揮できないからですが、本格的な商品開発はこれからという状況。唯一、畳の下に敷く断熱材の商品化が進んでいて、現時点では6畳分で6万円程度の出荷価格だそうです。また大型のシートが成型しにくいという技術的な問題もかかえているとか。

私が思いついた解決策は、小さなセル(5㎝×10㎝程度)を規則正しく並べる形で紙のロールのように生産し、現場で2枚のシートをセルが縦横に50%ずつずれるようにして施工することです。とにかく1つ1つのセルが小さければ1カ所のセルが傷ついて機能しなくても全体への影響は無視できるはずです。

新日軽の「窓暖」
複層ガラスの室内側表面に特殊金属膜を溶解し、100Ⅴの電気を流すことでガラス自体を発熱させる「窓」です。コントローラで設定温度を3モードに切り替えられ、30秒以上開放状態が続くとセンサーが感知して自動的に電源が切れる機能も付いています。実際触ってみると意外に優しい暖かさでした。
電気代はエリアなどの条件によって異なりますが、北海道エリアで「お休みモード(温度設定7℃。結露防止)」で1日14円(腰部引違窓1275×1000。使用時間8時間)。「通常モード(18℃)」で16円、「あったかモード(24℃)」で28円とか。

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明日はこの続き。

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大型風力発電のニュース2題

台風シーズン到来を前に、今日は最近気になった2つの大型風力発電関連のニュースをまとめてご紹介しましょう。

東電は中国からCO2排出権を購入
東京電力は中国の新彊ウイグル地区の風力発電所から、クリーン開発メカニズム(CDM)を活用して、7年間に合計約65万トン(見込み。風任せだから)のCO2排出権(炭素クレジット)を購入するそうです。国営の新エネルギー事業投資会社「北京国投節能公司」の子会社「新疆国投風力発電所」が実施しているこのプロジェクトは、ウルムチ市郊外に1500kw級の風力発電機20基を建設。総出力3万kwを発電し、地元電力会社に売電しています。
従来のこうしたプロジェクトは、日本企業が資金面や技術面で援助をして、その見返りに排出権を得るという形。東電の場合は、既存のエコ発電から単純に排出権だけを購入するという点が大きく異なります。購入期間は06年から12年。つまり京都議定書の締め切りに合わせて、数値目標達成のために緊急対処的にという意味合いがあるのでしょう。購入したクレジットは自社削減分として活用するそうです。
中国で化石燃料の使用量が少しでも減ることは、温暖化防止の面や国際エネルギー市場の安定のために効果大なだけでなく、日本の大気汚染防止にも直接的なメリットがあり、大歓迎です。被援助国の消費拡大に繋がるODAでなく、環境汚染を防止する目的の援助を、クリーン開発メカニズムを活用して行うことが日本の進むべき方向性だと思うのですが。

モンゴルも有望な風力発電の土地
風力発電関連のCDMを進める国として、私が注目しているのは風の大地モンゴル共和国です。地下資源も豊富なので、エネルギー各社、商社にとって魅力的な取引相手。今後、続々とプロジェクト締結のニュースが入ってくるのではないでしょうか。
私などは顔からしてモンゴル系なので非常に親近感を覚える国ですが、数ヶ月滞在した経験のある知人の話によると、さすがチンギスの末裔の国、考え方や行動は結構ワイルドだとか。何も持たないがゆえに奪い尽す。そうした文化で世界史を塗り替えたわけですが、21世紀を迎えて、地下にもそして地表にも巨大な富を生む「鉱脈」が現れたわけです。日本はモンゴルと友好関係を深めたほうがいいですね。中国と韓国をけん制する意味でも、モンゴルは重要な国だと思います。

自転車の発電機でマイクロ風力発電に挑戦 Book 自転車の発電機でマイクロ風力発電に挑戦

著者:三野 正洋
販売元:パワー社
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別荘地で風力発電がブームに?!
一方、国内では大和ハウスが自社の別荘地内で風力発電の計画を進めています。現地は愛媛県の旧瀬戸町佐田岬に近い風光明媚なエリアで、今年9月に1000kw級風車9基を設置開始、来年2月に建設を完了し、四国電力に売電を始める予定だそうです。一度に9基というのは珍しいですが、元々別荘地は山の斜面や海の近くという風の強い場所に開発されることが多く、これまでにも数多くの建設例があります。
こうした別荘地の風力発電を電力会社に売電する場合、別荘地内の電力消費には割引料金が適応されるべきでしょう。地域で作った電力をその場で消費する場合は、送電中のエネルギーロスが事実上ありません。その分の歩留まりのよさは料金に反映されるべきだと思うのです。今回の場合なら9基のうち1、2基分は別荘地とその周辺で、割引料金で利用するシステムにし、残りを売電。風が吹かない時間は正規料金で買電するわけです。

電力の地産地消は、電力会社にとって今後の大きなテーマであるべきです。風力や太陽光発電などの自然エネルギーだけでなく、燃料電池やバイオマス発電を活用すれば、都市部やその周辺部でもクリーンな発電が可能です。10万kw級の発電能力があるという溶解炭酸塩形燃料電池(MCFC)を売れ残って塩漬けになっている工業団地に建設してはいかがでしょうか。遠隔地に原発を作るより、よほど経済的で安全だと思うのですが。

馬に乗った水夫―ジャック・ロンドン、創作と冒険と革命 Book 馬に乗った水夫―ジャック・ロンドン、創作と冒険と革命

著者:アーヴィング ストーン
販売元:早川書房
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インドのひまし油が世界を救う!?

混合ディーゼル燃料の大きな可能性
今日の新聞にホンダが「新型ディーゼルエンジン搭載車を3年以内に日米市場に投入」という記事がありました。ヨーロッパで人気の高度圧力制御タイプのエンジンを搭載するのではなく、従来より大幅にNOXを削減できる新触媒技術を開発したそうです。

ところが、同時に、いまのディーゼルエンジンのままで国土交通省の次期排出ガス規制をクリアできる軽油の製造法が実用化されたというニュースも飛び込んできました。これはエポックメイキングな発明かもしれません。神奈川大とJFEエンジニアリング、前田建設工業が共同開発したこのエマルジョン(乳濁化)燃料は、軽油に水とひまし油を混ぜてただ撹拌しただけというシンプルなもの。それなのに軽油100%と比較して、軽油65%のこの燃料を30tトラックで使用した場合のNOX排出量は約8分の1に、煤などの粒状物質PMはなんと約21分の1に減少したというのです。これはすごい発見じゃないでしょうか。石原都知事もこれなら文句は無いでしょう。

完全無添加の手作りせっけん原料にオリーブオイル・パームオイル・ココナッツオイルひまし油

ひまし油は、トウダイグサ科の一年草トウゴマの種子を圧搾して採った植物油。成分の約90%が不飽和脂肪酸の一種リシノール酸で、主な生産地はインドです。インドの農業が世界の環境問題の改善に、大きな貢献をしそうな展開になってきました。インドにとってはある意味、巨大な油田を発掘したのと同じですね。

発展途上国の植物資源の重要性
当然、パーム油、コーン油などに含まれる他の植物性不飽和脂肪酸でも応用可能でしょう。ということは、食料と燃料、二つの用途で農産物を取り合う事態が予想されるとともに、こうした植物油の原産国の重要性が高まるということでもあります。

地球環境の改善と、発展途上国の隆盛が直接結びつくようなシステムの構築が課題です。当面、京都議定書のクリーン開発メカニズムの枠組みに組み込むことが急務のような気がしますが。

油屋さんが書いた食用油の本 Book 油屋さんが書いた食用油の本

著者:浜島 守男,太田 昌男
販売元:三水社
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天然ガスのハイドレート化技術

中国電力が先月、天然ガスをハイドレート化して輸送する技術の開発に着手したそうです。ハイドレートとはシャーベットのような状態のこと。現在使われているガスの液化では、マイナス162度に冷却する必要がありますが、ハイドレート化するとマイナス20度で安定するので、大幅なコストダウンが可能になるのです。

ハイドレート化するには、水に高圧の天然ガスを吹き付けるということですから、簡単に言えば水の中にガスを溶け込ませて凍らせるのでしょう。2012年の実用化を目指すそうです。

実はこの技術、もしかすると大化けしそうな可能性を秘めているのでは?
というのも、燃料電池用の水素を運搬する技術としても応用できそうですし、大陸棚に眠る膨大な燃料資源、メタンハイドレートの輸送には確実に利用できるからです。

あるいはこんな使い方はどうでしょうか。CO2ガスをハイドレート化して大陸棚の深海深く沈めてしまうのです。メタンハイドレートを採掘し、運搬する同じ輸送手段を使って、帰りはCO2ハイドレートを運ぶので、空荷のロスも減らせそうです。何より即効でCO2を固定、大気中から除去できる点は温暖化防止に大いに役立ちそうです。

水素貯蔵技術のエースと目されてきたカーボンナノチューブがどうも芳しくないようですが、水に溶け込ませてシャーベット化するというシンプルかつスマートな解決策が見つかったのではないでしょうか?

信州で楽しむナチュラルガーデニング Book 信州で楽しむナチュラルガーデニング

著者:和久井 道夫,越 洋子
販売元:信濃毎日新聞社
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楽しい本です。写真も豊富できれい。

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湯沸かし器でちょこっと発電

コンセントのいらないガス給湯器
産業技術研究所が先月発表した熱電発電ユニットは、温度差で発電するシステム。ガス給湯器の中の燃焼部に、高温に耐える2種類のセラミックスで包んだステンレスパイプを設置し、パイプの中に温水を流すと、セラミックスの内外で温度差が発生します。1つの材料の中に温度差が発生すると、温度の高い部分の電子や正孔(プラスの電荷を帯びた電子)のエネルギーが高くなり、それが低い部分へ拡散しようとするので、電流が発生するという原理です。
今回のシステムでは、このモジュール1本あたり0.28Wの電力が得られるそうです。通常のガス給湯器の中には60本設置できるため、合計16.8Wの電力が得られます。ですからコンセントの必要のない自立式ガス給湯器が可能になるわけです。
しかも、パイプ中の温水は約100度の蒸気になるので、食洗器(洗剤不要)やスチームオーブン(電力不要も可能)、家庭用サウナなどに利用できるメリットも出てきます。どちらかといえばこの蒸気のほうが魅力的ですね。
熾烈な覇権争いを繰り広げるガス会社と電力会社ですが、このシステムは既存の給湯器に設置も可能。周辺機器の開発次第で、近い将来、ガス陣営の強力な武器になるかもしれません。

熱電変換―基礎と応用 Book 熱電変換―基礎と応用

販売元:裳華房
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トヨタが新ハイブリットを発表
一方、電力陣営ではトヨタの発表した新型ハイブリット車が追い風になりそうです。従来の機構を簡素化、ブレーキ時の発電機能を省略したもので、家庭で充電できるガソリン車というスタンスです。電気自動車への橋渡しをする存在と考えると、自動車業界と電力業界のタッグは既成路線に乗ったともいえそうです。新型ハイブリッド車は発電ユニットがない分、軽量で価格も安くなります。蓄電池の性能がいまのままでも、軽自動車に採用すれば、かなり実用性の高いエコビーグルになるのではないでしょうか。

図解 エコフレンドリーカー―低燃費・低公害エンジン車、電気自動車、ハイブリッドカーから次世代FCEVまで Book 図解 エコフレンドリーカー―低燃費・低公害エンジン車、電気自動車、ハイブリッドカーから次世代FCEVまで

著者:御堀 直嗣
販売元:山海堂
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燃料電池にも搭載可能のはず
産業技術研究所の熱電発電ユニットは、熱電材料に新たに開発したセラミックス材料のカルシウム・コバルト酸化物(p型=電子の流れを発生)とカルシウム・マンガン酸化物(n型=正孔の流れを発生)を交互に並べたものです。カルシウムやマンガンという一般的な鉱物資源を利用しているので、価格も安価に抑えられますし、有害物質も発生しません。酸化(つまり空気中の燃焼)による劣化もないので、製品寿命が長く、メンテナンス費用もかからない、と非常に経済的なのです。
空気中、800度で加熱してもまったく性能劣化が無いそうですから、家庭用燃料電池ユニットに組み込むことも出来ます。灯油や天然ガスなどの燃料を改質(水素を取り出す)する際に必要な高温の蒸気が得られますから、従来タイプの改質機をより小さく、より安くすることができます。家庭用燃料電池の商品化に一層の拍車がかかりそうです。

熱電発電は各方面に応用可能
日本国内の石油や石炭、天然ガス、原子力という1次エネルギー供給量は、2000年では年間23.3×10の18乗ジュールに上りました。が、このうち最終的に有効に利用される分は9.1×10の18乗ジュール 程度で、差し引き61%ものエネルギーが主として廃熱として、大気や河川、海水などの自然環境中に放出されているそうです。直接的に地球を加熱しているわけで、この廃熱も地球温暖化の大きな原因であることは間違いありません。
しかし廃熱は発電所だけではなく、車やガスコンロ、暖房、照明、各種家電などさまざまな形で小規模に放出されているため、これまでは利用できませんでした。熱電ユニットをさまざまなスタイルで廃熱の発生現場に設置することで、61%のロスを50%、40%と減らすことが出来るかもしれません。
とりあえず期待したいのは自動車。ぜひ燃料電池車の改質機に利用して、実用化を早めていただきたいものです。

フチボウ―美しきブラジルの蹴球 Book フチボウ―美しきブラジルの蹴球

著者:アレックス ベロス
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ps:この本はサッカーファンなら必読!ワールドカップ中に読めばさらにコクが!!


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丸紅が年間700万トンのCO2排出権を取得

亜酸化窒素は麻酔に使う笑気ガス
総合商社の丸紅は、中国の硝酸メーカー2社が排出する亜酸化窒素(N2O=笑気ガス)の分解(N2とO2)で、年間100万トンのCO2排出権を取得するそうです。N2Oの温暖化係数はCO2の310倍(一説では100倍)。メタン(21倍)の分解よりも効率的に排出権を獲得できるため、今後各地でプロジェクトが進みそうです。
丸紅は、温暖化ガス排出権ビジネスで、日本全体の削減目標「年間1.7億トン」の10%、1700万トン分の獲得を目指していて、これまで中国の代替フロンメーカーのフロン分解事業で年間560万トン、韓国の風力発電事業で年間40万トンを獲得し、今回分を合計して年間700万トンを獲得する見込みとか。

もしや机上の空論では?
クリーンデベロップメントメカニズムによるCO2排出権ビジネスのニュースが最近目立って増えています。CO2以上の係数を持つ温暖化ガスを分解することでCO2排出権を獲得し、それを売買するというスタイルが多いですが、これって本当に温暖化防止に役立つのだろうか、と最近思いはじめました。
大体CO2の何倍という係数自体が突き詰めれば根拠の薄いものです(もっといえばCO2の増加が温暖化の主因というのも証明されてはいませんが)。CO2の削減目標にいたっては妥協の産物。これだけ減らせば温暖化に歯止めがかかるという数値ではなく、これぐらいなら何とかクリアできる(しかも減らせるではなく金を払える)という数値です。
加えて最大の排出国アメリカは好き勝手に垂れ流していますし、中国インドの二大排出急増国のデータは信憑性のきわめて薄いもの。京都議定書のシステムは十分に機能してはいないのです。もっと問題なのは、炭素や窒素を固定する森林の減少に歯止めがかかっていない点でしょう。

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販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2006/04/01
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汚染物質を発生しない自然エネルギーの利用割合を増やし、炭素や窒素を固定する森林を増やす。この両面にもCO2削減と同様の評価を与えなければ、あるいはそれ以上の高レートを設定しなければ、根本的な解決には向かわないのではないでしょうか。

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石炭に注目する電力各社2

石炭ガス化複合発電(IGCC)
電力各社と電力中央研究所が共同研究しているのが「石炭ガス化複合発電(IGCC)」。石炭をガス化した燃料をガスタービンで燃焼させて発電。同時に排熱から蒸気をつくり、蒸気タービンでも発電するシステムです。実用化はまだ先ですが、電力業界はクリーンで効率よく、安価な「次世代石炭火力」として期待しているそうです。

発電効率は50%に迫る
IGCCは国内埋蔵量が豊富な低質炭(水分が多く融点の低い石炭)も使用でき、エネルギーの安定供給にも役立つというメリットを持っています。従来型の石炭発電は液化天然ガス(LNG)などと比べてCO2排出量が多く、さらにNOX(窒素酸化物)、SOX(硫黄酸化物)、煤塵を排出する点がデメリット。しかし、IGCCは発電効率46%で運転した場合、CO2、NOX、SOXなどの排出量は従来型の約80%に抑えられるとか。実用段階の発電効率は、1500℃級ガスタービンを利用することで、送電先で50%近くまで上げることができるそうですから、大阪ガスと京セラが運用試験に成功した新型家庭用燃料電池=固体酸化物形(SOFC)の49%に匹敵する高効率です。

導入は従来型の更新時になりそうだが
実証機は99年度に電力9社とJパワー(電源開発)、電力中央研究所の共同開発がスタート。10年頃には実用化の目処がつく見込みです。しかし、商用機の導入は2017年度、島根県の中国電力三隅発電所2号機がはじめてになる予定。というのも先日、四国電力が断念したように、石炭火力発電所の新設は環境庁などの覚えが悪く、老朽化した従来型施設の更新時に導入されるケースがメインになると予想されるからです。

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石油発電と変わらないCO2排出量
実際に従来型の石炭火力発電が排出するCO2量は石油火力の約1.3倍、ガスタービンを用いる天然ガス焚き複合発電の1.9倍になるのですが、IGCCなら従来型の80%ですから、それぞれ1.3×0.8で1.04、1.9×0.8で1.52となり、少なくとも石油発電とは変わらないCO2排出量レベルが実現できるわけです。さらにCO2分離・回収技術の開発も進んでいるので、ゼロエミッションも将来的には実現されるでしょう。エネルギー資源の安定供給や、原発と比較した優れた安全性を考えれば、商用機の導入はおそらくもっと早まるのではないでしょうか。

石油に代わるエネルギー源に返り咲く?
というのも、石油だけでなく天然ガスの需要も急増し、価格も原油価格に連動して高騰しているという国際的なエネルギー事情が背景にあるから。05年4月の1000kcal当たりの日本CIF(運賃、保険料込み)価格で比べると原油3.58円、液化天然ガス2.43円に対し、発電用などの一般炭は0.99円。IGCCはさらに安価な国産の低質炭を使えるので、この導入を進めることは石油や天然ガスへの価格抑制力としても重要です。「そんなに高いならうちは自前の石炭を使うからいいよ」といえるわけですね。
石炭の埋蔵量はまだまだ豊富で採掘できる年数は約200年も残っているといわれています。天然ガスにしても大陸棚のメタンハイドレードや、前回触れた石炭中のメタンガスが豊富に存在しています。03年に日本で使われた一次エネルギーの割合は、石油49%、石炭22%、天然ガス14%、原子力10%、水力5%。石炭、天然ガスの国内供給率を増やして石油の比率を下げ、安全な廃棄物処理が不可能な原子力はこれ以上増やさず、少なくとも30対30対30対10くらいの比率で安定させていただきたいものです。

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石炭に注目する電力各社

化石燃料依存からの脱却が急務とされる中、電力各社は石炭のクリーンな利用法に関する研究を急ピッチで進めています。なんと言っても石炭は国内埋蔵量が豊富で安価。原子力よりはるかに安全でもあります。

石炭をガス化し水素を製造
中国電力は先日、Jパワーと共同で「酸素吹石炭ガス化技術」の実証試験を実施するかについて具体的な検討を行うと発表しました。2007年度末までに大型実証試験を実施するかどうかを決めるそうです。これは石炭をガス化し、一酸化炭素と水素を主成分とする生成ガスを製造する技術。実現すれば燃料電池車などで使用する水素の供給源として、石炭が利用できることになります。

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CO2を石炭層に閉じ込めメタンを回収する技術
一方、関西電力はCO2を地中の石炭層に閉じ込め、代わりにメタンガスを回収する技術を開発中です。実は石炭にはCO2やメタン(CH4)を吸着する性質があり、CO2の方がより吸着しやすいのだそうです。このため、石炭層にCO2を注入すると、それまで吸着していたメタンと入れ替わり、このメタンガスを回収して燃料などとして再利用する計画なのです。すでに02年度から「石狩炭田夕張南部」で基礎的な試験を実施。先月からは大規模な注入試験をスタートし、さらに2007年度には本格的な実証試験に入るそうです。これまでの試験では1日3トンのCO2を注入。地上への漏出がないことを確認すると同時に、300立方メートルのメタンを回収できているそうです。

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海外からの液化天然ガスの代替燃料に
日本の炭鉱は夕張を除いてすべて廃坑になっていますが、まだ約275億トンの石炭層があり、約10億トンのCO2を封じ込められるとか。単純計算するとこれによって1000億立方メートルのメタンガスが入手できることになります。最近価格が高騰しつつある海外からの液化天然ガスに変わる根幹エネルギー源になりえる量でしょう。さらに電力会社とガス会社の経営統合のきっかけにもなりそうです。これによってもしかしたら原子力へのシフトを強めようとする政府の動きにも歯止めがかかるかも知れません。メタンハイドレードとともに注目される資源です。

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火力発電所の排出CO2を利用
また、関電では火力発電所が排出するCO2を回収する技術についても、1990年から試験プラントで研究を続け、排出CO2の90%以上を回収できるようになっているそうです。排ガスを特殊な吸収液を含む充填材の中を通してCO2を吸収。この吸収液を加熱すると、再びCO2を分離できる仕組みとか。現在、石炭層に封じ込めるCO2は別途購入していますが、将来的には、排ガスから回収したCO2を使ってメタンを回収する一貫システムを確立していく計画といいます。そうなると、埋蔵石炭中のメタンがCO2にすべて入れ替わるまでの期間は、CO2排出量が現在の10%以下に抑えられるという計算も成り立つのではないでしょうか。

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石炭層がガス工場になる近未来
さらに次の段階としては、吸収させたCO2を利用してメタンを生成させる技術を確立すればいいわけで、石炭層がエネルギーガスを生み出す化学工場のように働く未来が考えられます。日本の埋蔵炭の多くが亜瀝青炭(あれきせいたん)で、水分を15 ~45%も含むため、O3(オゾン)か何かを使えばそう難しくないような気がします。

石炭の利用法にはもうひとつ、現時点の本命とも言うべき「石炭ガス化複合発電(IGCC)」があります。次回はこれについて最近の動きをご紹介しましょう。

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アルミを燃料にする燃料電池

1gのアルミから1.3ℓの水素を発生
先日、日立マクセルがアルミニュームと水を常温で反応させて水素を発生させるモバイル用燃料電池を発表しました。微粒子化したアルミニュームに水を加え、1gのアルミに対して1.3ℓ、理論限界値の95%に相当する大量の水素を取り出せるそうです。この試作品は横10㎝、縦16㎝、厚さ6㎝のカートリッジ。10W級のモバイル電源を稼動し、ノートパソコンを動かしたとか。今年度中にサンプル出荷し、10~100W級のモバイル電源として実用化したいということです。ノートパソコンを4~5時間駆動できるカートリッジ(アルミ20g入り)は数百円程度になる見込みです。

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でもアルミは電気の化け物
アルミ1gに対して常温で水素1.3ℓというのはすごい数字のように思えます。同じくモバイル用燃料電池として開発が進むメタノールから水素を取り出すタイプの5倍の出力ということですから、実際すごいのですが、アルミニューム自体が「電気の化け物」と呼ばれ、製造過程で莫大な電力を消費することを忘れてはまずいですね。1トンのアルミを作るには58000KWの電力が必要。ですから1gでは58W必要ということです。20gで10Wが4時間とすると1gあたり2W、100Wとすると20Wの出力が得られるという計算になりそうです。すると、精錬するのに58W、さらに微粒子化にも電力が必要ということでしょうから、果たしてエコなのかどうか微妙、とも思えてしまうのですが…。

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燃料アルミは廃材などから確保
ただし、燃料用アルミは廃材から確保したいとのこと。国内消費量350万トンの内、現在は100万トンが廃材からのリサイクルですから、燃料電池の燃料として流通経路が確立され、使用したカートリッジを回収・再生することで、さらにリサイクル率が上がればそれは経済的で環境にも優しいといえるでしょう。
また、酸化アルミニュームを還元するエネルギー源に、先日のブログでも紹介した東工大が開発中の「太陽光励起レーザー」を使えば新たな電力浪費を避けられる、というよりタダでモバイル用燃料電池が利用できるのではないでしょうか。自宅で太陽から充電するサスティナブルな燃料電池というわけです。ぜひカートリッジの構造に工夫して、簡単安全にリサイクルできるよう配慮していただきたいものです。

アフリカン・ゲーム・カートリッジズ Book アフリカン・ゲーム・カートリッジズ

著者:深見 真
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今日からポイント制の会員制リゾートクラブ「リロ・バケーションズ」の体験宿泊取材に行ってきます。帰ったら使い勝手や施設の雰囲気など、率直な感想をご紹介しますのでお楽しみに。

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各社続々と家庭用燃料電池を発表

出光とコロナが灯油改質形を試作
先日のブログで発電効率49%を実現した大阪ガス&京セラの固体酸化物形(SOFC)家庭燃料電池コージェネレーションシステムをご紹介しましたが、今度は出光興産&コロナが発電効率33%の固体高分子形燃料電池(PEFC)システムの試作に成功したそうです。これは水素を取り出す原料に灯油を使う灯油改質形ですが、先行する新日石の灯油改質形が専用の低硫灯油を使用するのに対し、一般的な市販JIS1号灯油を使用する点が特徴です。出力は800W、貯湯タンク容量は150ℓ。給湯も含めた総合効率は76%。この辺のスペックは先行各社のPEFCとほぼ横並びです。出光&コロナは2007年度から一般家庭での実証試験をスタート。2010年度の商品化を目指すそうです。

昨2005年度に全国で480基が設置された家庭用燃料電池コージェネレーションシステム。今年は1000基が設置される予定です。そして2008年度には先行各社が市販開始。それまでに、現在800万円から1000万円といわれ、1基当たり650万円の政府補助が出ている価格は本当に給湯器並みまでに下げられるのか。また、改質機や燃料セルの寿命は10年以上に延ばせるのか。PEFCとSOFCの勢力分布、都市ガスvsLPガスvs灯油の勢力分布は?いろいろと興味は尽きないところです。

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発電効率49%の家庭用燃料電池

今春から各社でリース契約による一般家庭への供給が始まっている家庭用燃料電池ですが、この度、大阪ガスと京セラが、なんと発電効率49%という高性能な1kw機の運用試験に成功したというニュースが飛び込んできました。

固体高分子形ではなく固体酸化物形
この春から一般家庭に提供された東京ガスや新日本石油などの家庭用燃料電池は固体高分子形、略してPEFCと呼ばれるタイプ。これに対して大阪ガス&京セラの家庭用燃料電池は固体酸化物形、SOFCと呼ばれるタイプです。
SOFCは4つある燃料電池の種類の中でもっとも発電効率がいいのですが、作動温度も800~1000度ともっとも高温(PEFCは80~100度)なため、小型化が難しいと思われてきました。単純に1000度の熱源を家庭用として使用するのは危険ですし、800度に上げるまでの時間と燃料費もかかります。高温に耐えるために、高価なセラミックを構造部材に使用しなければならないという問題もありました。

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PEFCより一回り以上小さい
大ガス&京セラSOFCの作動温度は750度。昨年秋に大阪府枚方市のホソカワ粉体技術研究所が600度で作動する燃料極(セル)を開発したというニュースがありましたので、同じ大阪ということもあり、これが使われているのかなと推測しましたが、違っていたようです。
セルの構造は「導電性多孔体支持の筒状平板形状 約200本のセルを使用」とのこと。このセルはやはり酸化セリウム系のセラミックなのでしょうか。
スペックでまず驚かされたのがサイズの小ささです。燃料電池本体は奥行き48㎝×高さ98㎝×幅70㎝で先行のPEFCタイプとほぼ同サイズ。が、貯湯ユニットが容量100ℓと7割程度なため、サイズも奥行き40㎝×高さ145㎝×幅65㎝とPEFCより一回り以上小さいのです。今回の実験は集合住宅に設置して行われましたが、まさにマンションにも設置できそうなサイズです。

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商品化は2008年度を予定
今回の実験期間は昨年11月下旬から今年3月上旬まで。総発電時間は2000時間。1kwの発電時で発電効率49%を達成し、1日の平均発電効率でも44.1%。火力発電所の平均発電効率が40%、さらに送電中のロスがありますから、発電エネルギー効率では10%以上の差を付けたことになります。加えて廃熱の回収比率でも34%を達成し、使用エネルギーの削減率は31%、CO2の排出削減率は45%に達しているそうです。SOFCは燃料極の技術開発によって作動温度がまだまだ下がりそうなので、更なるコンパクト化が期待できます。発電効率ではPEFCより10%以上高いので、今後の家庭用燃料電池コージェネレーションの主流はSOFC、固体酸化物系になる可能性があります。
ただ問題はコスト面。現在のPEFCが1000万円程度で2008年には50万円から70万円程度で販売される計画。しかしSOFCの現在の価格は不明ですし、2008年の商品化が販売なのかリースなのか、販売なら価格はいくらなのかなどは今時点で不明なのです。

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いずれにしても、最も発電効率の高い固体酸化物系の家庭用燃料電池コージェネレーションシステムが実用段階に入ったわけで、今後は燃料極で使用する希少金属の確保、あるいは減量が焦点になります。もうひとつはこのところ価格が上昇して天然ガスの安定確保ですね。
4月24日、3月30日、2月21日のブログも合わせてお読みください。

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新エネルギー時代ひたひたと…2

4月18日号でも紹介した東工大のマグネシウムを利用した循環型エネルギーの続報です。

ほぼ無尽蔵で安価なマグネシウムを利用
東工大統合研究院地球開拓部門の矢部孝教授の考案したシステムは、海水中に豊富に含まれるマグネシウムの酸化・還元反応を利用して、循環型エネルギーを成立させようというもの。

まず、マグネシウムに水とともに加熱すると、水と反応して酸化マグネシウムに変化し、水素を発生します。この時の熱エネルギーは同重量の石炭の約50%。加えて発生する水素も、空気中の酸素と反応して熱を出すため、全体では石炭の約83%の熱エネルギーが得られるそうです。

増補 知っておきたいマグネシウムの役割―骨粗鬆症・心疾患(虚血性)・肥満予防のための食事 付・食品中のマグネシウム量 Book 増補 知っておきたいマグネシウムの役割―骨粗鬆症・心疾患(虚血性)・肥満予防のための食事 付・食品中のマグネシウム量

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CO2を発生しないエネルギー源
これを一般家庭に当てはめると、1カ月の消費電力約300kw/hをまかなうには73kgのマグネシウムが必要になる計算とか。海水から精錬される工業用マグネシウムは1kg約100円で、1ヶ月の電気代は7300円ですむことに。しかも、この反応で生成されるのは酸化マグネシウムと水だけで、地球温暖化ガスのCO2や、大気汚染物質のSOXやNOXがまったく発生しない点が素晴らしいじゃないですか。安定した固形金属のマグネシウムには、水素のような運搬上の危険性もありません。オンサイトで利用するのに理想的なクリーンエネルギーになる可能性が大です。

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酸化マグネシウムを還元してリサイクル
燃焼した酸化マグネシウムは回収し、還元して、燃料として使えるマグネシウムにリサイクルします。そして、このシステムの最大のポイントが、「還元するためのエネルギーに太陽光を使う」ところです。太陽光をレンズでレーザー媒質に集光し、単一波長のレーザー光を発生させる「太陽光励起レーザー」を照射して、酸化マグネシウムをマグネシウムに還元するのです。セラミックのレーザー媒質にクロムを添加すると、実験室レベルでは40%近い変換効率で太陽光をレーザーに変換できるとか。40%といったらすごいですね。太陽電池の変換効率が12~15%程度ですから、太陽光励起レーザー自体がものすごい可能性を秘めたエネルギー源じゃないでしょうか。また、クロムを太陽電池の基盤材料に利用しても面白いかもしれませんね。

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要素技術の実験は着々進行中
マグネシウムエンジンの開発も、実証実験に進む段階に入ったそうです。1号機は最大100kwの出力を確認。開発中の2号機ではマグネシウムの連続投入と、エネルギー変換効率の測定をする計画とか。太陽光励起レーザーの実験も今夏、モンゴル科学技術大と共同で進める予定だそうです。循環システムの完成までには10年以上かかる見通しだそうですが、走り出すと意外に早いかもしれません。

砂漠の環境を先物買いしたら?
こんな記事を書いていてふと思ったのは、エネルギー資源としての砂漠環境の可能性です。赤道で温められた空気が地表にぶつかるエリアが砂漠化するエリアで、南半球、北半球と見事に帯状に分布しているわけですが、この砂漠に降り注ぐ太陽光は雲で守られている温帯などより強烈なわけです。大規模な帯状の屋根を並べ、屋根表面に太陽光を高効率で吸収する素材を用い、断熱材などを利用して裏面との温度差をできるだけ大きくします。あるいは地下にパイプを伸ばしてヒートポンプを作ります。その温度差で発電するというのはいかがでしょうか?
単純に太陽光発電所を作ったらいいんじゃないかともいえますね。「石油が枯渇した後を考えて」と、いまから売り込んではいかがでしょう。マグネシウムの還元工場としても砂漠環境の可能性は高いのでは?
屋根ができるとその下では緑も生育しやすくなり、緑化もできそうです。砂漠の緑化技術は、遠い将来の火星の地球化技術にも応用できます。大林組さん、どうですか?

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新エネルギー時代ひたひたと…

誰にでも使えるBD燃料製造装置
低コストで使用法が簡単なバイオディーゼル燃料の製造装置が、アメリカで開発されました。カリフォルニア州のフリーダム・フュエルズ社が開発したこの装置は、植物油や脂肪の他、各種の廃棄物を原料として、エステル交換反応プロセスを用いてグリセリンとメチルエステルを生成。メチルエステルがバイオディーゼル燃料になるそうです。個人や小規模事業所などのエンドユーザー向けのコンパクトな装置で、専門的知識がほとんどなくても使えるという画期的なものです。いいですねぇ、ほしいですこの装置。自分で燃料を作って車を動かすってとこがしびれます。各種廃棄物って何が使えるのか、詳しいところが知りたくて、資料請求中です。

How Loud The Engine! Music How Loud The Engine!

アーティスト:DIESEL ANN
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生ゴミの肥料化はそろそろ限界
飲食店やコンビニエンスストアなど、食物残渣が大量に発生する事業所にもってこいのこの装置が普及すれば、生ゴミの減量に大いに役立つでしょう。生ゴミは一般的には肥料へ転換されていますが、その過程でメタンなどの温暖化ガスは発生しますし、受け入れる畑のキャパシティーには限界があり、すでに限度を超えて富栄養化されているという話を聞いたことがあります。栄養がありすぎると微生物が処理しきれず、結果的に土が腐ってしまい、腐った土で育った病気の作物をわれわれが食べ、病気になるという構図が出来上がっているわけで。ちなみにもう1本脱線すると、虫は弱った作物を食べます。虫が食った有機野菜を喜んで食べるのは、虫がついていない農薬付けの野菜を食べるのと大差ないわけで。行き着くところは不耕起農法かなと思っていますが…。

大潟村の新しい水田農法―苗箱全量施肥・不耕起・無代かき・有機栽培 Book 大潟村の新しい水田農法―苗箱全量施肥・不耕起・無代かき・有機栽培

著者:庄子 貞雄
販売元:農山漁村文化協会
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マルチ燃料車よ、出でよ!
話を戻してバイオディーゼル燃料製造装置です。これが普及するシナリオを考えてみました。まずはバイオディーゼル燃料を使える車の普及が大前提ですね。先進国の中で日本は遅れているほうです。バイオエタノールもバイオディーゼルも何でも使えるエンジンなんて、やる気になればすぐ開発できると思うのですが。ダイハツさん、やってくれませんかね。売れますよ。
もうひとつは家庭用燃料電池です。硫黄分を含まないバイオディーゼル燃料は改質機の触媒の寿命を延ばす効果も期待できますから、本来は家庭用燃料電池に向いているようにも思えますが、現在の開発主体は化石燃料命の石油会社やガス会社なので積極的な取り組みは期待できません。しかし、中立的な家電メーカーやハウスメーカーならば、バイオディーゼルやバイオエタノールも使える家庭用マルチ燃料電池を開発しても問題はないはずです。シャープさん、三洋さん、もしかしたらソニーさん、頑張ってもらえませんか。
こうした車や燃料電池が普及したら、町村レベルのゴミ処理場がバイオディーゼル製造所に生まれ変わり、自治体の収入源になるというシナリオはいかがでしょうか。石原さんの次の都知事に期待したいと思います。

ペットたちは死後も生きている Book ペットたちは死後も生きている

著者:ハロルド シャープ
販売元:日本教文社
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こうしてみると新エネルギー問題は技術面よりも利権の調整が大変なのがわかりますね。小さな会社でないと、ブレイクスルーを成し遂げることは難しいのでしょうか。

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三井物産も燃料電池事業に積極的

カナダのベンチャーと提携
三井物産も家庭用燃料電池市場に力を入れている企業のひとつです。カナダのベンチャー企業に資本参加。年内にも小型家庭用燃料電池を開発し、来年から日本市場に投入する計画だとか。出力は先行他社と同様に1kw級です。
同社はこれまでにも、大阪ガスが米国のHパワー社に改質装置の技術供与をする際に仲介したり、昨年には高木産業、米Nuvera Fuel cell社と共同で、水を電極に直接噴霧する新方式でスタック構造を簡素化した燃料電池システムを開発するなど、国内市場にとどまらず幅広く燃料電池ビジネスの展開を狙ってきています。

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アーティスト:越後屋
販売元:インディペンデントレーベル
発売日:2003/09/24
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今回の資本参加が即、来年の燃料電池市販に繋がるとは思えません。当面はコストの面で先行他社同様にリース契約になるのではないでしょうか。ただ、先行の東京ガス、新日石を刺激し、2008年に予定されている市販時期を多少早める影響はあるかもしれません。また、広大な北米市場には送電線の通っていないエリアも多く、日本とは別の市場論理が働きます。日本より速く、燃料電池市場が拡大し、それによるコストダウンのメリットを日本市場でも発揮できる可能性があります。

コスモ石油も来年参入予定
家庭用燃料電池市場では、コスモ石油も灯油を燃料にしたシステムを来年商品化するそうです。他の石油会社も当然後追いするでしょう。三井物産に負けてはならじと、他の商社も参入するかもしれません。2008年までにこうした動きはどんどん顕在化するはずです。

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販売元:ワコー
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実際、燃料電池の普及は京都議定書のCO2削減目標を達成するための切り札になりえると思います。約30%のCO2削減効果がある燃料電池が20%、5軒に1軒普及すれば、少なくとも家庭からのCO2は6%削減されるわけですから。まあそんな簡単な話ではありませんけど。ちょっとだけ期待してます。

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水素利用の新エネルギー技術

木質バイオマスにエネルギーを固定
燃料電池車の開発においてネックのひとつになっているのが水素を貯蔵する技術です。ガスのままでは圧縮してもタンクが巨大になってしまうし、カーボンナノチューブも思ったほどの吸収力がない。ところが、まったく別の発想で水素エネルギーを利用するシステムの原理を東工大と戸田工業が共同開発したというニュースが飛び込んできました。

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著者:上田 信,齋木 伸生
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木屑と鉄と水で燃料電池を支える
このシステムは独自開発の鉄系の触媒を木屑などに添加し、高温で炭化させて「固体エネルギーキャリア」を作製。これを高温で水と反応させて水素ガスを発生させるものだそうです。危険な水素ガスそのものを運搬する必要がなく、水を原料に水素を生産できるというのは普及と技術発展の可能性を感じさせますね。
キャリア製造時と水素生産時に高温が必要ということですから、おそらく現時点ではエネルギー効率が悪いかもしれません。が、キャリア製造工程や燃料電池の反応熱の利用などの研究が進めば向上してゆくでしょうし、NOXやSOXはもちろん、CO2の排出量コントロールが車と比べてやりやすいというメリットが大きく浮上してくるはずです。後は還元性酸化鉄になる触媒のコストと、汚染物質の発生(鉄ベースということであまりなさそうですが)の有無も気になりますね。その辺は徐々に明らかになってくるでしょうから、その都度ご紹介したいと思います。

ワールドタンクミュージアム 第9弾 BOX

マグネシウムと水の反応を利用
東工大はまた、三菱商事との提携で、マグネシウムと水の反応熱を利用した新エンジンも開発にも成功しました。直径約5cm,高さ13.5cmという小型サイズにもかかわらず数十kWの熱出力が発生するそうです。
名前はMagnesium Injection Cycleの頭文字を取って「MAGICエンジン」。これは太陽光励起レーザーを核にした循環型クリーンエネルギーシステムの一環で、酸化したマグネシウムはレーザー照射でマグネシウムに再生されるそうです。これならマグネシウムの埋蔵量、価格の問題も気になりませんね。根本になるレーザーは太陽光から30%~50%の変換効率で発生させられるそうですから、実用化すれば太陽電池よりもはるかに効率的なシステムになりそうです。

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販売元:マツイ・ゲーミング・マシン
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今後もこうした酸化還元型のエネルギーシステムがどんどん実用化されて、近い将来に大気汚染物質(大体が酸化物)がほとんど排出されない社会がやってくる。そんな希望が持てる気がしました。東工大、素晴らしいですね。頑張ってください。また、こういう実験を義務教育の理科の授業で取り入れてほしいものだと思います。

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JR東日本が燃料電池列車を完成

世界初の燃料電池列車
JR東日本が世界で初めて、燃料電池で動く列車を開発しました。しかも、トヨタのプリウスと同様に、ブレーキ時の慣性エネルギーで発電して蓄電池に充電するハイブリッド。平成15年に完成したディーゼルエンジンとモーター、蓄電池を組み合わせたハイブリッド試験列車「NEトレイン」の第2弾です。新車両はディーゼルエンジンの代わりに出力65kwの燃料電池を2基搭載し、1両単体では時速100kmで走行できる性能とか。ちなみに「NE」はニューエネルギーの略です。

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19年夏には第1弾が小海線に導入
元になった「NEトレイン」の第1弾は、従来のディーゼル車と比べて、約20%の省エネ性能を持ち、NOXなどの大気汚染物質も半減。平成19年夏には小海線(非電化)に実用車両が導入される予定とか。将来は今回完成した燃料電池列車へ置き換えるそうで、となると、小淵沢から清里周辺にかけてのエリアは、環境意識の高い消費者にとって、より魅力的なリゾートエリアになってゆく可能性が高いと思います。「NEトレイン」はエコリゾート開発推進のシンボルになりえるのではないでしょうか。

マネーマスターズ列伝―大投資家たちはこうして生まれた Book マネーマスターズ列伝―大投資家たちはこうして生まれた

著者:ジョン トレイン
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水素ステーション普及の一翼を
JR東日本の燃料電池列車は、石油系燃料からの改質で水素を作るのではなく、水素タンクを搭載するタイプ。ですから走行中に排出するのは水蒸気だけ。実にクリーンです。
写真で見ると、普通の山手線を走る電車となんら変わりません。乗用車と違ってスペースに余裕があるので、燃料電池と水素タンクを小型化しなくてもいいのが列車のメリットです。全国のローカル非電化線に展開してほしいですし、その過程で整備した水素ステーションで一般の自動車ユーザーにも水素を販売できるように、必要な法整備を進めてほしいものです。

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燃料電池車は坂が苦手だけど…
先日、東京ビッグサイトで開かれた「FC EXPO2006(燃料電池エキスポ)」の会場で、愛・地球博でも走った燃料電池ハイブリッドバスに試乗しました。そのときの説明で「高速道路の長い坂を一気に上るにはパワー不足」という話がありました。化学反応なので急激な出力アップがむずかしいのでしょう。燃料電池列車の場合も同様な特性はあるのでしょうが、路線の傾斜はあらかじめ分かっているのですから、コンピュータ制御でどうにでもなるはず。
ということは、乗用車もカーナビとの連動で事前に勾配を確認し、反応を自動的にコントロールして対応できる!ま、渋滞の問題はありますけど。

Sn250089

Sn250074

燃料電池車にしろ電気自動車にしろ、すべての道を走れる性能にすることはなく、限定された条件の中で十分な性能を持たせるようにし、エネルギー源インフラを整備すれば、今すぐにでも転換できるのではと思いますね。今度あらためて、そんなテーマを考えてみたいと思います。
ps:写真右はFC EXPOで見つけた燃料電池バイクの試作品です。

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窓ガラスの未来~やや妄想的?~

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省エネ複層ガラスの普及に拍車
板硝子協会が遮熱複層ガラスを「エコガラス」とネーミングして、一戸建て住宅への普及を目指したキャンペーンを始めるそうです。「エコガラス」とは、表面に特殊な金属膜をコーティングした低放射ガラスを使い、遮熱・断熱性能を高めた複層ガラスのことです。
一般の住宅では、床や天井を抜いて、窓から出入りする熱量がもっとも多く、省エネ効率を高める上の重要なポイントになっています。なんと冬は室内の熱の48%が窓から外に逃げ、夏は熱の71%が窓から侵入してくるのだとか。高気密高断熱の住宅ではこうした複層ガラスは標準装備ですが、一般の住宅に取り入れるだけでもかなりの省エネ効果が期待できます。エコの観点からは大いに普及していただきたいものです。

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でもアルミ高騰の影響が心配です
ただ、サッシ業界ではこのところアルミの原料の高騰に苦しみ、価格の引き上げが起こっているのが気がかりな点。ただでさえ高価な複層ガラスがさらに値上げということになれば、普及にブレーキがかかるのは避けられないでしょう。そこで「複層ガラスの窓枠は木製に」という北欧同様の流れが、日本でも起こる可能性は高いでしょうね。いっそ、窓枠は現場で手作りやセミオーダーで作れるように、複層ガラスのみの部材を販売してくれないか、などとも思います。
そうそう、うっかりしていました。樹脂サッシを忘れてました。いっそガラス面も樹脂(ポリカーボネートとか)にすれば、大地震のときにも割れる心配が無く、もちろん省エネ性能も高くなるはずです。

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ガラス戸と組み合わせることで防音性は二重サッシと同等の効果に!!遮音・遮光性に優れた防音...

窓は太陽電池パネルに進化中
窓ガラスの技術革新は遮熱・断熱性能に留まりません。太陽電池の薄膜化技術が進み、窓ガラスで発電する時代がすぐそこまでやってきています。シャープが製品化したシースルー・タイプのアモルファス太陽電池モジュールは、太陽光の明るさの10%を室内に取り込めます。昼間は太陽電池で発電しながら、太陽光で採光でき、夜間はLEDで照明するシステムです。これが住宅設備として普及すると、4面の壁と屋根の大半を「複層ガラス化したシースルー太陽電池」で覆った「ソーラーキューブ(私の命名です)」というような発電能力の高い住宅が誕生するはずです。LEDを4色組み合わせて制御すれば、壁全面、あるいは4面サラウンドのLEDテレビにすることもできるかも知れませんね。

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産総研のシースルー度は50%
産業総合研究所が試作に成功したシースルー太陽電池は、さらに透過率が高く、可視光のおよそ50%、赤外線に対してはさらに高い70%以上というもの。しかも、発電は人体に有害な紫外線を利用して行うという画期的な太陽電池なのです。オゾン層の破壊で紫外線の脅威が増している現在、紫外線をカットできる太陽電池というのは魅力的ですね。ただし、太陽電池の発電効率は未測定で、将来的に3%を見込んでいるというレベルなので、実用化はまだまだ5年以上先でしょう。

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窓ガラスは多機能化が進み、エネルギー源や家電に進化する日が見えてきました。素材もガラスから樹脂、植物由来のバイオ樹脂へと進化することでしょう。樹脂混合ガラスなども出てきそうです。

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東京ガスの燃料電池について

先日、都内武蔵野市吉祥寺の高級分譲地を見学してきました。積水ハウスの物件で、プライベートガーデンの充実振りと、建売住宅に東京ガスの燃料電池「ライフエル」をあらかじめ設置している点に注目しました。現地で東京ガスの営業担当にも話を聞く機会があったので、日頃の疑問をぶつけてみました。その内容をご紹介しましょう。

ガスエンジン「エコウィル」は20万台の実績
東京ガスの家庭用エネルギー源には、ガスエンジンの「エコウィル」と天然ガス改質の燃料電池「ライフエル」の2種類があります。「エコウィル」はすでに発売開始より10年、20万台の実績を持っています。価格は約87万円。建売住宅の場合は、標準装備のガス給湯器をこれに交換すると、差額の50万円程度で導入することができるそうです。
ちなみに「エコウィル」の発電効率は18%(発電所による電力供給システムは37%)。59%が給湯に使われますから、給湯がメインでついでに少々発電もできると考えたほうが正しいでしょう。一方の「ライフエル」は33%と発電所並みの発電効率を持っていますから(給湯は45%)、発電と給湯のバランスを取って省エネを図るには、より適しているともいえそうです。

燃料電池「ライフエル」は2008年市販開始
メタンガスから水素を取り出す燃料電池「ライフエル」は今年からリース契約がスタート。利用希望者は東京ガスと期間10年・一括100万円の契約を結びます。家庭用燃料電池は現在はすべて手作りで非常に高価。しかも改質機の寿命が3年程度と短く(担当は「燃料電池の寿命が3年までしか確認できていない」といっていました)、現状では市販は難しいため、リースの形でスタートしたとのことです。ちなみに1台当たり600万円の政府補助金が出ているそうです。
現在もコストダウンと耐久性向上の技術開発は急ピッチで進行中で、2008年には市販を開始する予定。京都議定書のスケジュールに合わせるということですね。気になる価格は「エコウィル」と同等以下の60万円~70万円程度を予定しているそうです。
ですから今年リース契約を結ぶと、寿命が来る3年目の2008年には、市販を開始する新機種と交換される可能性が高いでしょう。契約条件もこの時点で見直されることになるはずです。

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ライフスタイルに合わせて運転
燃料電池「ライフエル」の発電出力1kwとはどういう意味かも疑問だったので、確認してみました。基本的には上限1kwで運転するという意味だそうです。実際は300w~1kwの間で、利用者のライフスタイルに合わせて、もっとも省エネなパターンで運転することになります。ポイントはお湯を余らせないこと。

貯湯タンクの容量は必要最小限
「エコウィル」も「ライフエル」も性能は給湯能力を基本に設定されています。お湯を余らせないことが大前提。その範囲で発電し、足りない分は電力会社から購入するという考え方です。「エコウィル」の給湯温度はメーカーによって違い約70℃と75℃。3時間の運転で150ℓ・137ℓの貯湯タンクが満タンになり、満タンになった時点で運転がストップします。40℃前後に換算すると360ℓ程度。通常の家庭用湯船が200ℓですから、シャワーやキッチンでの消費を合わせるとちょうど使いきれる程度の量にタンク容量が定められているのです。足りない分は内臓の給湯器で作ります。
「ライフエル」は給湯温度が約60℃と低いため、貯湯タンクの容量は200ℓと大きくなります。満タンになるまでに必要な運転時間は約7時間ということです。

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太陽光発電との組み合わせは?
足りない電力は従来通り電力会社から購入するわけですが、太陽光発電と組み合わせて利用すると、売電することができます。これが認められているのは現在のところ「エコウィル」のみで「ライフエル」は認められていません。しかし、この点も今年中には法改正されて、解禁になる見込みだということでした。そうなると「ライフエル」の経済性はさらに向上する余地が出てきます。

経済性の比較は初期費用の按分から
両者の経済性を比較するには、まず耐用年数を元に設備投資などの初期費用を年当たりで按分しなければいけません。建売に導入する場合、「エコウィル」は一般給湯器との差額分50万円÷10年(仮に。もっと長くなる可能性大)=年5万円に対し、「ライフエル」は(リース契約料100万円-一般給湯器30万円)÷10年=年7万円ですから、はじめから2万円の差が付いています。
料金プランでは「エコウィル」に適用される「発電エコぷらん」は一般料金の6%割引ですが、割引額の上限は1ヶ月4000円まで。「ライフエル」の「家庭用燃料電池契約」は一般料金の3%割引ですが、さらに月額料金の上限が9500円と定められていますから、使い方によっては逆転する可能性もあります。

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著者:藤原 正彦
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月平均86m3使用でライフエルが優位
ちなみに我が家の場合を参考に月のガス使用量を60m3として比較すると、
一般料金  基本料金1083.60円+60m3×118.11円=8170.2円。
エコウィル 8170.2円×6%=490.2円が割引で7679.98円
ライフエル 8170.2円×3%=245.1円が割引で7925.09円
ということになり、もっとガスを使わないと大してお得にはならないことが分かります。
ならば100m3で換算してみましょう。
一般料金  基本料金1365.00円+100m3×114.68円=12833円
エコウィル 12833円×6%=769.98円が割引で12063.02円
ライフエル 9500円
という結果で、月額料金では「ライフエル」が約2500円安くなりました。
ちなみに月平均約86m3以上使用すると、「ライフエル」は初期投資の年按分の差額2万円を吸収できる計算です。

以上は単純にガス料金のみのお得度比較で、発電については無視しています。発電効率は18%対33%ですから、「ライフエル」のほうが2倍近く効率的です。CO2排出量も29%削減対45%削減で「ライフエル」のほうに軍配が上がります。

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急速に進化する太陽光発電1

自然エネルギーの代表「太陽光発電」はいま、原料シリコンの不足が引き金になり、大きな変換期を迎えています。セル厚はより薄く200マイクロメートル以下へ。球状シリコンやハイブリットセル、非シリコンセルも登場し、めまぐるしく進化を続けてきているのです。

表裏両面で発電する日立の太陽電池
今日の新聞に、日立製作所が両面受光型太陽電池の新製品を発表、と出ていました。表面が15%台、裏面が12~13%の発電効率で、垂直に立てて設置した場合の総合効率はなんと27%弱にもなるそうです。セルは高性能だが高価な単結晶タイプですが、今年中に200マイクロメートル以下のセル厚を実現する予定とか。
日立は2002年に世界で初めて両面受光型太陽電池を商品化しています。今回の新製品は、独自に開発した透明性と耐久性が高い樹脂を反射防止膜に採用し、従来品よりそれぞれ2~3%高い発電効率を実現したもの。高価な単結晶型だとしても27%はすごいです。

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原料シリコン不足で薄膜化が急ピッチ
いまヨーロッパではドイツを中心に太陽電池需要が沸騰していて、原料シリコンが不足、急騰する事態が起こっているそうです。世界のトップメーカーであるシャープでも、シリコンの充足率はギリギリということで、シェア第2位の京セラとともにセル厚180マイクロメートルを目指している状況。他社は200マイクロメートルを切るところを目標にしています。しかし薄くすると発電効率が下がるという点がネックとか。

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シリコンガスを吹き付けるアモルファス電池
シリコンを節約するために考え出された薄膜化技術の代表がアモルファス太陽電池です。シリコンインゴットをスライスしてウエハを作るのではなく、ガス状シリコンをガラスや金属の基板上に蒸着します。実用的なモジュールの発電効率は製造コストの高い順に、単結晶系が12~16%、多結晶系が10~14%ですが、アモルファス系は6~9%に留まっています。ちなみに電卓に使われているのはアモルファス太陽電池。2004年に富士電機グループがフィルムを基板にした製品を発売して用途は広がり、現在は屋根材一体型のアモルファス電池も製品化されています。

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著者:春日 武彦
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結晶系とアモルファス系のハイブリッド
結晶系シリコンとアモルファスシリコンを組み合わせたハイブリッド太陽電池も実用化しています。長波長の光で発電する多結晶シリコンの上に短波長の光で発電するアモルファスシリコンを重ねることで両者の弱点を補い、12%の発電効率を達成したメーカーや、結晶系シリコンをアモルファス系シリコンでサンドイッチし、量産レベルで19.5%の発電効率を達成したメーカーも出ています。

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結晶ではなくシリコンを球状に印刷する
別のアプローチでシリコンを節約したのが「球状シリコン太陽電池」。直径1ミリメートル程度の球状にしたシリコンを基板上に並べたもので、インゴットから切り出すタイプより製造工程でロスがない分、原料の節約ができます。ただし球状にすると光が当たらない影の部分ができるため発電効率が下がります。それを補うために球状シリコンを並べる密度を高めると、節約効果が減り、さらに隣接する球の影で光が遮られるという問題も出てきます。

集光すれば発電効率はさらに上がる
この問題を解決したのが「集光型球状シリコン太陽電池」です。6角形の反射板の中央に球状シリコンを配置して、光を球の裏側にもあてて発電効率を高める方法で、開発したグリーンベンチャー21によればセルの効率で結晶型と同等の11.7%、シリコン使用量は1/5にできるとか。これは今年から生産開始の予定です。

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次回はシリコンを使わない色素増感型やCIS型などの動向です。


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地球温暖化防止ビジネス3

昨年の世界の平均気温は観測史上2番目
気象庁の発表によると、2005年の世界の平均気温は平年より0・32℃高く、1891年に統計を取り始めて以来、1998年に次ぐ2番目の高かさだったとか。特に高かったのはシベリアや北欧。ロシアのタルコサレでは平年より3・2℃高かったそうです。平均気温が3・2℃違えば温帯気候になるのではないでしょうか。これは深刻な問題です。

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シベリアのメタンガスが温暖化をさらに進行
シベリアでは、すでに温暖化の影響で、「永久凍土の融解」と「森林火災の多発」という危険な事態が始まっています。冷凍マンモスの相次ぐ発見もその一環でしょう。これによって、森林が減少し、永久凍土が固定している真水が流失することも、海面上昇や気象の暴走などに大きな影響を及ぼしますが、CO2以上の温室効果ガス、メタンの放出がさらに危険です。メタンは永久凍土の中にシャーベット状のメタンハイドレードとして、大量に固定されています。永久凍土の中のメタン放出が止まらなくなれば、京都議定書の目標が達成されようがされまいが、温暖化に歯止めをかけることはできなくなりますからね。

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メタンはCO2の21倍の温室効果
メタンの温室効果は京都議定書の枠組みでもCO2の21倍とされています。ということは、1トンのメタンを同量のCO2に置き換えて排出すれば、20トンのCO2を削減したとカウントされることになります。温暖化防止ビジネスでは、こうした「CO2への置換」がメインの手法になる気配が濃厚です。先日、Jパワーが発表した「クリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクト」がその魁です。

ゴミ処分場が事業対象
Jパワーのプロジェクトは、ブラジル・サンパウロ市郊外のカイエスラス・ゴミ処分場が放出しているメタンガスを回収し、燃焼させてCO2として排出するというものです。実際に何トンのメタンを回収し燃やして、何トンのCO2を排出するのかは新聞記事では明らかではありませんが、2006年から12年の7年間で282万トンのCO2排出権クレジットを獲得し、その権利は自社でのCO2削減の取り組みに活用する予定だそうです。CO2排出権1トンあたりの相場はおよそ10ドルになるといわれていますので、2820万ドル。日本円で33億円から34億円のプロジェクトということができます。

BRAZIL―DUNE TRAVELLER〈Vol.1〉 Book BRAZIL―DUNE TRAVELLER〈Vol.1〉

著者:DUNE編集部
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スモーキーマウンテンが宝の山に
Jパワーのプロジェクトの概要を平たく言えば、ゴミの山の地下で発生し、ガス抜きパイプで大気中に放出していたメタンを、パイプをラインで結んで回収し、燃やすという単純なもの。設備投資もそれほど多額にはならず、どこでも展開できる事業といってもいいでしょう。日本国内でもやれるはずです。
フィリピン・マニラ市の北に広がる、東洋最大のスラム「スモーキーマウンテン」などは宝の山といってもいいんじゃないですか?ここには3000世帯2万1000人が住み、ゴミを拾って売る厳しい暮らしを強いられているそうですが、排出権クレジットの権利の一部を彼らのものと認め、その市場取引分で生活改善を図るというビジネスプランも成り立つのではないでしょうか。国民からの返す当てのない借金を垂れ流すODAより、よほどスマートだと思うのですが…。

Book 『ゴミと宝石』フィリピン、スモーキーマウンテンの子供たち

販売元:第三書館
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YUJI ODA CONCERT FILM 2003 “COLORS”/2001 “今、ここに僕はいる”“U-kai” DVD YUJI ODA CONCERT FILM 2003 “COLORS”/2001 “今、ここに僕はいる”“U-kai”

販売元:ユニバーサル・シグマ
発売日:2005/06/29
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ODAをどう変えればいいのか Book ODAをどう変えればいいのか

著者:藤村 泰,長瀬 理英
販売元:コモンズ
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住宅用エネルギーのエコ度比較2

燃料電池は電池ではありません
昨日の続きですが、まず燃料電池について整理しておきましょう。
Fuel Cell(フエル・セル)を訳して燃料電池となったわけですが、実は電池ではありません。水素と酸素を結合させて電気を作る発電システムです。ガソリンエンジンなどとは違い、発電の過程そのものでは炭素を含む燃料を燃やさないので、CO2を発生しないシステムと思われることもありますが、現在主流のシステムではこの点も少々異なります。

火力発電の6~7割のCO2を排出
昨年から市場に投入されだした住宅用の燃料電池システムは、天然ガスやLPガス、灯油など炭素を含む化石燃料から水素を取り出しますが、水素を取り出す「改質」という工程で、燃料は700℃の水蒸気と混合され、水素とCOのガスになります。CO(一酸化炭素)は電極を劣化させるため、さらに水蒸気を加えてより安定したCO2にして放出します。ですから、巨大火力発電所の6割~7割ですが、CO2は出るのです。ちなみにNOx(窒素酸化物)やSOx(硫黄酸化物)はほとんど出ません。

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総合効率は最大80%程度
燃料電池の発電効率は巨大発電所並みの30%台ですが、水素と酸素が反応する際の廃熱を給湯や暖房に利用できるため、総合的なエネルギー効率は70~80%程度に高められるといわれています。約50%を占めるお湯をいかに完璧に利用しつくすかが、住宅用燃料電池を利用する際のポイントです。

燃料電池だけでは不経済
家庭で必要な電力をすべて自家発電すると、利用しきれない熱量が増え、エコ度は下がります。そのため各社は60%程度を発電し、不足分は買電するというプランで、出力1kw/h弱の商品を市場投入しています。ビデオデッキや冷蔵庫など、常時一定の電力を消費する電化製品の待機電力分は買電し、テレビを見たり電灯をつけたりという利用時の電力を発電でまかなうのが基本的な考え方でしょうか。

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お湯をいかに有効活用するかがエコのカギ
「エネオス・エコ」では、貯湯タンクに約60℃のお湯が200ℓまで貯められます。これはお風呂やキッチンなど人の肌に触れる際の40℃にすると約360ℓ相当になり、家庭での需要は十分にまかなえるそうです。燃料電池は水素を取り出す改質の際にも水を使いますから、水道料金は従来よりも高くなる可能性があります。というより高くなるでしょう。この発電の副産物を上手に活かせなければ、燃料電池はエコロジカルではあってもエコノミカルにはなりません。寒冷地では冬の暖房や融雪に利用すれば十分エコノミカルですが、温暖な地方ではキッチンやトイレなど、浴室以外の水周りでどう使ってゆくかがカギですね。

CO2も有効活用して捨てない!
単純に、お湯を沸すエネルギーは節約できますが、それだけでは足りない気がします。60℃のお湯をそのまま食器洗浄機や洗濯機に使って洗浄力を高めたり、各種暖房に使った後で浴槽へ入れる、場合によってはさらにトイレの水に再利用するなど、総合的な有効活用が課題です。ひとつ私にもアイデアがあるんですが、排出しているCO2を貯湯タンクに引き込んで、炭酸温水にしてもらえないでしょうか。そうすると、以下の効果が期待できます。
①風呂水の保温効果が高まる
②炭酸水は食欲増進などの健康効果が期待できるし、体内に取り込める
③食洗器や洗濯機に炭酸温水を使うと洗浄力がアップし、洗剤を使用を減らせる
炭酸温泉の近くに住んでいる方たちに取材すれば、効用はもっとでてくるでしょう。メーカーさんどうですか?

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ガスは車のクリーン燃料でもある
住宅用燃料電池で使う天然ガスやLPGガスは、自家用車にも使えるクリーンで安い燃料です。その経済性からタクシーに広く使われていますが、専用の充填機を設置すれば自宅でも充填することができるのです。CNG車(圧縮天然ガス車)やLPG車(液化天然ガス車)はガソリン車より高額ですが、燃料としては埋蔵量も豊富で、価格もガソリンよりはるかに安価。何より排ガスがクリーンです。

助成を手厚くすれば一気に普及?
ガス車の購入には補助金もありますが、普及するにはもっと手厚い補助や税の優遇が望まれるところです。余談ですが、原発関連の莫大な予算の1/10でもこれに回せば、ガソリン車と同じ価格で手に入れられるようにでき、一気に価格も下がるはずです。CO2削減とともに景気対策にもなり、一石二鳥だと思うのですが、いかがでしょう。

燃料電池とソーラーの相性はグッド!
住宅用燃料電池はソーラー発電との組み合わせがお奨めです。昼間の電力をソーラー発電で補い、余剰分を売電すると、電気料金をほとんどゼロにできます。現行の電気事業法では燃料電池だけでは売電できず、停電の時に発電することもできません。震災時を想定して、おそらく法改正されるとは思いますが…。

震災対策としてはソーラー発電
住宅用燃料電池は「改質」に水が必要です。震災で水道が破断し、上水道がストップすれば発電することはできません。が、ソーラー発電とセットなら昼間は必要最低限の電力が確保できます。震災に備えるならソーラー発電は欠かせません。燃料電池とセットで設置すれば、ほとんどゼロに近い維持費でもしもの時に備えることができます。

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PS:ジーコジャパン、6-1で勝ちましたね。まあ前半は歯痒かったですけど。佐藤と長谷部、そして久保の活躍が収穫でした。巻も期待できそうです。左バックはサントスよりは村井のほうがわくわくさせてくれますね。右の加持も今日は落第点です。

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住宅用エネルギーのエコ度比較1

どれがエコロジカルでエコノミーなのか
電気、ガスといった住宅用エネルギーシステムの省エネ化、エコ化が進んでいます。「オール電化住宅」、ガスエンジン発電の「エコウィル」、LPガスや灯油改質の燃料電池「エネオス・エコ」といった商品名を最近よく耳にすると思います。これらの次世代住宅用エネルギーシステムは実用化が進み、エネルギー業界の勢力図を塗り替える激しいシェア争い目前の段階まで来ています。

どのシステムも「環境に優しい、安心安全、お財布にも優しい」と一様にアピールしていますが、実際にはどのシステムがエコノミカルで、エコロジカルなのでしょうか。利便性や将来の発展性も含めて、比較検討してみましょう。

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エネルギーを選べる時代
まずは住宅用エネルギーの現状整理。家庭でエネルギーを消費する用途には、大きく分けて「電化製品、冷暖房、調理、給湯、乗用車」の5つがありますね。少し前までは電化製品には主に電力会社からの電気、調理や給湯にはガス会社からのガス、乗用車には石油会社のガソリン、のように各用途向けのエネルギーや燃料は、それぞれ独占的に供給する企業から購入しなくてはいけませんでした。

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が、今は違います。太陽電池などで作った電力を電力会社へ売電できるようになりましたし、オール電化住宅のような省エネ効率の高いシステムも登場。さらに住宅用のガスエンジンや燃料電池が登場して「自家発電」がより実用的になりました。選択肢が増え、どんな組み合わせでエネルギーを作り、どう使うのかというシステムの中身を消費者が選べる時代なのです。その主な組み合わせと使い方は以下の通り。それぞれの組み合わせの特徴を見ていきましょう。

●住宅用エネルギーシステムの組み合わせと使い方
①オール電化住宅=全面的に買電、売電不可、給湯可、電気自動車に充電可
②オール電化住宅+ソーラー発電=夜間は主に買電、売電可、給湯可、電気自動車に充電可
③天然ガスエンジン発電「エコウィル」=買電は必要、売電は困難、給湯可、CNG車に充填可
④天然ガスエンジン発電「エコウィル」+ソーラー発電=夜間は主に買電、売電可、給湯可、CNG車に充填可
⑤天然ガス燃料電池「ライフエル」=買電は必要、売電は現状不可、給湯可、CNG車に充填可
⑥天然ガス燃料電池「ライフエル」+ソーラー発電=夜間は主に買電、売電は現状不可、給湯可、CNG車に充填可
⑦LPG燃料電池「エネオス・エコLP-1」=買電は必要、売電は困難、給湯可、LPG車に充填可
⑧LPG燃料電池「エネオス・エコLP-1」+ソーラー発電=夜間は主に買電、売電可、給湯可、LPG車に充填可
⑨灯油燃料電池「エネオス・エコボーイ」=買電は必要、売電は困難、給湯可、車への充填不可
⑩灯油燃料電池「エネオス・エコボーイ」+ソーラー発電=夜間は主に買電、売電は困難、給湯可、車への充填不可

夜間割引電力を活用するオール電化住宅
現在もっとも普及が進んでいる「オール電化住宅」は、巨大発電所で作った電力を消費する点は従来どおり。発電所での約60%の廃熱ロス、送電中の約5%の電力ロスは変わりません。エコロジーといえるのはヒートポンプ式省エネ給湯器の「エコキュート」で給湯・暖房した場合と、ソーラー発電をシステムに組み込んだ場合です。割引料金プランが適用になる点もエコノミーです。

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光熱費ゼロ住宅も登場
ソーラー発電で作った電力は売電できるので、昼間留守がちな家庭や別荘などでは毎月の電気代がゼロ、もしくは逆に収入になるケースがあります。高気密工断熱の住宅にソーラー発電とオール電化システムを採り入れた光熱費ゼロ住宅も登場しています。さらに自家用車を電気自動車にすると、夜間の割引料金を利用して、ガソリン代よりも安く利用することもできます。

but電力の割引は永遠ではないかも
不安点は夜間割引料金がいつまで続くか分からないところ。すでに大工場レベルでは超伝導による「電気の貯蔵タンク」が実現していて、今後、地域社会にも応用してゆくと発表されているからです。貯蔵ができれば夜間に安く売らなくても、昼間の電力需要の多いときに高い料金で販売できます。もしも割引料金が廃止されれば、「オール電化住宅」のエコノミー度は間違いなく下がります。

ガスエンジンと燃料電池についてはまた明日。

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地球温暖化防止ビジネス2

排出権買い取りのための法改正と予算化が進む
新日石がベトナムの油田の副産物ガスを有効活用し、10年間で680万トン分のCO2排出権を獲得する話の続きです。
「クリーン開発メカニズム」に基づくプロジェクトは、新日石のものだけではありません。先週の8日には豊田通商と東京電力が、タイでタピオカでんぷんの製造で発生するメタンガスをボイラー燃料用に供給するプロジェクトへの出資を発表しました。06年から2012年までの6年間でCO2に換算して約60万トンの排出権獲得を見込むもので、両国政府の承認を得た上で国連へ登録申請を行っていくそうです。

6年間で60万トンですから、1年単位の事業規模は新日石の約7分の1ですが、食料関係のバイオガスを対象にしたプロジェクトなので、裾野の広がりは石油に劣らない広大なものがありそうです。食品加工に使うエネルギーをオンサイトで確保するスタイルなら、化石燃料とのコスト比較の問題はなく、しかも排出権が得られるわけですから、一石二鳥といってもよさそう。今後もこうしたプロジェクトが増えてきそうです。

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排出権取引の活性化に政府も動き出す
各種民間プロジェクトのスタートにあわせて、政府も動き始めています。経済産業省と環境省は、温室効果ガスの排出権を国際的に取引する「クリーン開発メカニズム」を活用するため、法改正と予算化を行うと発表しました。独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」が排出削減事業を新規に開拓したり、民間のプロジェクトを買い取ったりできるように法改正して、排出権の取得業務を委託。その費用の一部として、来年度予算に54億円を計上するというものです。

新日石のような巨大プロジェクトなら単独で取引の対象になりますが、小規模な排出権はおそらく販売が難しい面があるでしょう。そこでNEDOがいったん買い取り、量をまとめて有効に活用しようという主旨でしょう。当然、商社や金融機関もこうしたビジネスモデルは検討していることと思います。将来的に排出権専門の取引市場が動き出す、といった状況になるのではないでしょうか。

さらにいえば、太陽光発電や家庭用燃料電池、ハイブリッド車などを導入した個人の排出権が議論されることがあってもおかしくはありません。環境税という負担増の考え方ではなく、利益を生み出せる方向性ならエコプロダクトの普及は急速に進むのではないでしょうか。

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地球温暖化防止ビジネス1

新日石がベトナム油田で世界最大の排出権取得
今日はエコ関係の話題です。
低硫ガソリン「エネオス・ヴィーゴ」でお馴染みの新日本石油は、地球温暖化の原因物質のひとつ、CO2の削減ビジネスに積極的な注目企業です。今回、ベトナムの油田で原油採掘時に発生するガスを発電に有効活用し、京都議定書で認められた「クリーン開発メカニズム(CDM)」によって、年間68万トンのCO2排出権を獲得するそうです。

原油採掘時の副産物である可燃性ガスは、これまではほとんどが無駄に燃焼処理されてきました。高いやぐらの先端で炎が燃えている映像を見たことがあると思います。新日石はこのガスをパイプラインで内陸の発電所に送り、燃料として有効活用することで年間68万トンのCO2を削減するのです。これまで発電に使われていた化石燃料に置き換えると、年間68万トンのCO2が節約できるということです。

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削減分はクレジットとして受け取れる
CDMは、先進国の企業が途上国への資金援助や技術支援などで温暖化ガスを削減すると、その削減分をCERというクレジットとして受け取れる仕組みです。受け取ったCERは自国の削減目標達成に用いたり、削減目標を達成できない国や企業に売却できます。技術や資金を持った多くの企業がこの排出権ビジネスに参加することで、途上国の温暖化ガス排出量が抑えられるわけです。

年間68万トン分のCERはプロジェクト単位で世界最大とのことですが、金額的には現在いくらに相当するのでしょうか。詳しい方がいらしたらぜひお教えください。しかも、最低でもプロジェクトが稼動した2001年から2010年まで、10年分の排出量680万トン分のCERを受け取ることができる見通しだそうで(ガス自体の売却益は別?)、新日石としては経営的な意義も大きいですよね。

ちなみに原油採掘時のガスについては、そのまま地中に返すという手法も普及してきました。油田の内圧が高まるので噴出量が多くなるという効果があるそうです。

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